僕が使っている MacBook Pro は13インチの2011年Lateモデルです。
メモリが4GBしかないので、いくつかのサイトを立ち上げて調べ物をしながらブログを書くだけでも、すぐに虹色クルクルマークが出てしまい、ストレスフルな環境でした。
先日、新型MacBook Proが発売されたのでこの際、買い替えようかなどうしようかなって思い悩んで次のようなエントリを書きました。
[ま]新型「MacBook Pro Retina ディスプレイモデル」が発売されたので購入したい誘惑と戦っています @kun_maa - [ま]ぷるんにー!(พรุ่งนี้)
そうしたところ、何人かの方々から「買い替えるよりもメモリを増やした方がいいんじゃね?」っていうアドバイスをいただきました。
例えばこんな感じで。
1万円もあればメモリ増設出来るから、まずはそうした方が良さそう。
[ま]新型「MacBook Pro Retina ディスプレイモデル」が発売されたので購入したい誘惑と戦っています @kun_maa - [ま]ぷるんにー!
http://t.co/lqcqwncXd3
— DJきなこもちアイス (@DJ_kinako) 2014, 7月 31
MacBook Pro (13-inch, Early 2011) 使ってたけど、メモリー 8GB 2 枚刺しで普通に動いてたよ。メモリー増やして SSD に換装するだけで大分ちがうのでは。 / “[ま]新型「MacBook Pr…” http://t.co/fFvi2vrmY6
— yancya (@yancya) 2014, 7月 31
ネットの世界って、知り合い以外は怖い人たちばかりだとずっと思っていたので、こんな風に普通にアドバイスいただけるなんて思わなかったです。
なんか間抜けなことを書くと「お前アホか!」とか「ググれカス!」とか罵られるかと思っていましたから。
なにしろ、MacBook Proのメモリが交換できるなんてことすら知らなかったので、こうやって教えてもらえるってホント嬉しかったです。
すっかりその気になってこんなツイートをして、いろいろ調べ始めました。
迷ったりしていることはブログに書いてみるもんだなあ。ど素人だから今使ってるMacBook Proのメモリを大きいのに交換できるとは思わなかった。書いたことで教えてもらえた。
— kun_maa(หมา) (@kun_maa) 2014, 7月 31
そしてわかったのは以下の3点。
①Appleの公式アナウンスでは MacBook Pro(13-inch,Late 2011)の最大メモリは8GBであること。
② ただし、16GB(8GB×2)で問題なく動作している人たちがいること(ただしやるなら自己責任)。
③装着できるメモリカードの仕様は次のとおりであること。
この仕様を基にAmazonでメモリを調べてみました。いくつか候補があり、値段的にもっと安いものも見つかったのですが、レビューを確認するとMacBook Proに装着して動く場合と動かない場合があるものなどイマイチ不安なものも多数あり、迷った挙げ句に一番問題がなさそうな「Transcend DDR3-1333 Dual Channel 16GB Kit」というメモリに決めました。
それから、MacBook Proの裏蓋を開けるのに、精密ドライバーがあった方が作業が捗るということだったので、これも「ANEX 精密ドライバー プラス00×50 No.3450」というのを購入。
メモリは3日ほどかかりましたが、どちらも無事に届きました。
メモリの交換方法については、Appleの公式サイトを参考にしました。
<MacBook Proのメモリ交換>
①使用中の MacBook Pro をシステム終了して、10分ほど内部の温度が下がるのを待ちました。その際、外付けハードディスクや電源コードなど全て外しました。
②本体が冷えたのを確認してからひっくり返して、裏蓋のネジ(10カ所)を外します。
③長いネジが3カ所、短いネジが7カ所なので場所を忘れないように。もし忘れたら、最初に紹介したAppleの公式サイトに図が載っています。そして精密ドライバーを買ってよかったです。思った以上に簡単にネジを外すことができました。
④ネジを全て外したら裏蓋を外します。上に持ち上げるだけです。
⑤これがMacBook Pro 13インチの内部です。初めて見ました。ホコリがけっこうたまっていたのでエアスプレーで吹き飛ばして少し掃除をしました。
⑥メモリの交換作業前にPC内部の金属部分を指で触れて、静電気を除去します。
⑦これがメモリです。赤◯の部分を外側に押し出すようにすると、装着されているメモリカードの押さえが外れて斜め上に飛び出してくるので、ゆっくりと引き抜きます。
⑧1枚目を取り出したところです。2枚目も1枚目と同じように取り外します。
⑨2枚とも外しました。メモリを押さえている金具(赤まるをしたところ)がわかれば意外と簡単です。
⑩新しいメモリをパッケージから慎重に取り出して、1枚ずつはめていきます。
コツは、外した時と逆の動きをすること。まず斜めに奥まで差し込んでから、押さえ金具がカチッとなるまでメモリカードを下に押します。
⑪2枚とも装着できました。あとは裏蓋をはめてネジで止めるだけ。
⑫ドキドキしながら電源ボタンを押しました。おなじみの「ジャーン♪」が流れます。
⑬普通にログイン画面が表示されました。パスワードを入力するといつもの画面になったのでホッとしました。よかった。
⑭メモり解放アプリにはなぜか17.6GBで認識されているようです。大丈夫かな?
でも、Free領域にすっげー余裕ができました。
⑮システム上はちゃんと16GBで認識されています。全然問題ないね。たぶん。
メモリの表示もちゃんと8GB×2枚で認識されていました。
そして、今このエントリを書いているのですが、見違えるように快適です。虹色クルクルなんて1回も出ませんし、反応もすっげー速いです。
これなら、まだ数年イケるんじゃね?って感じ。もう新型MacBook Pro 必要ないわw
教えていただいた皆様、ありがとうございました。僕のMacBook Proは超元気です。
俺のMacBook Pro遅いんじゃね?って不満をお持ちの方、使い方にもよるんでしょうけど、メモリの交換でかなり改善するケースもあるってことで買い替え前に検討してみてはいかがでしょうか。
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