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[機械学習革命2]常識破りのパターン認識

2014/08/05
中田 敦=日経コンピュータ (筆者執筆記事一覧
出典:日経コンピュータ 2014年1月9日号pp.36-39
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

 不正取引の証拠を社内文書から見つける、不鮮明な画像から車のナンバーを割り出す――。

 機械学習によって、「不可能」が「可能」になった。

 常識破りとも言える、機械学習の実例を示そう。

 「機械学習」の適用例は、大きく「パターン認識」「分類」「異常検知」「未来予測」に分けられる(図5)。それぞれについて、具体例を見ていく。

図5●機械学習の応用例
状況認識や異常検知など幅広い領域での活用に期待
[画像のクリックで拡大表示]

人間に匹敵する知覚を実現
-パターン認識・分類-

 神戸市営地下鉄「西神中央駅」の駅ビルにあるベーカリー「神戸ベル 西新中央店」の店内には、焼きたてパンが160種類ほど並ぶ。この店には、画像認識によって焼きたてパンの種類を判断できるレジ装置「BakeryScan」(写真1)がある。

写真1●ベーカリー「神戸ベル 西神中央店」の会計レジ
パンの種類を画像認識によって自動判定
[画像のクリックで拡大表示]
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