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世界の子どもたちが描く「未来のクルマ」

「Dream Car of the Day」は、世界中の子どもたちから寄せられた「未来のクルマ」の姿が毎日1点ずつアップされるトヨタ自動車のキャンペーンサイトだ。そこでは、子どもの夢が「動き出す」。

 
 
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TEXT BY WIRED.jp_ST

日本の8歳、加藤イデアの作品。「地球上の生き物とクルマとが隣り合って生きる未来。ジンベエザメと合体したクルマには、ケガをした生き物たちが暮らしている」

トヨタ自動車のキャンペーン、「Dream Car of the Day」がふるっている。そのサイトには、世界中の子どもたちから寄せられた「未来のクルマ」の姿が毎日1点ずつアップされ、なおかつそれらの絵が「動き出す」。

8月26日までとなる90日間のキャンペーン中に公開されるのは、第8回目となる「夢のクルマアートコンテスト」のファイナリストたちの作品、全90点だ。

上記の作品が、動き出す。たった1枚のアートワークから、クリエイターの手によって6秒間のストップモーション・アニメに仕上げられている。

「未来のクルマはどんなクルマになる?」と訊かれたとき、子どもは「自律走行車」とは答えないのだ、きっと。

動力源のことを「バイオ燃料」とも「ハイブリッド」とも言わないし、「電動化」「電子化」のような言葉も使わない。ただ、どうしてそんなクルマの姿を描いたのか、強い想いだけはちゃんとある。

作品はその日その日の「ヒーロー」として1点ずつ紹介され、「Like」ボタンをクリックすると、6秒間のアニメーション動画が再生される。また、8月27日には、金賞その他の受賞作品も選ばれる予定だ。

タイの15歳、Sirirot Khotuaongsaの作品。「愛と幸せと平和で満ちた世界が見たい。人が誰に対しても親切で、調和をもって過ごせるといいな」

アルゼンチンの10歳、Lautaro Uriel Garcíaの作品。「電気とコンピューターで動くクルマは、フルーツにインスパイアされたもの。各パーツの色やかたちは、リンゴやナシ、バナナやレモンやイチゴにヒントをもらったもの。果物の香りが、乗る人の気分をリフレッシュしてくれる」

 
 
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