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政治
「日本を頼れるパートナーに」「価値と志に共通性」 首相の中南米政策スピーチ要旨
安倍晋三首相が2日昼(日本時間3日未明)、ブラジル・サンパウロ市内で行った中南米に関する政策スピーチの要旨は次の通り。
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今や力強い前進をはじめた日本と中南米の間で、経済の結びつきを一層深めようではないか。アベノミクスは第1、第2の矢に継いで、民間投資を喚起する第3の矢を、日本の深いところに目掛け撃ち続けている。農業、医療分野、エネルギー産業で恐れず改革を続ける。国と社会を開き、女性に機会を与えるため新機軸を打ち出す努力を続けている。そんな日本を頼れるパートナーとしていただきたい。
日本と中南米諸国の企業家たちの間に花開き、互いに実りをもたらすことを共に願おう。活力を復活させた日本企業は、中南米に向け、いつにも増して真剣なまなざしを注いでいる。日本企業をパートナーにしてほしい。
日本と中南米には価値と志における共通性がある。平和を希求してきた歩みの一貫性。自由を尊び、民主主義を大切にし、人権と法の支配を尊重する価値観だ。
日本と中南米諸国は地球を覆う課題と立ち向かうには、これ以上ない資格を備えている。
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