2014.8.5

サンフランシスコで禁止されたパーキングアプリ、オープンソースにして生き残りの道を模索する

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<ピックアップ> Banned San Francisco Parking App Goes Open Source To Find A Solution To SF’s Parking Problem

規制関連の情報を調べていたのでこちらの話題をピックアップ。ベイエリアでの駐車場問題を解決すべく生まれたいくつかのパーキングアプリが禁止されたことを受けて、その内のひとつ、Sweetchが取った方法はオープンソースにしてコードをバラまく、というなんとも言えない方法でした。

Sweetchは公共のパーキングスペースを使ったうまいマッチングの方法で、ルールは駐車場を使う人は5ドルSweetchに支払い、駐車場を確保した人はSweetchから4ドル貰うというものなのだとか。つまり駐車場を確保する側、使う側がぐるぐる回っていつもハッピー、となるはずだったのですが、元々そこは公共パーキングだったので、勝手に貸し借りしちゃダメ、という至極真っ当な行政命令が出た、という顛末のようです。類似サービスにはMonkey ParkingやParkModoがあります。

アイデアは確かに悪くないですが、ビジネスとしては確かにちょっとお行儀は悪いかもしれません。逆にこういうアイデアは行政側と連携してテストしてみるというのも方法のひとつですね。コードはオープンソースとして配布されましたから、国内でも試してみたい自治体の方などは挑戦してみてもいいかもしれません。

via Tech

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kigoyama

kigoyama

ブロガー。TechCrunch Japan、CNET JAPANなどでテクノロジー系スタートアップの取材を続け、2010年にスタートアップ・デイティング(現THE BRIDGE)を共同創業。1977年生。(株)THE BRIDGE代表取締役

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