最高に『ハイ!』
「だが断る」
キッパリと言った。
毅然とした態度で断然と言ってやった。
断固として断るという意思表示をしてやったのだ。
「………………………………………………ハ?」
まさか断られるとは思っていなかったのだろう。
女神アステナの表情は石像のように固まっていた。
「この田中 真が最も好きな事のひとつは自分で強いと思ってるやつに『No』と断ってやる事だ――とは言わない。
だが、しかし!
女神アステナ、アンタには虚仮にされた借りがある。
アンタの使徒になど、なるつもりはないっ」
「………………」
ああ、なんてスカッとするんだ。
気分爽快だ。
「自分が利を得る事よりも、敵に利を与えない事を選ぶ――のはケースバイケースだ。
だがしかし!!!
俺は、
自分が利を得る事よりも、アンタに利を与えない事を選ぶっ!!!!!!」
「………………………………」
いまだ固まり続ける女神アステナを前に、俺の口は止まらなかった。
正直ムカついていたアステナ本人に対して、言いたかったことが言えて、解放感と昂揚感を感じる。
なんというか――
最高に『ハイ!』ってやつだア、アアアアアハハハハハハハハハハー
…………自分でも調子に乗り過ぎている気は薄々したが、どうにも止まらなかった。
溜めていた怒り・憎しみ(ヘイト)を解放・解消するのが、これほど楽しいとは。
癖になりそうだ。
俺は女神アステナにビシッと指を突きつけ
「失せろビッ――」
――チババァ!
と、言いかけたところで、ある映像が視えてきた。
失せろビッチババァ! と言いきった途端、時空の女神アステナがブチ切れて…………俺を宇宙空間に飛ばしている未来視だ。
サァァ――と、血の気が引いた。
宇宙への追放刑なんて嫌すぎる。
俺は究極生物ではないので、宇宙に飛ばされたとたん、即死するし。
本当に怖い。
相手は仮にも女神。
これ以上、暴言を吐いたり、挑発したりするのは止めたほうがよさそうだ。
よく考えたら、失せろビッチババぁ! は、流石に酷すぎる暴言の気もするし。
それに、俺としては、女神アステナに関して、もうかなりのヘイトは解消された。
十分、スカっとした。
これ以上煽るのは危険だし、やめておこう。
「…………………………それは、つまり」
しばらく無言だった女神アステナが、能面のように無表情のまま、口を開いた。
さっきの恐ろしすぎる未来視を視てしまったこともあり、相手を刺激しないように俺は黙って言葉の続きを待つ。
「この私よりも、神眼の女神リアナ如きを選ぶ――ということか」
「え? あ…………ああ、そうだ」
正直、女神アステナへの恐怖が蘇ってはいた。
あの圧倒的なナニカ――女神アステナが神氣といったアレ――を、感じたときの恐怖だ。
しかし、ここは、ハッキリと言う場面だとも思う。
「…………ほぅ。そうか。この私よりもあの程度の女神を」
「俺は神眼の女神リアナには、借りがある。良くしてもらったというな。
少なくともしばらくは使徒でいるという約束もしている。
俺はその約束を破り、あの女神を裏切れない。
俺は、アンタより女神リアナを選ぶ。
それに――」
「…………」
「アンタ、さっき、女神リアナのことも見下ろした発言したけどさ。
確かにアンタは信じられない程綺麗だ。それは認める。認めるしかない。
でも、そのアンタより、俺にとっては女神リアナの方が綺麗だ。
それにあの女神は優しさや思いやりもある。
女神リアナは女神としてアンタよりも優れていると思う」
余計な事かと思ったが、つい、言ってしまった。
以前、俺の事を屑呼ばわりしてくれたことに対する意趣返しをしてしまった。
神眼の女神リアナをアゲつつ、女神アステナを少々ディスってしまった。
まぁ、このぐらいで、いくらなんでもブチ切れたりはしないだろうが。
別に女神リアナの使徒としての自覚は無い。
しかし、恩義は感じている女神リアナを見下ろされ、言いかえしたかった気持ちもあったのだ。
一目惚れ――したわけじゃない。
でも、美しく優しい女神リアナに対して、憧れ的なモノは感じているのだ。
地球で女子から優しくされた事のあまりない俺は、神眼の力を授けてくれるなど、良くしてくれた女神リアナに対して、かなりの好意も抱いていた。
「…………フ……フフフ…………そうか、そうか。この美しく気高く偉大な私よりも、あの程度の女神を選ぶか。そうかそうか――――なら死ね」
っ!?
女神アステナが魂まで凍てつくような笑みを浮かべた瞬間、また、凄まじい圧力を感じた。
それに――死ね――だって?
ま、マズイ。
あの程度の事でもブチきれちゃたようだ。
…………こ、殺される………………。
「クク……一度死ぬだけで済むと思うなよ屑」
女神アステナが、ゴミクズに向けるような視線で俺を見下ろしてきた。
もはや俺を使徒化することなど、どうでもよくなっていそうだ。
「貴様は永遠に続く『死の時間軸』に飛ばしてやろう。
死後の未来(時)に決してたどり着けぬ『死の時間軸』で、永遠に様々な形で死に続けるがいい。
そして、死ぬことに怯え続ける地獄を味わえ」
ゲ。
ディアボロじゃあるまいし、何度死んでも続く死なんて拷問、精神が耐えられないぞっ。
「フハハハ、後悔してももう遅いっ! さぁ飛べっ!!!!!」
女神アステナの手から超巨大な黒い塊が生まれた。
そして、その黒塊が猛速度で俺にぶつかる瞬間――消えてなくなった。
な、なぜ?
「チッ……神技消滅か。神眼の女神リアナっ! 私を邪魔をしたなっ!!!」
っ!?
空から、一羽の白い梟が舞い降りてきた。
とても美しい翼を持つ梟だ。
また、その梟の後から、白鳥も一羽、ついてきていた。
あっ!
二羽の鳥が、光り輝いた瞬間――人型になった。
白鳥は水色の髪をした見知らぬ美少女だ。
そして、白い梟は銀髪と金色と銀色の目をもつオッドアイ美少女――神眼の女神リアナだ。
ひょ、ひょっとして俺を助けに?
「どうやら、間に合いました。ギリギリですけど」
「リアナッ!
この屑は人間の分際で女神である私を侮辱したのだっ! 上級神であるこの私のなっ! 死に勝る恐怖と苦痛による制裁を与えてやらねば気が済まん。
邪魔をするなっ!!!」
俺を庇うようにして前に立ってくれている神眼の女神リアナに対して、女神アステナが命じるように言った。
「…………。時空の女神アステナ様、この男は現在、私の使徒です」
「だからなんだというのだっ!
さっさとどけっ!
それとも貴様、中級神程度の分際で、上級神であるこの私に刃向うつもりかっ!」
「………………いえ、刃向うつもりはありません」
「ならばそこをどけっ!!! さもないと、貴様事『飛ばす』ぞっ!!!」
「いいえ、どきません。貴方に刃向うつもりはありませんが、自分の使徒を見逃すこともまた、私にはできませんので」
リアナ………様。
俺は、感動を覚えた。
女神リアナが俺を庇いつづけていることに。
上級神らしい女神アステナへの恐怖か、よく見ると――肩が震えているのにも関わらず。
「……貴様……」
「アステナ様。 聡明な貴方が、よもや “盟約” をお忘れになられている――わけではありますまい」
「……………… “盟約” だと。そんなもの破っても、そっちの屑と一緒にお前も、二度とこの次元に戻れぬ異次元にでも飛ばしてしまえばバレなどしな――」
「あ、あの~~。わ、私もいますので~」
それまで黙っていた水色の髪をした女性が、おそるおそるという感じで、小さく手をあげながら口を挟んできた。
緊迫したこの場にふさわしくない、妙に間延びした口調で。
「湖の女神ミレルか。フン」
水色の髪をした女性を湖の女神ミレルと呼び、その形の良い鼻を鳴らす女神アステナ。
さらに、
「中位神程度、二人掛かりでも遅れはとらん。
未熟な使徒――そこの屑――を加えた三人掛かりでも同様だ。
神眼の女神リアナの神技消滅は、そうそう連発できる大技ではないし、湖の女神ミレル、貴様にいたっては湖がそばにないと、さほどの力は振るえないではないか。
いいぞ、三人がかりで相手をしてやる。
……どうした? かかってこないなら、こちらから行くぞ」
と、俺達全員を見下ろし、挑発してきた。
「か、かないっこありませんし、アステナ様と戦ったりはしませんよ~。
そもそも私、争い事は苦手ですし~~~」
「ならば、引っ込んでいろ。どこぞの湖の奥底にでもな」
「闘う気はないですけど~ “盟約” 破りに関して、『お父様』に報告させてもらいますよ~」
「………………」
「に、睨まないでくださいよ~」
湖の女神ミレル(?)が、怯えて、数歩後ろに下がった。
逃げ出せるための距離をとったようにも思える。
「アステナ様。たしかに我ら二人――いえ、マコトを入れて三人がかりでも、貴方にはかなわないでしょう。
ですが、私かミレル、どちらか一人なら逃げ出すことぐらいは出来ます。
そして、天界の大神殿まで飛び、お父様にこの一件を報告することも。
“盟約” 破りがお父様に知られるのは、いかに貴方といえども…………畏れるべきことかと思いますが」
女神リアナが畳み掛けるように発言する。
女神アステナは、しばらく無言でなにかを考えていた。
まるで、女神リアナと女神ミレル、二人の女神を逃がさずこの場で始末することが可能かを思案しているかのようだった。
やがて――
「………………チッ……………………」
女神アステナが忌々しそうに舌打ちをつく。
そして、俺を指差し、
「 “盟約” により、それぞれの使徒に直接手出しするのは禁じられているゆえ、この場は見逃してやる。
だが――貴様への怒りは決して忘れん。
私には優秀な使徒たち、そして数多くの信徒たちがいるのだ。
そやつらに命じ、貴様に地獄の苦しみを与えて続けてやる。
貴様にはこの先、生き地獄が待っているぞ。
フン、せいぜい、首を洗って待っているがいい」
と、恐ろしい捨て台詞を吐き――消えていった。
空間が歪んだとかと思った瞬間、時空の女神アステナの姿が消えたのだ。
助かった……のか?
とりあえずは。
「……アステナ。首を洗って待っておくべきなのは貴方の方よ」(ボソっ)
神眼の女神リアナが、聞き取れないほどの小声でなにか呟いた。
さらに
「ウフフ。クサレビッチ女神のアステナ様。貴方には黙っているけど、私は視ましたの。マコトの太く長く固く逞しきモノ――丸太――が、貴方を深々と貫く未来を…………クス♪」(ボソボソ)
また、小声で女神リアナが呟いたが、小さすぎて聞き取れなかった。
内容は聞き取れなかったが、女神リアナが実に小気味良さそうにほくそえんでいるのが見えた。
「リ、リアナさん、悪い顔になっていますよ~。まるで邪神みたいです~~」
水色の髪をした湖の女神ミレルが、顔から一筋の汗を流しながら注意していた。
◆
「あの……た、助けてくれてありがとう女神リアナ」
怖ろしき女神アステナが去った後、俺は女神リアナに礼を言った。
「フフ、どういたしまして」
柔らかく微笑む女神リアナ。
やっぱり…………とんでもなく美人だ。
美しすぎる女神だ。
それに、外見は美しく清楚な美少女でありながら、あれほど恐ろしい女神アステナから俺を庇おうとするなど、優しいだけでなく、勇敢さもある。
最高の女神様――かもしれない。
信者になる気はないが、ファンにはなってしまいそうだ。
…………。
さっき、腹黒い面がチラリと見えた気もするが。
そ、それはそれで、ただ純粋なだけの女性よりも、魅力的に思えない事もない……かな?
――女神リアナ、それから湖の女神ミレルと会話をした。
女神リアナは、困難な吸血鬼退治をやりとげ、人々を救った俺を褒めてくれた。
正直……とても嬉しかったな。
それから、女神リアナが微笑みながら俺の手を両手で握りしめて
「マコト。私を選んでくれてありがとう……私、うれしかった」
と礼を言ってくれた。
かなり……鼓動が速くなってしまった。
ただ、会話を初めてすぐに、女神リアナに俺以外の使徒が窮地に陥っているのが “視えた” ようだ。
白い梟の姿になり、空を飛んで行った。
「マコトさん~~。改めてお礼を言わせていただきますね~」
湖の女神ミレルが、また俺に礼を言ってきた。
これで三度目だ。
俺は、時空の女神アステナの使徒である勇者アベルの代わりに吸血鬼を倒した。
そのことにより、ルーアンの町は湖の女神ミレルを含めて、アステナ以外の神々も信仰しつづけることが出来るようになったのだ。
勇者アベルが吸血鬼退治に失敗したのだから、当然、アベルとの約束は反故にして良いわけだし。
湖の女神ミレルは自分の信者達と、信者達の信仰が護られたことに対して、俺に感謝し、礼を言ってくれていた。
「なにかお礼を差し上げたいのですが~。
そうです、明日にでも湖…………そう、ルーアン近くの聖なる湖に、斧かなにかを落としてください~。
湖の女神である私が、その力で、あなたにプレゼントを差し上げますから~」
と、言ってくれもした。
このとき俺は
――黄金の斧、GETだぜ!
の予感がしてならなかった。
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