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PC、スマホの「次」のデヴァイス:MITメディアラボが描くインターフェイス研究の最前線

コミュニケーションの方法はテクノロジーによって日々変化している。現在は、スマートフォンが主流のコミュニケーションデヴァイスだが、それも数年後にはどう変わるかまったくわからない。MITの最先端のインターフェイス研究は、もはやデヴァイスからの解放を視野に入れ始めている。

 
 
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TEXT AND PHOTOS BY SHINTARO EGUCHI

MITメディアラボ教授のパティ・マースは、Fluid Interfaces研究グループを立ち上げ、さまざまなインターフェイスのあり方を模索している。7月10日、11日に開催されたMIT Media Lab@Tokyo2014内では『コンピュータを取り巻く環境を考える』と題し、研究グループの成果をプレゼンした。

現代のわたしたちは、さまざまなデヴァイスを所有し、SNSやソーシャルメディアなどを使いながら、24時間いつでもどこでもコミュニケーションできるようになった。

しかし、ネットワークはたしかに発展したが、デジタルデヴァイスはいまだ変わっていない、とMITメディアラボ教授のパティ・マースは指摘する。

「インテルやApple Ⅱが誕生して40年以上を経ていますが、いまだコンピューターは箱型の域から脱していません。さらに言えば、一般的に利用され始めた1980年代から使い方も何も変わっておらず、わたしたちはコンピューターの前に座ったりデヴァイスをもち、かつなにかの作業をするために集中しなければ使うことができません」

今日のデジタルデヴァイスは、人間が何かを操作しないと動かない受け身なものであり、使おうとすれば画面を直視したり下を向いたりすることでデヴァイスによって視界が遮られてしまう。未来のデジタルデヴァイスはそうした状況から脱し、デヴァイス自らが能動的に動いたり、人間が無自覚でも操作できたりするものになると考えている。

「新しいデジタルデヴァイスをつくり出すためには、これまでにないまったく新しいサービスや人の経験を考えないといけません」と語るパティは、コンピューターはデヴァイスから解放され、より身近で当たり前なものにならなければいけないという。そこでMIT内でFluid Interfaces(流動インターフェイス)という研究グループを立ちあげ、日々さまざまな研究を学生たちと行っている。ここでは、その研究グループが開発したインターフェイスを5つ、紹介しよう。

 
 
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