理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの笹井芳樹・副センター長(4月16日撮影)
STAP論文の著者の一人である、理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの笹井芳樹副センター長が8月5日、死亡したことが分かった。
理化学研究所の広報によると、同日午前9時ごろ、神戸市内の先端医療センターで警備員が巡回中、笹井氏が同センター内の自身の研究室で動かなくなっているのを発見した。その後、死亡が確認された。
封筒に入った遺書らしき文書が見つかった。宛名も書かれており、自殺の可能性があるとみられている。
笹井副センター長は、英科学誌「ネイチャー」に発表したSTAP論文の責任著者の一人。小保方晴子研究ユニットリーダーを実質的に指導する立場だったとされている。
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