大隈悠
2014年8月3日18時34分
国産初となる小型ジェット旅客機「MRJ(ミツビシ・リージョナル・ジェット)」の地上試験場と試験機が3日、三菱重工業小牧南工場(愛知県豊山町)で公開された。試験は今秋から1年半の予定。突風や着陸時の衝撃などを想定し、機体の強度や耐久性などを確かめる。
試験機は、組み上げられた鉄骨によって、地上から1・5メートル浮いた状態に固定された。脚部分にかかる力の影響をなくし、できるだけ飛行中の環境に近づけるための工夫だ。
試験では、機体が、日米など主要国の航空当局が決める安全基準を満たすかを確認する。油圧で動く機械や圧縮空気で力を加え、通常の飛行で想定される1・5倍の負荷でも部品が壊れないかを調べる実験もある。
MRJは17年春の初納入をめざして三菱重工の子会社、三菱航空機が開発を進めている。来年春からは試験飛行を始める予定。安本弘昭・三菱航空機試験管理室主任は「MRJのスタートに向け、安全性を確認する重要な作業だ」と述べた。(大隈悠)
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