どうしんウェブ 北海道新聞

  • PR

  • PR

札幌圏

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • mixiチェック

9日間で6万6600人 札幌国際芸術祭「良いスタート」

(07/30 11:05、07/30 11:29 更新)

順調な滑り出しとなった札幌国際芸術祭。モエレ沼公園で開かれたイベントには大勢の人が詰めかけた=26日

順調な滑り出しとなった札幌国際芸術祭。モエレ沼公園で開かれたイベントには大勢の人が詰めかけた=26日

 初開催中の札幌国際芸術祭の実行委は29日、開幕した19日から27日までの来場者数をまとめた。9日間で約6万6600人にのぼり、期間中(9月28日まで)の目標約30万人の達成に向け順調な滑り出しとなった。開幕直前に総合芸術監督の坂本龍一さんが病気治療のため来札を取りやめ、人気狂言師・野村萬斎さんら出演の屋外公演が雨天中止になるなどアクシデントに見舞われたが、影響を感じさせない好調な入り込みだ。

 主要会場の入場者数は約6万1900人。このうち有料の主要企画展「都市と自然」が開かれている道立近代美術館(中央区)と札幌芸術の森美術館(南区)が計約7200人。特別展示「センシング・ストリームズ」が開かれ、インフォメーションセンターがある札幌駅前通地下歩行空間が約2万500人など。

 イベントの来場者数は約4700人。モエレ沼公園(東区)での開会式は約500人、開幕日に行われたアイヌ民族の伝統儀式「カムイノミ」(神への祈り)は約千人。26、27日行われた舞台「CHROMA(クロマ)」は、計約1400人の大入りとなった。

 実行委は「開幕が3連休と重なり、良いスタートが切れた。夏休みが始まったので、目標を上回れるよう家族連れを中心にPRを続けたい」としている。(山田宏茂)

報道センターから

ご意見・ご要望は… 報道センターメールアドレス

このページの先頭へ