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八戸学院光星、熱中症知らずの秘訣はどんぶり飯3杯!

八戸学院光星の北條は室内練習場で打撃練習。どんぶり飯効果で快進撃を目指す(撮影・大塚聡彦)

八戸学院光星の北條は室内練習場で打撃練習。どんぶり飯効果で快進撃を目指す(撮影・大塚聡彦)【拡大】

 甲子園の室内練習では竹バットを使って約13メートルの距離で打撃練習。「ここ一番で打って、チームを勢いづけたい」と北條。兄からも激励のメールが届いた。ちなみに、寮の夕食で一番人気はカレーライス。お米で育った、たくましい心身で、東北勢初の全国制覇に挑む。 (山田結軌)

管理栄養士の鶴田真子さん 「白いごはんに含まれる炭水化物は体内でブドウ糖に分解され、エネルギー源になります。熱中症対策に効果があるという根拠はありませんが、白いごはんを食べることは3大栄養素の一つ、糖質を摂取することができ、暑さに負けない体を作るのに役立っていると思います。またパンと比べ、口の中でかむ回数が増え、体内でエネルギーが持続しやすい。どんぶり3杯といえば、一般的に750グラム程度。とても多い量ですが、ごはんは早くエネルギーになり、スポーツ選手に適した食べ物です」

八戸学院光星(はちのへがくいんこうせい)

 1956(昭和31)年に光星学院高等学校として創立。2013年から現校名。普通科、保育福祉科、ビジネス科、工業技術科からなる私立共学校で生徒数は1127人(うち女子541人)。野球部創部も56年で部員数は132人。2年ぶり7度目の出場(春は7度)。主なOBは坂本勇人(巨人)、川上竜平(ヤクルト)。所在地は八戸市湊高台6の14の5。橋場保人校長。

出場校一覧

(紙面から)