どうも、大人になってすっかり虫が触れなくなったカッパ三太郎です。
子供の頃はあれだけ触りまくって、捕まえまくっていた虫さんたち。
そんな虫も大人になるにつれてだんだん触るのが怖くなるのはなぜだろう?
今日は「大人になるとなぜ虫が苦手になるのか?」といった深層心理的なお話・・・
ではありません。
ただ大人になった私が、身近にいてそれでいて「ちょー怖い」と思う昆虫ベスト3をご紹介します。かなりどうでもいいお話です。
第三位「ムカデ」
ムカデが苦手じゃない人なんていませんよね。好きな人が居たらお目にかかりたいです。
なぜ第三位に上げたかというと、私は昔ムカデさんに噛まれた(刺された?)ことがあります。ええ、足を狙われました。完全な確信犯です。
それはそれは痛かったです。痛いのもそうですが「腫れ」と「痺れ」がひどかったです。そして噛まれた側の足の感覚がなくなるのです。
大きさはどれぐらいだったか?もう15年以上前の話なのでうろ覚えですが、大体30センチの物差しを25センチぐらいに切って、幅を1.5センチに切った感じでしょうか。
とにかく大きかった、そして赤黒かったです。
なぜ噛まれたかというと、別にちょっかいを出したわけではありません。若かりし私はバカだったのです。
朝通勤に行こうとサラリーマン靴を履いたときです。あきらかに靴の中の先端に何か入っていました。履いた瞬間気づきましたよ。
にもかかわらず私は通勤を急いでいたため、強引に足を靴に押し込み、数歩進みました。でも歩きづらい、そしてそれなりに何が入っているのか一応気になる。
それでも歩き続けた結果!「チクッ」っと激痛が走りました。
慌てて靴を脱ぎ捨てるとムカデさんが出てきたのです。
そうです。私はムカデさんの睡眠を邪魔してしまったようです。もしくは私の足を狙った確信犯のどちらかです。
急いで病院へ・・・ではなく、ムカデ退治に向かいました。「そんなに靴が好きならくれてやる!」と言わんばかりに革靴で何度もぶっ叩きました。しかし彼には私の攻撃は効いていませんでした。まったくです。悠々とどこかへ消えていきました。
我に返った私は、急いで病院へ・・・ではなく、遅刻に慌てて急いで会社へ向かいました。ちなみに私は社畜ではありません。若い頃はまじめだったのです。
その間、足の痺れや痛みはひどくなる一方で、感覚もなくなってきました。電車に乗っていても足の感覚が無い。昼過ぎぐらいまでこの状態が続き、夕方ぐらいから徐々に感覚が戻ってきました。
そんな苦い思い出のムカデ。もう二度と見たくありません。
もしムカデに噛まれたらすぐに病院に行くことをおすすめします。家で出来る対処法としては、42、43℃ぐらいのお湯で石鹸を使って洗うか、キンカンも効くとネットにありました。
みなさんも注意して下さい。
第二位「カマキリ」
続いてカマキリです。小さい頃はよく捕まえました。なんといってもカッコいいですものね。小学生のころカマキリの卵をたくさん孵化させたりもしました。
小さい頃は大好きだったのですが、大人になってカマキリと対峙したときに気づいたのです。
「カマキリちょー怖い・・・」
このときも数年前の話ですが、外出しようと家の玄関を出た時に、家の門のところに大きいカマキリが居たのです。
はっきりいって外にでるには邪魔です。しかし邪魔とはいってもたかが昆虫です。無視して通り抜ければよかったのですが、そのカマキリはなんと!私に威嚇してきました。
「シャー!」といった感じです。
この時に思ったのです。「カマキリちょー怖い・・・」
しかし喧嘩を売られて逃げるほど私は年老いていませんでした。若さゆえの至り「目そらしたら負け!」みたいな意地を持ってしまったのです。
だけど昆虫とはいえ命は大切にしないといけません。しかしこれは喧嘩です。私は逃げずに彼を手の中に捕まえて遠くに追い出してやろうと思いました。
しかし・・・私は最初の彼の威嚇で完全にのまれていました。そうです。威勢を張りつつも完全に戦意を失っていたのです。戦意喪失ってやつです。
それでも勇気を出して彼を捕まえた瞬間!「シャー!ガシッ!」とその鋭い鎌で私の指を襲ってきました。すごい気迫でした。向こうにしたら正に死ぬか生きるかの戦いです。
「ぎゃーー!」
とは言いませんでしたが、勝負ありです。いえ、勝負は始まる前から決まっていたのです。私は手でカマキリを振り払い、急いで外出に向かいました。
みなさんもカマキリを舐めたら痛い目に合うと思いますよ。
第一位「セミ」
ちょうど夏真っ盛りのこの時期に「ミンミンミンミン」「ツクツクツクツク」言っているあのセミです。
このセミも小さい頃はよく捕まえました。よくどころかかなり捕まえていました。子供ならみんなそうですよね。
しかし大人になってからこのセミがすっかり苦手になってしまいました。カマキリと一緒で触れなくなってしまったのです。
セミは武器がないので恐れることはないのですが、あの「ジジジッ!」にびくっとしてしまうんです。
ええ、かなりチキン野郎です。
それでもムカデやカマキリのように私を攻撃して来ないのが唯一の救いです。
そんなセミがなぜ「第一位」かというと、毎日毎日私を驚かせるからです。
うちはマンションで階段で上り下りするのですが、階段や通路にいるのです。セミが!
一見大人しくて、じっとしているかミンミン鳴いているかなんですが、そばを通り過ぎようとすると「ジジッ!ジジジッ!」とバタバタ飛び回るのです。私はこれが苦手になってしまったのです。
「うおっ!」っと毎回びっくりします。
夜は通路の電灯の周りを飛びまくり、「ジジジッ!(通れるものなら通ってみろ!)」と言わんばかりに妨害してきます。
階段の場合、曲がりくねった瞬間に「ジジジッ!」ですよ。
その度に
「うおっ!」
「うわっ!」
「ひイイイ!」
「ちょっと!」
などいろいろ言っています。心の中で。
もう毎日がお化け屋敷さながらな感じです。通路のカドから「ジジジッ!」です。
お化け屋敷だって、変装したお化けが居るのは最初から知っています。驚かせようとしているのも知っています。知っているけど怖い!驚く!
セミもそんな感じです。居るのはわかる。「ジジジッ!」ってなるのも知っている。だけどびっくりするのです。
夏は暑いのとセミが居なければ最高なんですが・・・
最後に
ここまでくだらない話を読んで下さりありがとうございます。
私はこの上位3昆虫に比べれば、ゴキブリの方が3倍マシです。
ええ、かわいいもんですよ。
子供の頃はあらゆる昆虫やカエルやトカゲなど何でも大丈夫だったのだけど。
そのうち「大人になるとなぜ虫が苦手になるのか?」なんて記事も書いてみたいと思います。そのうち。