事実とは違う話を“一人歩き”させる朝日新聞のいつもの手法を思い出し、私は「ああ、またか」と思った。「一定の目的」のために事実を捻じ曲げる、かの「従軍慰安婦報道」とまったく同じことがおこなわれている、と思ったのである。

　私は吉田氏の生前、ジャーナリストとして唯一、直接、長時間にわたってインタビューをさせてもらっている。私がインタビューしたのは、吉田所長だけではない。

　当時の菅直人首相や池田元久・原子力災害現地対策本部長（経産副大臣）をはじめとする政府サイドの人々、また研究者として事故対策にかかわった班目春樹・原子力安全委員会委員長、あるいは吉田氏の部下だった現場のプラントエンジニア、また協力企業の面々、さらには、地元記者や元町長に至るまで、100名近い人々にすべて「実名」で証言していただいた。

　私がこだわったのは、吉田さんを含め、全員に「実名証言」してもらうことだった。そして、拙著『死の淵を見た男―吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日』（PHP）を完成させた。

　吉田氏に直接取材した人間として、さらには100名近い関係者から実名証言を得た人間として、朝日新聞が「所長命令に違反」して9割の人間が「撤退した」と書いているのは「誤報」である、ということを言わせていただきたい。

※週刊ポスト2014年6月20日号

---

1.

フジ生野＆山崎アナ　27時間テレビの夜に男性3人と花火観覧

2.

飲み食べ放題のビアガーデン　はたして料金の元はとれるか？

3.

栩内被告追い詰める　ASKAの第3、第4のシャブ愛人の存在

4.

佐世保・同級生殺害の高1女子　父親の弁護はありえるのか

5.

高一女子殺害容疑者と酒鬼薔薇との共通点を臨床心理士が分析

6.

歌番組の「口パク」はNGか　AKBら最新アイドルグループ事情

7.

壁ドンに続く「股ドン」は定着するか　「されたい」女子も多数

8.

米軍慰安婦だった韓国人女性取材応じる　手取りは1晩10ドル

9.

加藤茶の体調不安　「テレビで見る姿以上に深刻」との証言も

10.

かけそばばかり頼まれると苦しい立ち食いそば　儲けの源泉は

• ■ ASKA 隔離病棟で危険な状態説
• ■ 鹿児島県民が中国人に呆れる
• ■ TV頻出女性 やらせ疑惑に反論
• ■ 同級生殺害 酒鬼薔薇と共通点
• ■ ねづっち 小保方なぞかけ披露
• ■ 蛭子能収の変人エピソード集
• ■ 腰痛で通院 抗鬱薬処方の懸念
• ■ 「股ドン」は女子の願望？
• ■ 渡辺淳一氏 黒木と川島の関係
• ■ ジャニーズ騒動 被害女性告白
• ■ 古舘氏 視聴者への上から目線
• ■ 加藤茶体調不安 TVより深刻か

• ■ web R25 ランキンレビュー
• ■ WooRis
• ■ しらべぇ