「ハーブ」吸って人身事故＝危険運転容疑、２２歳逮捕―愛知県警

　危険ドラッグを吸って軽乗用車で事故を起こし、会社員に軽傷を負わせたとして、愛知県警東署は４日、自動車運転処罰法（危険運転致傷）の疑いで岐阜県美濃加茂市本郷町、アルバイト渡辺章仁容疑者（２２）を逮捕した。「ハーブ店で買った危険ドラッグを運転前に吸った」と容疑を認めているという。

　逮捕容疑は６月１９日午後５時２０分ごろ、名古屋市東区の国道で、危険ドラッグの影響によって信号待ちの乗用車に気付かないまま後ろから衝突し、会社員の男性（２８）に８日間のけがをさせた疑い。

　東署によると、事故後の渡辺容疑者はもうろうとした状態で、車と自宅から植物片が見つかった。鑑定の結果、同容疑者が使ったのは、薬事法に基づいて７月から使用などが禁じられた２種類の成分だったことが判明した。