[PR]

 5日午後8時30分ごろ、青森県弘前市北瓦ケ町の路上で、弘前ねぷたまつりの運行直前の大型ねぷたに参加者の男性(49)が頭を挟まれ、死亡した。

 弘前地区消防事務組合などによると、ねぷた内には、ねぷたを上下させる電動式の昇降機がついており、中にいた男性は降りてきた昇降機に頭を挟まれた。男性はねぷたを引っ張る役割だったという。

 市観光政策課によると、事故を受け、祭りは途中で中止になった。6日に開催するかどうかは、市や警察など関係機関が協議して決めるという。

 今年の弘前ねぷたまつりは1日に開幕し、7日までの予定。ねぷた82台が参加している。