女児向けアーケードゲームに並ぶ“アイカツおじさん”とは?

アーケードカードゲーム「アイカツ!」

バンダイが展開するトレーディングカードを使用したアーケードゲーム。カード以外もアニメ版のグッズなど人気を博している

 アイドル候補生達が集めた洋服カードで着飾り、オーディションに挑む女児向けアーケードカードゲーム「アイカツ!」。

 近頃、メインターゲットとは異なる成人男性のプレイヤーが通称 “アイカツおじさん”として度々目撃され話題になっている。

「遊び半分でプレイしてみたら、カード収集やコーディネートの楽しさ、リズムゲームとしての完成度の高さに魅了されました」

 と言うのは、そうした”アイカツおじさん”たちからも一目置かれる30代後半の“アイカツ老師”氏だ。アニメ派、同人&レイヤー派と大別されるファンの中でも、老師はゲーム中心の実機派。カードも1100種類以上集めている。

「カードの新シリーズが発表される度に、全種類揃えるべく3~4万円分の100円玉を用意して一気に筐体に注ぎ込みます。他にも文房具、子供向け箸などのオマケの販促ノベルティカードまで集めているので、使った金額は……正直数えたくないですね(苦笑)」

 ゲームをやる女児の列に、おじさんが一人……当然異分子扱いをされる分だけ、マナーにはかなり気を遣っていると話す。

「プレイする時はなるべく女児の少ない時間帯、場所選びが基本。例え『なんでおじさんがアイカツしているの?』と話しかけられても、笑顔で『好きだからだよー』とサラっと答えて、場に悪影響が出ぬよう極力配慮。そして身だしなみにも最低限気を使っています」

 この模範的活動に加え、カードの充実ぶりから、最近は女児の母親から「カード交換しませんか?」と話し掛けられる事も多い。

「お母さんの友達も出来て、今度はアイカツのCGによる親子参加型ライブに”大きなお友達”のひとりとして鑑賞できる事になりました(笑)」

 一般のファンから一目置かれる老師なのであった。

 8月5日発売の週刊SPA!では、他にも大人になってから出会った「子どものおもちゃ」にドハマりした大きなお友だちが大集結! いま巷で話題の「妖怪ウォッチ」を筆頭にネットで一躍その名を馳せたDJ「プリキュアおじさん」、他にも大人になってからライダーベルトにハマったアラフォー、ヴァンガードにハマった大人たちがその魅力と、大人であるがゆえの困難などを熱弁している。

 彼らの熱中度を聞くと、「子どものおもちゃ」とか馬鹿にしていたあなたもちょっと興味が湧いてくるかもしれない。 <取材・文/週刊SPA!編集部>

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