大阪都構想:総務相、協定書の過程批判

毎日新聞 2014年08月05日 13時45分(最終更新 08月05日 13時49分)

新藤義孝総務相=国会内で2014年3月12日、藤井太郎撮影
新藤義孝総務相=国会内で2014年3月12日、藤井太郎撮影

 新藤義孝総務相は5日午前の記者会見で、大阪維新の会(代表・橋下徹大阪市長)が法定協議会で単独で決定した大阪都構想の協定書について、「プロセスが正常とは言えない」と批判した。総務相は今後、協定書に意見するが、新藤総務相は「住民の声を丁寧に受け止め、民主主義のルールを重視して進めてほしい」と注文をつけた。

 この日、公明、自民の大阪府、市議団幹部らが総務省で新藤総務相と面談。協定書は無効とする市議会の決議文を手渡すなどした。新藤総務相は「決議は重いもので、慎重に判断したい。議会と行政(首長)でよく話し合ってほしい」などと話したという。【竹島一登、茶谷亮】

最新写真特集