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哲学者=山崎行太郎のブログ『毒蛇山荘日記』 このページをアンテナに追加 RSSフィード



哲学者=山崎行太郎のブログ『毒蛇山荘日記』




" 文藝や哲学を知らずして 、

政治や経済を語るなかれ!!! "



【山崎行太郎とは?】
「三田文学」に発表した『小林秀雄とベルグソン』でデビューし、先輩批評家の江藤淳や柄谷行人に認められ、文壇や論壇へ進出。大西巨人との論争や、小泉・竹中批判、安倍批判、「青色発光ダイオード」の中村教授批判を展開。さらに、「沖縄集団自決裁判」問題で、曽野綾子や小林よしのり、及び保守論壇の守旧派・渡部昇一、秦郁彦……等を徹底批判。最近では、「元祖小沢信者」「小沢断固支持」の立場から、『それでも私は小沢一郎を断固支持する』『最高裁の罠』を刊行。次に、保守論壇の思想的劣化を分析した「保守論壇亡国論」、曽野綾子の「沖縄集団自決論」の大嘘を資料分析によって暴露した、佐高信氏との対談集「曽野綾子大批判」を刊行。次作「唯物論的転倒の哲学ー柄谷行人論」を刊行予定。現在、「月刊日本」に「マルクスとエンゲルス」を連載中。「イデオロギー的思考から存在論的思考へ」をモットーに、文壇・論壇に蔓延する「予定調和的言説」の脱構築的解体を目指す。というわけで【思想家・山崎行太郎】の思想・表現活動の拠点たる「ブログ」と「メルマガ」を読もう!!!




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2010-05-20

上杉隆こそ「筆を折る」べきじゃないのか? 「上杉隆」と「週刊朝日編集長」が、ガセネタ記事発覚で謝罪文を掲載しているが・・・。

「週刊朝日」の巻末の編集後記の隣に、小さな「おわびと訂正」という囲み記事が掲載されているが、つまり、注意深く見ていかないと、うっかり見過ごしてしまいそうな小さな記事なのだが、しかしそれは、よく読んでみると、記事は小さいが、内容的にはかなり深刻な問題点を含む文章である。この「謝罪文」の筆者は、「株式会社朝日新聞出版」と「週刊朝日編集長・山口一臣」、そして「ジャーナリスト上杉隆」とあることからも推察できるように、上杉隆が筆禍事件か舌禍事件を引き起こし、それで全面降伏し、「おわびと訂正」ということになったのもらしい。上杉隆と言えば、「週刊ポスト」で、ネットで話題沸騰の「官房機密費」問題を、つまりネットでは使い古された問題を、今頃、「週刊誌」で大胆に追及して、「官房機密費」をもらった政治評論家は「筆を折れ」と勇ましく警告しているわけだが、この「週刊朝日」の謝罪広告を読んでみると、「筆を折る」べきなのは、「官房機密費をもらった政治評論家」よりも先に、上杉隆自身ではないのか、と言わざるをえない。なんともしまらない話である。つまり、上杉隆の取材データを基にした「『赤いファイル』(公文書)廃棄疑惑・・・外務省の゛暴挙゛を認めたのは福田元首相だった。」という記事に、福田事務所が抗議。すると謝罪文で・・・。

4月16日号の「『赤いファイル』(公文書)廃棄疑惑・・・外務省の゛暴挙゛を認めたのは福田元首相だった(?!)」で、ジャーナリスト上杉隆コメントをもとに「当時、官房長官だった福田康夫・元首相が外務省幹部からの報告を了承したという。つまり、文書廃棄の『共犯』ということになる」との記事を掲載しましたが、福田元首相の事務所から「『公文書廃棄疑惑』についてはまったく知りません」「文書廃棄について了承を与えた事実はない」と抗議を受けました。文書廃棄について福田元首相が了承したというのは本誌及び筆者の誤りでした。また、上杉の発言に事実に反する点がありました。本誌が確認を怠り虚偽の記載となり、福田元首相はじめご家族にご迷惑をおかけしましたことをお詫びします。・・・

(「週刊朝日」5/26号)

 これは、上杉隆と「週刊朝日」が、福田元首相側の抗議に全面降伏したものだ。上杉隆は、これがガセネタと知っていて「週刊朝日」に売り込んだのだろうか、それとも上杉隆もまた情報提供者に騙されていたというこなのか。上杉隆が永田町あたりで仕込んだ情報なるものが、「情報提供者に騙されていた」のだとすれば、上杉隆の仕込んだ政界情報なるものの多くは、実に怪しく危険なものだということだろう。ところで、上杉隆は、「官房機密費」問題では、疑惑の対象を、もっぱら「政治記者」や「新聞記者上がりの政治評論家」に限定しようとしているように見えるが、そして一方で、「週刊誌」を善玉にしようとしているように見えるが、新聞にしろ週刊誌にしろ、所詮は「同じ穴の狢」だろう。さて、上杉隆が「官房機密費」追求の切り札として振り回す「実名リスト」と称する文書だが、なんと「89年」頃かその前後のものらしい。ということは、上杉隆が追求しようとしているのは、小泉内閣以前の「官房機密費」疑惑だということだ。すでに明らかなように、野中広務の「官房機密費」爆弾証言が重要で衝撃的だったのは、テレビやスポーツ新聞、週刊誌など、いわゆる「B級メディア」への情報操作に精力を集中した小泉内閣時代の「官房機密費」問題を、間接的とは言いながら、炙り出したことだ。ところが、上杉隆が、独自に入手したとかいう「実名リスト」にこだわり続けるということは、「官房機密費」問題を「90年前後」の問題に限定することによって、小泉政権時代のメディア工作の実態を、具体的に言えば、莫大な「官房機密費」を使ったはずの飯島勲、竹中平蔵関連の情報工作の実態を隠蔽・抑圧する役割を担っているということができよう。上杉隆は、何故、たけし、爆笑問題、テリー伊藤、そして飯島勲等に、突撃取材しないのか。たけしは「週刊ポスト」に連載を持っているからか。うがった見方をするならば、上杉隆が、「検察の暴走」批判を華々しく書きながら、同じ週刊誌に、すかさず「小沢一郎批判」や「鳩山退陣論」を書くのは、自分の頭で考えたものではなく、誰かに、つまり編集部やディレクターに書かされたり、喋らされたりしたものだろう。上杉隆クラスの三流ライターが、金蔓である週刊誌の編集部の思想や方針に反するようなことが、自由に書けるはずがないだろう。テレビや週刊誌を梯子するような尻軽な政治ジャーナリストたちこそ、いちばんカネに弱いわけで、本人も気が付かないうちに、「官房機密費」を使ったメディア工作の格好の餌食となっていることだろう。



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pat11pat11 2010/05/20 08:24 上杉隆氏は許容範囲を嗅ぎ分け、
植草教授や小沢幹事長にならないようにする
そのコツは「誰とでも寝るではなく誰でもやっつける」
「麻生謀略に対する反応の仕方にケチをつける」のは保身の為だ!キタネエ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

みんなで渡れば**官房機密・検察裏金**全て汚れた歓びの共有の為
あの平野元議員がこういた
ありゃ〜日本の文化なんですよ〜〜〜〜〜〜〜
pat11の解説
接待の勘所は悪いことを一緒にすることよ!2次会に「ウラを通す**夜の夜も接待するところに連れて行き 明け方どっかの喫茶店でおちあい接待マージャンの帰りという口ウラあわせをし ただいまあ〜と変身する
30年前で毎月1回30万いまなら100万で3〜4人

小沢幹事長がこういった
上杉隆「野中さんが官房機密費を評論家に渡したと証言されました!小沢幹事長はこの件
に関してお知りのことがあればお聞かせください」
小沢幹事長「僕はその任に当たったことがないのでありません!只人間は喰わなきゃ死ぬので
仕事の途中でのメシ代なんか役所でも表でちゃんと会計しなければと思います」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

この二人の話が裏金の本質だ

小沢幹事長のウラコトバ
米蔵は昼も夜も灯りをつけておけ****暗いところではネズミ=人間は米俵=カネを齧る動物だから

平野元議員のニッポンの社会文化なんですよ********
竹下さんもお前は〜一緒にパンツを脱げ!と怒られましたよ ママから領収書貰うだけじゃああ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

銀座の飲み方でツブレルパターン

銀座で表の金で表の接待をしウソを書かずに経理処理すれば殆どは犯罪で社内処分の対象になる仲間・後輩・女・自分一人・左遷の慰め*********
だから新規受注成功のときミソもクソもみんなこのためだと今までのツケを嘘八百でねじ込んでいくが

カネの切れ目を見ると銀座の女は豹変する 
「もしもし人事部長さま :::さまのことで内密にお話がと****」
これが裏金をもたない綱渡り営業の悲劇だ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
だから
権力者は汚い金で人間をゆるく甘く縛りながら不道徳を享受するカネを他人に与え合う

これが裏=闇金の本質だ
麻薬と同じ中毒性があり「他人の名を借りて自分自身が狂い始める悪魔のカネとなる」
脱税・横領・詐欺・不倫・背任・賭博全ての犯罪が裏金の実態となる
検察が裏金 ここに極まれり 検察が麻薬中毒と同じ

tt 2010/05/20 10:25 自称「政治記事も書くゴルフジャーナリスト」
の限界でしょう。

大阪の風大阪の風 2010/05/20 19:21 先日放送の「たかじんのそこまで、、、」で、金美齢
サンは自民党から食事2回おごってもらった、三宅久之
は「金はもらったが、講演料だ。」といっていました。
 戦後日本の言論人は拝金思想に感覚がマヒし
腐敗、堕落は底なしです。
魂を売り払ったという点ではアジア最低のレベルです。

今頃上杉批判?今頃上杉批判? 2010/05/20 22:05 上杉隆なんて昔からこんなもん。
http://www.youtube.com/watch?v=aaKaJH8DpKE&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=WJTW-4Kwx14&feature=related
朝日ケチョンケチョンにやられる。

左翼の考えることなんてこんなレベルだ。
いつも現実無視で、脳内お花畑の発想しかしないから、
真正面から突かれるとしどろもどろ。
滑稽なことこの上ない。

masamasa 2010/05/21 15:05 上杉隆のガセ情報は外務官僚にもらった「情報」であった可能性がありますね。以下に、上杉の2008年の阿修羅にあった講演内容のリンクを貼りますけど、この中で上杉が「斎木局長はじめ外務省幹部については、決して知らない仲ではないので」と親密さをアピールしている部分がありますから、裏では意外になあなあである可能性が高いでしょうね。上記のような言論を吐く人間は反権力からは程遠い人間です。それから、上杉は記者クラブ解放運動をやめることにしたそうですよ。ジェラルド・カーティスなんかとも親しくしている部分を考えると、民主7奉行の別働隊とも考えられますね。親財務省・アメポチ・消費税増税というサディストである玄葉某の一派のちょうちん持ちをそのうち始めたりして。

阿修羅のリンクです阿修羅のリンクです 2010/05/21 15:06 http://www.asyura2.com/08/hihyo8/msg/530.html

akaxr263akaxr263 2010/05/22 08:12 池田香代子ブログより
http://blog.livedoor.jp/ikedakayoko/archives/51410527.html
指揮権発動による国策捜査にへたれる上杉隆

飛び入り飛び入り 2010/05/22 14:52 指揮権発動!

西松事件・大久保秘書逮捕の真相を究明すべし!

 5月13日(木)、3人の経済人から夕食に招かれた。話題は政治の劣化や経済再生などで、民主党政権への提言を聴く機会でもあった。

 その中で、驚くべき情報を教えられた。A氏の発言で要点は次のとおり。

 「私は森英介元法務大臣と昵懇で、時々会食していた。昨年3月西松事件で小沢事務所の大久保秘書が逮捕された問題について、?あれは私が指示した事件だ?と、現職の法務大臣からの直接の話を聞いた。こんなことが許されてよいのか、と驚いた」

 A氏は私にこの情報を伝えるにあたって、悩んだ末のことだと思う。経済人としての立場もあり、私は実名を明らかにするつもりはない。私があえてこの情報を世の中に明らかにするのは、A氏の説明を聞いて私が「なるほど、さもありなん」と、私自身が森法相(当時)から直接に、それに関連する指摘を受けていたからである。

 平成21年3月1日(日)、大久保秘書逮捕(3月3日)の前々日、私は千葉市で森法相と会う機会があった。千葉知事選挙の吉田平候補者の出陣式の行事の席だった。堂本知事(当時)に、私に関して聞くに堪えない中傷・誹謗の発言をしたことを、明確に記憶している。「堂本知事さん、この平野という人物は平成になって日本の政治を混乱させた人で、小沢一郎も問題があり悪人だが、この人が小沢さんよりもっと悪人なんですよ」

 この森法相の発言は、私にとって心に刺した棘のようになっていた。3日の大久保秘書逮捕の後、それとの関連について考えてみたが、直接につながる材料がなかった。私も強制捜査の対象になっていたことは、元特捜部長などの言動から後になって知ったものだ。

 A氏の発言は、私にとって想定外のものだった。森法相の私への発言につながり、西松事件大久保逮捕に政治が関与していた傍証となる。当時の麻生政権が民主党への政権交代阻止のためあらゆる方策を行使していた状況をみても、指揮権の発動も含め、政治の関わりを徹底した調査が必要である。

 法律専門家によれば、大久保秘書逮捕の「政治資金虚偽記載容疑」は、常識論として検察の独自判断で行う法論理ではない。特別な政治力が動かなければ、やれることではないという見方もある。

 西松事件、水谷建設問題、小沢陸山会の虚偽報告問題など、昨年からの小沢民主党幹事長をめぐる「政治と金」の問題は、詳細な法理論も大事である。それと同樣に事件背景や権力の動きについて総合的に調査が必要である。

 本年2月4日、小沢幹事長が「不起訴」と決まったとき、安倍元首相は「鳩山政権が不起訴にした(指揮権発動の意か)」と、麻生前首相は「灰色幹事長だ」と、それぞれコメントした。内閣総理大臣をやった政治家が、この問題でこんなコメントを出したことに、私は奇妙さとともに両首相の心理的幼児性、すなはち、自己の行動の辻つま合わせを感じざるを得ない。

 昭和9年の検察ファッショ・「帝人事件」は、起訴当時の警視総監・藤沼庄平が、「起訴は司法省行刑局長の塩野季彦らが内閣崩壊の目的をもって仕組んだ陰謀だった」と証言したことから、犯罪のデッチアゲであったことがあきらかになった。

 時代の変わり目で、政治権力のかもし出す形相について、私たちは厳しい監視の眼が必要である。昨年からの「政治と金の問題」の本質は、検察とマスコミの無作為の共謀であったことを検証する必要がある。

「THE JOURNAL」 投稿者: 平野貞夫 日時: 2010年5月22日 13:58

cho8cho8 2010/05/22 19:16 上杉隆氏は邦夫ちゃんの元秘書がベースなんでしょ。

屁たれ屁たれ 2010/05/25 09:39 飢え杉みたいな政痔乞食に騙されやすいのねぇ日本国民。
山崎さんの文章おもしろい〜っす!これからもよろしくお願いしま〜っす!

boke_gboke_g 2011/04/03 21:55 どうもあなたは 上杉氏が言わんとする趣旨を 故意かどうかは知らないが 違えているように私には 感じるのだが? 私は 上杉氏の応援団でも フアンでもありません。 彼は 自らも言っています 私の言うことも 信じてはいけません、 つまり 情報は 自分で噛み砕いて 自ら考えるべきだといっている、 その条件として マスコミは正しい情報を 流すべき! と訴えているのではありませんか? あなたは 意識的なのかは知りませんが 彼の言っていることの意味も 分からずに 反対の為の 姑息な議論を書きたてているようで、私は とても不愉快になりました。

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