【BOX】高山、ミニマム級4団体制覇で高校特別賞!
2014年8月5日6時0分 スポーツ報知
◆プロボクシング IBF・WBO世界ミニマム級(47・6キロ以下)王座統一戦 高山勝成―フランシスコ・ロドリゲス(9日、メキシコ・モンテレイ)
IBF世界ミニマム級王者の高山勝成が4日、団体王座統一戦に向け関西国際空港からメキシコへ出発した。高山が通う愛知・菊華高の山岸鳴門校長(58)は、世界初のミニマム級4団体制覇を遂げれば特別賞を授与することを明かした。
同校は毎年、学業が優秀な生徒に理事長賞を与えている。見送りに訪れた山岸校長は、偉業達成なら「もう1ランク上の何かを考えないと」と表彰を明言。帰国後は保健体育のリポートなど夏休みの宿題を課すというが、「始業式で祝勝会ができれば」と激励した。
また、堀本欣吾後援会長(69)は後援会から約30人が現地へ駆けつけることを明かした。旅費総額は約1000万円。「何が何でも勝ってこい!」と熱く送り出した。
高山は1日から2泊3日で、試合前恒例の和歌山・白浜温泉で英気を養った。「グランドスラムをして帰ってきたい」と日本人初の快挙を約束した。(伊井 亮一)