きょータソと会話をしていると、途中で「どうしてそう思うの?」「理由は?」と聞かれることがある。他にも「それは論理の飛躍だなあ」「もう1回言って」「それは詭弁だ(笑)」と言われたりする。そこで私はこんがらがって「わからない」「なんとなく」「もういいよ」となってしまう。きょータソは「えー!なんで!?」と驚く。会話終了(笑)。
例(実際にはこんな会話はしていないけれど、思い出せないからとある記事から内容を拝借。下に載せています。)
モコ:「牛乳を飲むのは人間にとって不自然な行為だから、飲まないほうがいいんだってよ」
きょ:「どうして飲まないほうがいいの?」
モコ:「だって牛乳は牛の乳でしょ。人間が飲むのは不自然なんだって。」
きょ:「なぜ不自然な行為をしてはいけない?」
モコ:「え・・・」
きょ:「どうして?」
モコ:「わからない」
もし牛乳の話をしたとしたら、こんな感じになる。実際に牛乳の話はしたことないけれど、したとしたらこんな感じ。
こういう会話は楽しいのだけれど、時々「イラッ」「ムキーッ!」となってしまうこともある。しかしきょータソに言わせれば、私が話す内容は論理に欠陥がありすぎるらしい。私がどうにかしてきょータソを納得させようといろんな言葉を使っても、きょータソは、論理の構造を見抜いてくる。これはすごいと思う。私の話す内容だけではなく、テレビでえらい人(?)が言っている内容でも「これはおかしいね」と言うときがある。「強い言葉でごまかしている」と言ったりする。
※時々「俺の業界では論理が〜」と自分語りをするときがあるけれど、何言ってるのかわからないからはぶく。
私はそういうのを見抜けない。テレビで放送されたことはそのまま素直に信じてしまうし、ネットの嘘も見抜けず、虚構新聞をみて友達に「みて!これすごい!」とLINEで回してしまう、いわゆる情弱な人間だ(とはいってもあまりにひどいものは見抜ける)。
そんな私にきょータソはいつも「変なのに騙されないでよ!」「ローンは絶対組んじゃダメ」「大きな買い物をするときは絶対に相談すること」と言ってくる。「自覚してるかどうか知らないけど、モコはかなり騙されやすい人間だからね?」と言われたこともある(笑)。
Yahooニュースで詐欺の被害についてニュースが上がっていると、LINEで私に「こういうのあるから気をつけて」と送ってくる。この前は在宅ワーク詐欺みたいなのを休憩中に送ってきた。
そういうのがあるという情報を前もって知っていれば、騙されない自信はある。いや、自信があるという人ほど騙されるとも聞くから、自信は持ってはいけないのかな(笑)。でも、誰かと話したりテレビをみて「それは違うね」「何かがおかしい」と思うことはない。いつも何か聞いたりみたりすると「へぇ〜、そうなんだ〜」と、そのまま受け入れてしまう。
やっぱりこのままでは危ないと思うし、私もきょータソのマネをして「どうして?」「理由は?」とかいってみようかな(笑)。3〜4歳ぐらいの子供みたいに、ずっと「なんで?なんで?」と言い続けてみようかな。それは違うか。
さっきたまたま検索でひっかかったサイトをみて思ったことを書いてみた。それがこれ。
たしか「ネガティブ 言葉 (あと何か違うキーワード)」で検索してたら出てきた。そして思ったのが「充填された語で覆われた言葉に私は騙されやすいのかもしれない」ということだ(そのまま)。
人々の思い込みを利用した「充填された語」の一覧.
『~は社会主義だ。』 (社会主義は悪い。)
『~の考え方は宗教と同じだ。』 (宗教は悪い。)
『~は贅沢だ。』 (贅沢は悪い。)
『~は伝統を破壊しようとしている。』 (伝統は無条件に正しい。)
このページによると、充填された語を使う人ほど、論理的に話せない。充填された語で論理構造を覆い隠すのだそうだ。言われてみれば私も何か主張したいとき、強い言葉を使って相手を納得させようとしてしまう。論理的に話せないから(笑)。
きょータソとの結婚生活、トラブルなど騙されてきょータソに迷惑をかけることのないように、私もきょータソのマネをして嘘は嘘と見抜けるようになろうと思った。怪しいものは怪しいと見抜けるようになろうと思った。うまい話がきたときでも、今までみたいに「へぇ〜、そうなんだ〜」とすぐに受け入れるのはやめようと思った。「ナンデ?」「ドウシテ?」「ソレハ充填サレタ語デス」ピー!ガシャン!
@ツイッターモヤッテイマス
50記事達成!
— 太田モコ(日常ブログ用) (@ota_moko) 2014, 8月 5