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最終更新:2014年7月31日(木) 23時55分

同級生殺害、逮捕の女子生徒「恨みによるものでない」

 長崎県佐世保市で高校1年生の女子生徒(16)が同級生を殺害し逮捕された事件。女子生徒は接見した弁護士に対し、犯行の動機について「恨みによるものではない」と話していることが新たに分かりました。

 雨が降るなか、高校1年生の女子生徒は取り調べを受けるため、検察庁の施設に入りました。依然として反省の言葉を口にしていないといいます。

 佐世保市の自宅マンションで、同級生の松尾愛和さん(15)を殺害したとして逮捕された女子生徒。

 「人を殺してみたかった」(女子生徒)

 犯行の動機について、こう述べたうえで「解剖してみたかった」との趣旨の供述もしています。

 さらに、女子生徒は接見した弁護士に対し、犯行の動機について「恨みによるものではない」と話していることが新たに分かりました。松尾さんについては「仲の良い友だちだった」と話しているといいます。

 弁護士はさらに、女子生徒の父親の再婚について「女子生徒が父親の再婚に反対していたとする報道は事実と異なる」とする見解を示し、女子生徒が次のように話していることを明らかにしました。

 「父の再婚には初めから賛成で、反対していたという事実は全くない。実の母が亡くなって寂しかったので、新しい母が来てくれてうれしかった。新しい母とは仲良くしていて、父のことは尊敬している」(女子生徒)

 一方、31日の長崎県議会の委員会では6月10日、佐世保市の児童jCL=j$K=w;R@8EL$NLdBj9TF0$K4X$7$F!"EEOC$GAjCL$,$"$C$?$3$H$,L@$i$+$K$J$j$^$7$?!#

 事件が起きるおよそ1か月半前の相談。電話をした人物が女子生徒の名前や住所を言わず、また、児童相談所に個人情報を聞きだす権限もないことから、直接の接触は行わなかったといいます。

 関係者によりますと、相談の内容は女子生徒による父親への暴行と、猫への虐待だったとみられています。警察は31日夜、殺人の疑いで女子生徒の実家の家宅捜索を行っています。(31日23:08)

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