2014年8月5日08時51分
小田急線渋沢駅(神奈川県秦野市)にゆかりがある故・坂井泉水さんの「ZARD」の曲を、駅メロにしようと秦野市が本腰を入れている。来年の市制施行60周年の記念事業と位置づけて小田急と交渉中。早ければ今年末の実現を目指す。
「負けないで」など多くのヒット曲がある「ZARD」のボーカルだった坂井さんは2007年、闘病中の事故で40歳で亡くなった。坂井さんは高校、短大時代、通学に最寄りの渋沢駅を利用していたという。
地元の要望に加え、「シティーセールスにもなる」と考えた市は駅メロ化を検討。小田急側との調整が順調に進んでいることから、市制60周年にあたる来年からの計画を繰り上げ、設備や著作権関連などの費用約150万円を早ければ9月補正予算にも計上、年内の実現を目指したいという。上下線で別々の曲を使うといい、市民アンケートなどを通して選びたいという。
小田急線では本厚木駅(厚木市)、海老名駅(海老名市)で地元出身「いきものがかり」の曲が駅メロに使われるなどしている。
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朝日新聞社会部
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