PNGファイルを7割以上圧縮してくれる「gulp.js」のプラグイン「gulp-pngmin」が素晴らしい

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重たい画像ファイルを圧縮化してサイトの表示速度を向上しよう。PNGファイルの圧縮の定番ツール「pngquant」が「gulp.js」に登場!これで画像ファイルの圧縮も自動化できます。まずは、まず一度ご自身の目でお確かめください。

入門編:WordPressの開発を高速化!Sassのコンパイル、CSSの圧縮を自動的に行うでもご紹介した「gulp.js」に新たなプラグイン「gulp-pngmin」を導入したため、共有したいと思います。詳細な使用方法については、上記のリンクをご覧ください。

インストール

「gulp-pngmin」は、pngquantを内部で使用しているため、事前にインストールする必要があります。Homebrewによるインストールが手軽です。Homebrewのインストール方法は公式サイト、または入門編:WordPressの開発を高速化!Sassのコンパイル、CSSの圧縮を自動的に行うを参照してください。

pngquant

brew install pngquant

gulp-pngmin

npm install gulp-pngmin --save-dev

gulpfile.js

「gulpfile.js」の内容は以下の通りです。注釈などを後から画像を加工したい場合を考慮して、 gulp-cssmin を利用してリネームしています。その他はデフォルトのままです。

var gulp = require('gulp');
var cssmin = require('gulp-cssmin');
var pngmin = require('gulp-pngmin');
  gulp.task('pngmin', function() {
  gulp.src('./Pictures/*.png')
    .pipe(pngmin())
    .pipe(rename({suffix: '.min'}))
    .pipe(gulp.dest('./Pictures'))
})

解説

全く解説になっていませんが、デフォルトのままでOKです。パス指定に気を付けましょう。 gulpfile.js の場所から相対指定、または絶対指定になります。画像ファイルの格納場所は、任意の Pictures フォルダに指定することをオススメします。Finderの便利な使い方:Finderのリストビューのカラムに画像の解像度と大きさを追加するの恩恵を受けられるからです。

サンプル

弊サイトをAwesome Screenshotでキャプチャした画像の圧縮前後で比較してみます。キャプチャした画像は特に加工せず、そのまま使用することとします。

圧縮前圧縮後
1,220,705323,814

圧縮前後で約7割サイズ減です。驚異の数値です。元々、「pngquant」がロスレス圧縮であるため、このプラグインを使用して圧縮した後も、ほとんど画像の質に劣化はありません。とても素晴らしい。

圧縮前

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圧縮後

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まとめ

画像、ソースコードの圧縮、ビルド、「gulp.js」があれば何でも出来そうです。ますます便利になっていきますね。画像ファイルの圧縮も自動化したいとお悩みの方、ぜひお試しください。


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