ライフハッカー編集部 - ショッピング,メンタル,科学 09:00 AM
本・ゲーム・楽器...「体験的な」商品を買うと幸せになれる:研究結果
社会通念によると「唯物主義」── つまりより多くのモノを購入することに資金をつぎ込むと、本人は不満を感じ、あっという間に無一文に陥ると言われています。しかし、何かの体験を購入する以外にお金を使っても、まだ有益であると言えるかもしれません。購入したモノが、体験自体を提供するものであれば良いのです。
サンフランシスコ州立大学の研究者が発見したところによると(驚くべきことではないかもしれませんが)、本やビデオゲームまたは楽器などは、購入者の幸福度を上げる可能性を持っているとのことです。これは、つまらないモノをただ購入したわけではないからです。つまり、購入者が実際に使用できるモノや購入者の生活を豊かにするモノを購入したからなのです。
「このことは、唯物主義者にとっては良い知らせです」
「モノが好きで、自分の幸せを願っているのなら、何か自分が引きつけられるモノを購入すると良いです。経験を購入した場合と同じくらい幸福になれます。なぜなら、ある意味では、購入した製品が経験をもたらすからです」
そういう意味では、「経験を購入する」というのは、「モノを購入する」と相容れないという訳ではないのです。ただ単に棚に飾るためだけに映画を買っているのなら、これは助けようもなく唯物主義であるといえます。しかし、映画の世界に飛び込んで経験を楽しむためにそれを購入するとしたら、ビーチでの休暇にお金を費やす人と同じくらい有意義な時間を過ごせることでしょう。
How The Right Type of Materialism Can Make You Happy|PsyBlog
Eric Ravenscraft(原文/訳:Conyac)
Photo by Karoly Czifra.
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