危険ドラッグを吸引し物損事故を起こしたとして、名古屋・中村署は５日、道交法違反（過労運転等の禁止）の疑いで、名古屋市中区、飲食店店長加藤日斗志容疑者（２５）を逮捕した。

　逮捕容疑では３月１２日午後１時２５分ごろ、危険ドラッグの影響で正常でない状態にもかかわらず、中村区名駅南４で軽乗用車を運転したとされる。

　署によると、中央分離帯に衝突する事故を起こし、所持品から微量の植物片が見つかった。その後の鑑定で指定薬物を検出。「大須にある店で購入して吸引した」と認めている。

◆名東署も男を逮捕

　危険ドラッグを吸って車を運転したとして、名古屋・名東署は５日、道交法違反（過労運転等の禁止）の疑いで、名古屋市名東区、会社員服部竜太容疑者（２４）を逮捕した。

　逮捕容疑は４日午後１０時１０分ごろ、名東区内で、危険ドラッグの影響で正常な運転ができない恐れのある状態で軽乗用車を運転したとされる。

　署によると、服部容疑者はガードレールに衝突する事故を起こし、署員が駆けつけると運転席で意識を失っていた。「名古屋市中区の店で（危険ドラッグを）買い、たばこに混ぜて吸った」と容疑を認め、車内からは乾燥した植物片が見つかったという。

（中日新聞）