動物園技術者研究会出席のため、豊橋市を訪れている秋篠宮さまが19日、豊橋総合動植物公園を視察された。同公園内の自然史博物館で展示されている恐竜化石をご覧になったあと、動物園のカバやホッキョクグマなどの飼育動物を見て回られた。
同日午前、秋篠宮さまは鈴川正視・総合動植物公園部長らの出迎えを受けて同公園に着き、松岡敬二・自然史博物館長の案内で同博物館を視察された。
秋篠宮さまは展示されているユアンモウサウルスの骨格について「どこで発見されたものですか」と尋ねられ、松岡館長から「中国の雲南省元謀(げんぼう)県です」という説明などを受けられた。
また、館内で開催中の小田隆復元原画展のトンボのイラストを「これは(大型の原始的なトンボの)メガネウラですね」と確認された。
また、動物園では齋藤富士雄・動植物公園長の先導でカバやシマウマ、ホッキョクグマ、野鳥園、さらに植物園を視察された。
野鳥園ではインコ舎に設置されているヒーターを見た秋篠宮さまは「インコはこの季節、夜は寒いでしょうね」と問われ、林美喜男飼育員が「夜間は寒さをしのぐためゲージをビニールで覆い、風よけにしています」との説明にうなずかれた。
このほか秋篠宮さまは、ホッキョクグマの水中ダイビングを見たり、倉科文香飼育員の介添えを受けて、シマウマへのエサやりを体験された。
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