慰安婦問題:朝日記事巡る自民・石破幹事長の一問一答
毎日新聞 2014年08月05日 22時00分(最終更新 08月06日 00時37分)
石破氏 (検証記事は)まだ続きがあるんでしょう。読んでみなければ判断できません。ただ、どうして社会の木鐸(ぼくたく)、社会の公器たる新聞が十分な裏づけも取れないままこういうことをやったのか、疑問が氷解したわけではない。
−−議会で明らかにすべきなのは、朝日新聞の報道がなぜこうなったかということか。
石破氏 私がすべきだといっているのではなくて、議会のことですから、(自民党)会派の責任者たる私が一存で決めるわけには参りません。これから、我が党のそれぞれの現場の担当者がどのように判断するかということにかかっているので、私としてすべきだと申し上げているのではない。しかし、これだけ多くの国民、日本だけではない、そういう人たちがこの報道を前提にいろんな議論をしてきた。それによって怒りや悲しみや苦しみが生じている。なぜこういう経緯になったのかということは、この取り消された報道に基づいて生じた関係の悪化、怒りや悲しみや苦しみ、それを氷解させるのに必要なことであれば、議会がその責任を果たすことはあり得るということだ。