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クレジットカードの認知度って、ほぼ100%。言うなれば誰でもクレジットカードという存在を知っているはずです。でも現状はというと、クレジットカードのことをあまりよく分からないで使っている…という方も多いですよね。
そこで今回のクレジットカードDAYsでは、初歩の初歩の内容ではありますが、クレジットカードを持ったら絶対にしてはいけないことをまとめてみました。そんなこと知ってるよ!という内容が多いかもしれませんが、復習のためにも是非、見なおしてみてくださいね。
1.クレジットカード裏面に署名をせずに持ち歩く:
新しく届いたクレジットカードの裏面に自分のサインをせず、そのクレジットカードを持ち歩いたことがある…なんて経験がある方は、全体の30~40%はいると思います。更に現在もサイン欄が空欄のままでクレジットカードを持ち歩いているよ~なんて方もきっと4~5%はいるはず。
でもこれ、実はかなり危ない行為です。というのも、クレジットカード裏面にサインがない状態でもし、あなたがそのクレジットカードを無くしてしまった場合には、盗難保険の対象外となってしまうため(盗難保険の詳しい説明はコチラ)。
詳しく説明しましょう。
まず裏面に署名をした状態でクレジットカードを持ち歩いていた場合には、紛失時にも盗難保険がその損失を補償してくれます。例え、誰かに10万円使われようが、50万円使われようが…です(盗難保険適用には諸条件がありますので詳しくはクレジットカード会社に問い合わせください)。
しかし、裏面にサインがない状態でクレジットカードを落としてしまい、そのクレジットカードが悪意のある第三者に悪用されてしまったら…残念ながらその損失はあなたの責任となります。
使われた金額が数千円程度であればそれほど痛くないかもしれませんが、10万円、100万円と使われてしまったら目も当てられません。裏面にちゃんと自分の筆跡でサインをしておいたかどうかだけで、保険が適用となるのですから、是非、クレジットカードが届いたらすぐにでもサインをするようにしてくださいね。
2.自分のクレジットカードを誰かに使わせる:
自分のクレジットカードを誰かに使わせる…こうやって書くと、『私は絶対にそんな怖いことはしない!』と思う方のほうが多いはずです。
しかし現実にはというと、家族で買い物をしている時に夫や妻に『このクレジットカードで支払いしておいて』とカードを渡したことがある方は多いはず。しかも人によってはサインまで貸した相手に代筆させる人がいます。
これも危ない行為です。こちらもクレジットカード裏面にサインをしない場合と同様に、盗難保険の対象外となってしまうため、万が一、誰かに自分のクレジットカードを貸して落とされてしまったりした場合に、その損失を補償してくれなくなります。
更に代筆まで誰かにやらせている場合には、その購入自体にも問題が生じる場合も。クレジットカードを使ってなにかモノを購入すると、ショッピング保険(買った商品が壊れた場合などに補償してくれる)が適用となる場合がありますが、自分以外の誰かが購入した場合にはコチラも適用外になる可能性があるためです。
家族だからといってクレジットカードを貸し借りせずに、家族に自分のクレジットカードを使わせる場合には家族カードをきちんと作成した上で、使わせるようにしてみてくださいね(家族カードの詳細はコチラ)。
3.クレジットカード現金化を利用する:
最近、街を歩けば必ず見つけることが出来る『クレジットカード現金化』。クレジットカードのキャッシング枠ではなくショッピング枠を使うことによって気軽にお金を手に入れることが出来るサービスのことです。
このクレジットカード現金化は違法かどうか?というと、法律に逃げ道があるため一概には違法と断定することは出来ません。しかしクレジットカード会社の利用規約には違反する行為であるというのは間違いありません(クレジットカード現金化の落とし穴を参照)。
クレジットカード現金化を利用すると一括弁済(利用残高を一括で払えと言われる)を求められたり、自己破産をする場合に現金化で作った借金は帳消しに出来ないケースがあったりと、良いことは一つもありません。また、利用するだけで10%以上もの手数料を抜かれるということは、1年間の金利として考えると少なくとも3650%以上もの利息が発生しているのと同じ。消費者金融で1年借りっぱなしにしたって、20%しか金利が付かないわけですから、どちらがより賢いお金の調達の仕方かはおわかりいただけるかと思います。
気軽にお金が手に入ると思わずに、絶対にクレジットカード現金化は利用しないようにしましょう。
4.クレジットカードの利用代金の支払いが遅れる:
電気代やガス代、水道代のような公共料金の支払いの感覚で言うと、クレジットカードの支払いについても2~3日、遅れてしまっても全く問題ないように思いますよね。携帯電話のようにいきなり電話が止められるわけでもなく、ちょっとした催促の電話がかかってくるくらいなので、数日くらい遅れてもまぁいいかと思っている方も多いと思います。
しかし、断言しますがクレジットカードの支払いは、公共料金のそれとは全く異なるものなので、絶対に遅れないようにしてください。
理由としてはクレジットカードや消費者金融の利用歴というのは、個人信用情報という名前で記録・管理されているため。専門の情報センターがあり、あなたの返済履歴などはその情報センターにきちんと記録されてしまっているのです。
そのため、常日頃から返済日が遅れてしまっている方の信用力はもうひどいものです。言うなれば『お金を貸してもきちんと返してくれない信用できない人物』として記録されているので、過去に返済遅れなどを起こしてしまっている方は、もう新しいクレジットカードを作ろうにもなかなか作れなくなっていますし、車のオートローンや住宅ローンなどはまず間違いなく借りられないことでしょう。
結果、クレジットカードの返済がちょっと遅れ続けただけで、あなたの人生計画が大きく狂ってしまうことになります。クレジットカードを持ったら絶対に返済だけは遅れないように気をつけてくださいね。
尚、返済遅れの情報は最短で3年、最長で7年程度しか記録されませんので、心を入れ替えれば今からでも信用力を取り戻すことが可能です。ご安心ください(^^)
その他、やってはいけないことを箇条書き:
その他にクレジットカードを持ったらやってはいけないことを箇条書きにしていきます。すごく当たり前のことも含まれていますが、是非、読んでみてください。
5.暗証番号を他人に教える
家族といえども暗証番号は他人に教えてはいけないことになっています。どんな場合でも絶対に教えないようにしてください。また、忘れないようにクレジットカードに小さく暗証番号を記入しておくなどはもちろん論外です。
6.暗証番号をわかりやすい番号にする
誕生日などのわかりやすい番号に設定しておくと、万が一、第三者に不正利用された際に保険が適用にならない場合があります。誕生日に設定にするにしても、親や兄弟の誕生日にするなど、出来る限りわかりにくい番号にしておいてください。
7.仕組みがわからないままリボ払いを利用する
その仕組みがわからないままにリボ払いを使うことは、自己破産街道まっしぐらです(-_-;)。リボ払いは賢く使えば家計を助ける有効な手段になりえますが、無計画に利用すればその先に待っているのは返済地獄だけですね。
8.自分のクレジットカード番号を誰かに教える
クレジットカードは番号と有効期限さえあれば利用できてしまうため、他人に自分のクレジットカード番号をどんな場合でも教えないようにしてください。写真を撮影してインターネット上に掲載するなども言語道断です。
オマケ:キャバクラを含め、風俗店などの怪しいお店での利用
これは出来る限り使わないほうが良いというだけですが、スキミング詐欺や二重決済など、二次被害に合う可能性が大きいので怪しいお店では出来る限りクレジットカードを利用しないようにしてください。また、それらの店ではクレジットカードの利用手数料を上乗せした金額で請求される場合も多いです(現金払いよりも高くつく)。
クレジットカードは便利なものだけど:
クレジットカードはご存知のように使えば使うほどポイントが貯まったり、特定日に割引サービスを受けられたりと、今や生活にかかせないツールになりつつあります。
しかし、言うまでもなく使い方を間違うと、人生すらも狂わせてしまう可能性があるのがクレジットカード。今回あげさせていただいた絶対にやってはいけないものも含め、しっかりとした知識を持って使うようにしてみてください。
使い方さえ間違わなければ、クレジットカードほど安全で便利なものはありませんよ(^^)