みなさん、こんにちは。 @dvorak__ です。
この記事は Unity アセット真夏のアドベントカレンダー 2014 Summer! に参加しています。
昨日は sassemblaさん による「 Unity アセットで外部エディタと連携する裏側 」でした。
本日は、おっぱいを揺らします。
おっぱい揺らしたい…
おっぱい揺らしたくないですか?
簡単におっぱい揺らしたいですよね?
むほほおおおおー!おっぱい揺らしたいんじゃああああああ!って事多いですよね。分かります。
で、実際コードで実装しようとすると色々面倒だし、ここはアセットで簡単に解決しちゃいましょう★
ユニティちゃんの場合
ユニティちゃんはversion1.2になってダイナミックアニメーションバージョンが追加されたのですが…
揺れるのは髪やクロス(布)などで、肝心のおっぱいが揺れてない!(ふざけんな!o(`ω´*)oプンスカプンスカ!!)
こんなのってないよーっ!
お金で解決するゼニ
https://www.assetstore.unity3d.com/jp/#!/content/16743
お値段:$20
このアセットは連続したボーンの軸のつながりをいい感じに保ちつつ、自然に揺らす事を目的としたモノです。 尻尾とかチェーン(鎖)とかに使えますが、おっぱいも例外ではないのです! (クロス表現(要はスカートピラピラさせるとか)には対応していませんが、場合によっては有用です。)
手順
ユニティちゃんをインポートしましょう
UNITY-CHAN! からダウンロードしてunitypackageファイルをダブルクリック。
Dynamic Boneをインポートしましょう
Sceneビューに配置
ProjectビューのAssets -> UnityChan -> Models -> unity-chanをHierarchyビューにドラッグアンドドロップ(以下、D&D)
同じく、Assets -> UnityChan -> Prefabs -> Directional light for UnityChan もD&D
Main Cameraの位置を調整します。
こんな感じに
揺れちゃうスクリプトをアタッチする
Hierarchyビューの unitychan -> Character1_Reference -> Character1_Hips -> Character1_Spine -> Character1_Spine1 -> J_Mune_root_00 以下にある
J_L_Mune_00が左胸J_R_Mune_00が右胸
になります。
それぞれ、以下の様に、ぶら下がってる全子オブジェクトまで展開しておきます。
次に以下4つの子オブジェクトに Assets -> DynamicBone -> Scripts -> DynamicBone.cs をアタッチします。
J_L_Mune_01J_L_Mune_02J_R_Mune_01J_R_Mune_02
いよいよ、最後の作業です(乳揺れはもう目の前です!)
J_L_Mune_01のInspectorビューのDynamic Bone (Script)にある Rootの項目に、HierarchyビューのJ_L_Mune_00をD&DJ_L_Mune_02のInspectorビューのDynamic Bone (Script)にある Rootの項目に、HierarchyビューのJ_L_Mune_01をD&DJ_R_Mune_01のInspectorビューのDynamic Bone (Script)にある Rootの項目に、HierarchyビューのJ_R_Mune_00をD&DJ_R_Mune_02のInspectorビューのDynamic Bone (Script)にある Rootの項目に、HierarchyビューのJ_R_Mune_01をD&D
動作確認ww
再生ボタンを押下して、Hierarchyビューのunitychanを選択、ToolをMoveにして(手のひらアイコンの右側の十字のアイコン押下)ユニティちゃんを上下左右にマウスで動かしてみましょう。
ファーwwwwおっぱwwいwww揺れてるwwwwンゴwwww
補足事項
InspectorのDampingとかの数値を変えると揺れ幅などを調整できます。
体感?的に揺れはオーバー気味に、現実的でない方が良い感じに仕上がる印象です。
- MMDモデルでも使えます。
MMDデータを MMD4Mecanim などを使ってUnityに取り込めば、同様の手順で利用できます。 (胸の子オブジェクト名は相違があると思いますが、原理は同じです。)
また、揺れの少ない、かわいそうなモデルでも強制的に揺らすことができますので色々と試してみてください。
- $20払えない無課金勢へ
まぁ、がんばれ。
* 注意事項
- 3Dモデルのおっぱい側にボーンが入っていないと使えないです。 MMDなどにはおっぱいボーンが省略されるモデルがよくあるので、適宜おっぱいボーンを追加してやる必要あります。
BlenderとかPMDエディタとかでやってください。この辺りは「モデル ボーン追加」とかでググってください。
- 簡単に実装できる反面、完璧ではない
揺らし過ぎてテクスチャはみ出て見えたり、メッシュが荒ぶったりします。 こだわったらキリがないのですが、こればかりは妥協するか、調整を繰り返してみてください。 (Inspectorの調整だけで満足できず、時間がないのにコードにまで手を入れて ユニティちゃんゲームジャム 挑んだのは悪い思い出です。)
最後に
明日は @takashijona さんによる記事です。お楽しみに。
では、よい、おっぱいライフを。
* ライセンス
この記事内で使われたモデルデータ(ユニティちゃん)は、 ユニティちゃんライセンス によって提供されています。