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哲学者=山崎行太郎のブログ『毒蛇山荘日記』 このページをアンテナに追加 RSSフィード



哲学者=山崎行太郎のブログ『毒蛇山荘日記』




" 文藝や哲学を知らずして 、

政治や経済を語るなかれ!!! "



【山崎行太郎とは?】
「三田文学」に発表した『小林秀雄とベルグソン』でデビューし、先輩批評家の江藤淳や柄谷行人に認められ、文壇や論壇へ進出。大西巨人との論争や、小泉・竹中批判、安倍批判、「青色発光ダイオード」の中村教授批判を展開。さらに、「沖縄集団自決裁判」問題で、曽野綾子や小林よしのり、及び保守論壇の守旧派・渡部昇一、秦郁彦……等を徹底批判。最近では、「元祖小沢信者」「小沢断固支持」の立場から、『それでも私は小沢一郎を断固支持する』『最高裁の罠』を刊行。次に、保守論壇の思想的劣化を分析した「保守論壇亡国論」、曽野綾子の「沖縄集団自決論」の大嘘を資料分析によって暴露した、佐高信氏との対談集「曽野綾子大批判」を刊行。次作「唯物論的転倒の哲学ー柄谷行人論」を刊行予定。現在、「月刊日本」に「マルクスとエンゲルス」を連載中。「イデオロギー的思考から存在論的思考へ」をモットーに、文壇・論壇に蔓延する「予定調和的言説」の脱構築的解体を目指す。というわけで【思想家・山崎行太郎】の思想・表現活動の拠点たる「ブログ」と「メルマガ」を読もう!!!




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2010-05-17

三宅久之二世・上杉隆が何かホザいているらしい。(笑)

一昨日、文壇バアー「風花」の30周年パーティがあり、その帰り道、新宿駅まで、文芸評論家・小林秀雄に詳しい某大手新聞の文藝記者と歩きながら、僕は、「最近、政治評論に興味を持っているんですよ」と話したのだが、その時、彼が、「新聞記者あがりの政治評論家は薄っぺらだからなあ・・・」「情報は持っているだろうが、分析となると底が浅い・・・」「小林秀雄や江藤淳の政治評論は素晴らしい・・・」というようなことを言うので、僕は、「最近、目立ち始めた秘書あがりの政治ジャーナリストというのも甘いんですよ」と答えたのであった。さて、その「秘書あがりの政治ジャーナリスト」のことなのだが、「売れっ子政治ジャーナリスト」というのはテレビや週刊誌のような商業ジャーナリズムに出ずっぱりで、テレビ局や出版社なぞを梯子して、誰かが喜びそうな荒唐無稽なおしゃべりを繰り返すことが「現場」だと思っているらしいが、そういう能天気現場感覚こそが、政治ジャーナリストが「官房機密費」の罠に落込む原因なのだ、ということがわらないらしい。僕は、別に永田町を御用聞きのように徘徊する上杉隆ごとき、政治家秘書あがりの三流ジャーナリストと論争するつもりも、議論するつもりもなく、ただ上杉隆のような「良心的な」(笑)・・・「政治ジャーナリスト」の自己欺瞞職業無意識とを一つのケーススタディとして研究・分析してみたいと思っているだけである。ところが、その上杉が、漫画かアニメのヒーローのように、「たかじんの委員会(?)」で、「噂の三宅さん」に「あんたは官房機密費を貰いましたか」とかなんとか質問したらしい。さすが上杉さん・・・。すっかり正義ヒーローなっちゃったってわけ。これで、「検察の暴走」批判に続いて、「官房機密費」問題も、上杉ヤッターマンの超能力でめでたく解決(???)し、日本に平和が戻りました…というお目出度い話。ところで、その上杉がtwitterで、こんなことを書き込んでいる。

(上杉隆のtwitterより)


自らは一貫して安全地帯に引き篭もりながらまったく切れ味の鈍い予定調和的言説を繰り返す毒にも薬にもならない蛇のような自称・文藝評論家は完全無視することに決めているなう(笑)。 QT @St_Paso 上杉さん、なんか山崎行太郎さんがblogでお怒りになってますが…

11:17 PM May 15th webから


確かに…(笑) RT @Saisyoh 蛇は毒にも薬にもなりますので、ゴミでよろしいのでは。 RT @uesugitakashi: 予定調和的言説を繰り返す毒にも薬にもならない蛇のような自称・文藝評論家

11:34 PM May 15th webから

「自らは一貫して安全地帯に引き篭もりながら・・・」「まったく切れ味の鈍い予定調和的言説を繰り返す・・・」「毒にも薬にもならない蛇のような自称・文藝評論家・・・」「完全無視することに決めているなう(笑)。・・・ 」というのは、「自称・文藝評論家」とあるから、たぶん僕のことだろうが、「完全無視」するつもりならば、週刊誌に名前を出したり、twitterで、マンガ右翼の小林よしのりセンセイの物真似かどうか知らないが、「自称・文藝評論家」などと書き込まないで、それこそ「完全無視」すればいいのに、何故、文字通り「完全無視」できないのだろう。それにしても、「自らは一貫して安全地帯に引き篭もりながら・・・」というのは面白い。この自意識の欠如した秘書上がりの自称・政治ジャーナリストは、自分感覚としては、危険地帯を駆け巡る戦場ジャーナリストの気分なのだろうが、ということは、つまり、彼の念頭にある「安全地帯」でないところとは、テレビや週刊誌のこと、あるいは永田町をうろつき回ることらしい。さしずめ、「事件は現場で起こっているのだ」「現場とはテレビ、週刊誌、永田町である」ということなのだろう。ヘーゲルは「直接性」は媒介されているから信用できないというのだが、こういう能天気な「直接性馬鹿」には、そんな話は通用しそうもない。というわけで、僕は、今後も一貫して、上杉センセイのご指摘のように、「安全地帯に引き篭もりながら」「毒にも薬にもならない予定調和的言説」とやらで、政治家批判ではなく、政治評論家批判、政治ジャーナリスト批判を展開していきたい。上杉センセイ、「完全無視」でお願いします(笑)




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pat11pat11 2010/05/17 10:56 上杉は表層の核心をつく
山崎先生は深層の核心をつく
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先生の心が沖縄の情熱に代わりまいた
普天間を取り囲む市民が手を握り合う行為に感動しました
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「三角」か「米日vs中国」かのグチャグチャ政局は小沢生き残りで決着した
中国との経済依存と米国との軍事依存が平衡した「皆既日食」的な長くは続かない状態が今の日本だ

米国との軍事依存に乗れば中国との経済依存に悪影響が出てくる

その手の話が昨日のニュース
*普天間包囲・・手を握って=他人と手を握る?女房でもイヤ(照れるじゃないか!)
*岡田外相が「中国は核兵器を拡大するな」なんだとコノヤロー(中国外相)
*社民--桟橋案閣議で反対する
*ルース大使と小沢幹事長が一緒に酒のんだから検察が逃げ始めた
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二大政党制を簡単にいえば

自民党的 外資と財界が国債を発行させてまで国の金を吸い取るシステムのが生業
もう金がないから舛添も与謝野も渡辺も逃げ出したんだ

この国は総理大臣になっても米国の指令をきかなきゃいかんのか!角栄が不憫
と自民党を飛び出したのが小沢のいう2大政党制の原点にある

脱米国依存国家独立だ
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いま民主党がゴチャゴチャしてるのは

(自由)民主党の岡田・前原・渡部・仙石が自民党の跡目相続を狙い生き残っている自民党システム(公安・検察・新聞・TV)と組んで抗争を仕掛けてる場面だ

これが小沢パージの本質
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名古屋から議会がボランィアになる***橋下と組んだ
自民党の手足がもがれていく

これが参議院選挙の意義だ
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小沢幹事長はもう辞めない

辞めなきゃ参議院は民主が勝つ
理由は創価学会大幹部指令で市川の執行部入りの意味だ

自民党は公明党の選挙応援がなければ負ける
自民党は顔(舛添)頭(与謝野)体(公明党)が逃げたじゃないか

参議院選挙後内閣改造岡田・前原更迭 小沢副総理兼外相で普天間・中国・と日米同盟深化
が出来る展開だ
財政再建閉じこもり経済しかできないのが菅の器だった
ここは小沢で金 中国特需で成長率10%狙い

TumijiTumiji 2010/05/17 22:00 上杉氏の発言によると官房機密費をもらったリストの公開を阻止してるのは平野官房長官だとか、こいつ獅子身中の虫だな。普天間に関してもそう、総理の意向とは違うことしてる。
致命的人事ミスだね。

素人素人 2010/05/17 22:17 初めてコメントさせていただきます。
不躾ですが私は何年も前から上杉という男を純粋な国賊だと思ってました。非常に単純で分かりやすい理由からです。それは小泉の売国を賞賛したことです。この男が書いた本です。

小泉の勝利 メディアの敗北
上杉 隆【著】
草思社 (2006/11/30 出版)
内容は小学生の作文のような小泉絶賛本です。あまりに糞で読みきるのは苦痛ですが見出しのみいいますと、

なぜジャーナリズムは敗北したのか
政権前夜―嵐の前の静けさ
政権発足―テレポリティックス
その人脈と側近たち
聖域なき構造改革―道路公団改革
小泉外交―北朝鮮
抵抗勢力の反撃
靖国参拝
重要法案
郵政選挙
後継者たち
兵どもが夢の跡
唯一の相談役
ジャーナリズムよ率直であれ

というような具合で僕のような素人でも、上杉センセがどういう男かわかるというものです。

P.LumumbaP.Lumumba 2010/05/17 23:22 17日付けの『朝日新聞』社説「ロシア政権―柔よく剛を制す大統領」ウェッブ版を読んだ.これが社説なのか.おそらく誰かの書いた,ロシア政治の漫画本的解説本から得た知識を無理に「柔よく剛を制す」の陳腐な文句にこじつけたものだ.読むに堪えない.プーチン首相の強権による国内メディア支配を、朝日新聞のこの社説は非難がましく書いているのだが,もしも私がプーチンさんの立場ならば,”朝日さん,あなたにだけは言われたくなかった”,とあのモンゴルの血をひく寂しげな目で言いたいものだ.政治のメディア統制については,アメリカも凶暴であり狡猾である.ただ,今のロシアでは,ソ連時代の地下言論の伝統が,そのままウェッブ上の言論に受け継がれていること,そして,ソ連時代の高学歴推進政策の恩恵のもと,現在のロシアには科学知識と高い教養をもつ人々の多く,かような人々がウェッブ言論に濃密に参加していること,更に言えば,政府の政策は欺瞞に満ちたものであるという国民共通の自覚のあること,等々のお蔭で,ロシアのウェッブ言論界は百家争鳴であり,権力の批判装置として極めて強力なのである.朝日新聞のこの社説は,’ロシアは旧ソ連邦構成共和国を自己の勢力圏に置こうとしている’,と非難をしているようだが,そこまで分かっているのなら,どうして社説執筆記者が同胞である日本人に,’アメリカも日本を自己の勢力圏に置いており,これからもそうしようとしている’,と書いてくれないのか.この人物の拠って立つ座標はどこに位置するのであろうか.麻生首相の知性の水準に,朝日新聞の論説委員までもが合わせる必要などもうないのに.

最高裁の裏金最高裁の裏金 2010/05/18 02:19
野中広務さんが告発した官邸機密費のマスコミへの工作資金や、三井環さんが告発した検察の調査活動費の裏金作りも驚いたが、魚住昭さんが告発してる「最高裁の評論家対策の裏金作り」は超ド級。もう司法は徹底的に腐ってる。腐っていることが隠蔽されてきたのですね。小沢さんの毒で司法改革を徹底してやってもらいたい。小沢クラスの毒がないと司法の猛毒は中和できないだろう。司法権力が小沢を恐れる理由が見えてきた。
今まで出された判決は裏金にまみれたヒラメ判事が出していたということか。こんな人事統制と裏金(税金)漬けになっているなら、まともな判決など出せるわけがない。検察と最高裁にこれほど遵法精神がないとは恐ろしい。わが国の法律は司法権力が保身と組織防衛のために使ってきたのですね。法律は社会を支配するための武器としてエリートのために使われて来たのですね。上杉さんには検察批判だけでなく最高裁の裏金問題も追及してもらいたい。


↓↓


『魚住昭さんの「魚の目」から』

・・・生田さんはさらに重大な指摘をする。
「裁判官を4号から3号に昇給させるための予算配布を受けながら、一部の昇給を遅らせると予算が余る。たぶんそれは年間数億円の裏金になり、学者連中が最高裁批判をしないようにするための工作費になっている」
 この推測は的を射ていると思う。最高裁は日本の伏魔殿である。生田さんの情報開示請求の成果で、その扉が少しずつ開かれようとしている。
 私も微力ながら生田さんのお手伝いがしたい。情報をお持ちの読者がおられたら、是非ご連絡を!(了)
(これは週刊現代5月22日号『ジャーナリストの目』の再録です。一部修正してあります) 

http://uonome.jp/read/940

週刊現代5月22日号『ジャーナリストの目』の再録

takataka 2010/05/18 11:48 P.Lumumbaさんのコメントを読んで、みなさんやっぱり朝日の知性劣化に驚いているんだと思いました。社説、主筆、天声人語で「知性の低下」を感じ、政治記事は印象記事と仮定記事、そして本質回避記事のオンパレード。読売と朝日の区別が無くなった今日この頃です。

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