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政治
菅官房長官、慰安婦問題で中韓批判 「いたずらにショーアップ」「政治・外交問題にすべきでない」
2014.8.5 00:24
菅義偉(すが・よしひで)官房長官は4日の記者会見で、中国政府が南京事件や慰安婦に関する資料を国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界記憶遺産に登録申請したことについて「日中両国が関係改善のために努力をすることが必要な時期にあって、中国側がユネスコの場を政治的に利用して、日中間の負の遺産をいたずらにショーアップしていることは極めて遺憾だ。中国には抗議の上、取り下げるよう申し入れている」と述べた。
韓国が「日本軍慰安婦白書」を発刊することについても「慰安婦問題は韓国側に日本の立場や努力をしっかり受け止めてほしいと伝えている。この問題を政治問題、外交問題にすべきではない」と批判。「慰安婦問題を含め、日韓間の財産請求権の問題は日韓請求権経済協力協定によって最終的に解決済みであるというのが、わが国の一貫した立場だ」とも語った。
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