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激安牛肉、洗ってみたら真っ白に!豚肉を染色して牛肉に偽装していた―中国メディア

XINHUA.JP 8月2日(土)23時0分配信

中国メディア・金羊網は1日、広東省広州市で水洗いすると色が落ちる牛肉が販売されており、調べたところ豚肉を染色して牛肉と偽ったものであることが判明したと報じた。

同市内に住む男性が先日、広州市郊外の茘湾区にある市場で、一般的な値段よりも安い牛肉を購入。自宅で数日間冷凍保存したのち解凍して水洗いしたところ、水が真っ赤に、肉が真っ白になったという。

7月21日に男性の案内を受けて現場の商店を訪れると、同じように安価な牛肉が売られていた。男性が購入した隣の店でも同じような肉が売られており、「見た目が豚肉のようで、牛肉特有のにおいがしない」と尋ねると、店主は「生まれたばかりの子牛だから」と繰り返し強調した。

その後何度か商店を訪れ、「買った牛肉を洗ったら色が落ちたのはなぜか」と問い詰めたところ、ついに「実は冷凍豚肉だ。でも絶対問題ないから安心してくれ」と白状。しかし、染色については否定した。なぜ豚肉を牛肉と偽って売っているのかを聞くと「われわれだけじゃない。みんなやっている」と開き直ったという。

近所の商店主の話では、値段が安いためにこれらの「牛肉」が1日50キログラムは売れるという。しかし「安いものには必ず問題があるから、われわれは食べないよ」と語った。

食品薬品監督当局は7月31日午後に現場の取り締まりを実施、冷凍豚肉280キログラムを押収した。偽装肉を販売していた商店主は無許可経営だった疑いがあるという。当局では販売されていた偽装肉についてさらなる検査を行う予定だ。

(編集翻訳 城山俊樹)

最終更新:8月2日(土)23時0分

XINHUA.JP

 

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