2014年08月01日 (金) 掲載
『東京、注目かき氷10選』の記事を紹介して間もないが、東京にはかき氷の名店がまだまだたくさんある。人気の老舗甘味処から、ビアバーのデザートメニューまで、食べるシチュエーションも様々。ここでは、昨年の特集で取り上げた人気店にくわえ、まだ紹介していなかった注目店を紹介。インパクトのあるビジュアルや、個性的なシロップに目移りしてしまうこと請け合いだ。食べ比べて、お気に入りの一杯を見つけてほしい。
『生ゴールデンキウイ』(864円)
夏限定のメニューとして、かき氷が楽しめる。中盛りの氷に、たっぷりのフルーツをそのまま使用したシロップが乗っており、氷よりむしろフルーツの方が多いのではないかと思うほど。氷はふわっと、ややざらっとした食感で、フルーツと異なる食感が楽しめるのも良い。『生あんず』、『生いちご』などフルーツを使用した氷のほか、『きなこミルク』、『黒蜜きなこ』など甘味処らしいメニューも揃っている。
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『氷白玉』(550円)
気さくなおかみさんが作ってくれるかき氷は、粒子が細かくふわふわで、まるで雪のよう。「氷の上にのせると固くなるから」という配慮で、別添えになっている白玉は、その狙い通りモチモチとした食感。高くない値段も嬉しい。各種かき氷のほか、白玉ぜんざい(650円)、クリームぜんざい(650円)、また焼きそば(550円)などの軽食も用意されている。
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『うめ』800円
三ノ輪にある天然酵母のパン屋、むぎわらいでは夏限定で天然氷のかき氷を提供。麹を使用し、果物を発酵させてつくる「酵素シロップ」は、『いちご』、『うめ』、『レモン』の3種類。甘さ抑えめで大人の味わいだ。さっぱりとした酸味の『うめ』は、大きめにカットされた果肉とジャム状になったものが入り、2つの食感が味わえる。酵素の働きで身体が冷えにくいのも嬉しい。
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『ひみつのいちごみるく』(800円)
日光三ツ星氷室から仕入れた天然氷を使用した氷は、しっとりふんわりしており、口に入れるとスッと溶ける。手製いちごシロップとミルクは甘さ控えめで、最後まで飽きる事なく食べられる。テーブルにはストローが置かれており、溶けた氷をストローで吸いつつ、氷を食べ進めることができる。人気店のため、注文から出てくるまでに時間がかかるのが難点だが、我慢してでも食べる価値はある。
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『氷牛乳』(480円)
大正元年創業の根津にある甘味処、芋甚で味わえるのは、ふんわりと盛られた氷の下にレモン風味の甘い牛乳が添えられたさっぱりとした一品。氷を牛乳と混ぜながら食べ進め、最後は残った冷たい牛乳をストローで一気に飲み干す。甘さは控えめで量もほどほどなので、夏の散歩の小休止には最適だ。氷のほか、『クリームあんみつ』や『まめかん』も試してみたい。
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『氷ミルフル』(780円)
練乳ベースのシロップがかけられた氷の下には、みかん、白桃、パイナップルなどさまざまなフルーツが隠れており、甘いシロップの中に酸味のアクセントを作っている。氷はキンキンに冷やしたものを使用しているようで、暑さも一気に吹き飛ばしてくれる。日本で初めて販売したと言われる小倉アイスも一緒に頬張りたい。
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『島バナナぜんざい』(700円)
沖縄料理のカフェ、なごかふぇでは、黒糖で煮た金時豆と白玉で食べる沖縄流かき氷の『ぜんざい』をメインに、アボカド、マンゴー、パッションフルーツなど沖縄のフルーツを使用した手作りのシロップが人気。『島バナナぜんざい』は、酸味もありさっぱりとした甘さの島バナナのソースと黒糖がマッチ。金時豆はほくほくとした食感で、ほっとする味わいだ。温かいさんぴん茶を一緒に出してくれるのも有り難い。
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『とちおとめ+ミルク』(880円+100円)
口当たりが非常にまろやかな氷に、ジャムのような手作りの生イチゴシロップ(季節限定)、ミルクをトッピング。シロップやミルクが均一にかけられていないため、スプーンですくって口に入れるたび、違った味が楽しめる。1年中かき氷を提供しているので、氷好きには嬉しい。
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『氷生いちご』(900円)
巨大な氷に、生のイチゴで作った甘酸っぱいシロップがたっぷりとかけられた、目にも鮮やかなボリュームある一杯。と言っても、甘さは控えめなのであっという間に食べられる。人気店なので、ティータイムは避けて来店するのが吉。甘味喫茶処で、煎茶と共にゆっくりと味わいたい。
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『いちごミルク白玉』(980円)
浅く広いお皿一面に氷、その上にイチゴシロップと練乳、脇には白玉が8つ。見た目はかなり甘そうに見えるが、実際はイチゴシロップが甘酸っぱくスッキリした味わい。練乳と白玉がほどよいアクセントになっており、あっという間に食べられる。平日でも満席になってしまうほどの人気店なので、夏場は行列を覚悟したい。
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『レモンとミックスベリーのレアチーズ仕立て』(950円)
渋谷神山町のセバスチャンでは、オレンジとチョコレートを組み合わせたものや、カンパリ風味など、フレンチのシェフだったという主人による、洋菓子のテイストを取り入れたかき氷が食べられる。『レモンとミックスベリーのレアチーズ仕立て』は、甘酸っぱいベリーソースとさっぱりとしたクリームチーズソースという鉄板の組み合わせに、レモンピールのシロップが入り、なんとも爽やか。
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『紅茶氷ミルクがけ』(800円)
古い氷かき機や冷蔵庫が所狭しと置かれ、祭りの露店を彷彿とさせるこの店で出されるのが、紅茶のシロップに練乳がかかったミルクティー風味のかき氷。サクサクとフワフワが共存する氷は独特の食感で、あっという間に食べ終えてしまうほど口当たりが良い。1度に2杯食べる人も多いという。店の軒先で気軽にかき込んでいきたい。
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『宇治金時』(820円 ※トッピング 白玉、練乳は別)
雪のようなさっまらな状態の氷に、別添でシロップが出てくる。濃い目の抹茶シロップに、あわ雪のような優しい口あたりの氷がよくあう。宇治金時のほか、苺ミルク、黒蜜きなこ、あんずなどがあり、練乳、白玉、バニラアイスなどのトッピングを各100円でつけることができる。ボリュームがあるので、シェアして楽しむのもよい。
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『桃』(ハーフ2,000円、並2,200円※ランチとセット)
銀座にある樽生ビールが楽しめるビアバー、麦酒屋るぷりんは日光の天然氷の蔵元、四代目 徳次郎の氷を使用。定番の『桃』は、とろりとした濃厚なソースにくわえ、中にも桃のコンポートがたっぷり入った贅沢な一品。かき氷単品での注文はできないが、ランチタイムは、本日の干物、野菜たっぷりのとん汁、薫製たらこなど、ボリューム満点の食事とセットになっておりお得だ。
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『ことのは 抹茶』(500円)
築地場外市場に本店を置くうおがし銘茶の姉妹店、茶の実倶楽部では、抹茶とほうじ茶の2種類のかき氷がワンコインで食べられる。『ことのは 抹茶』は、店頭でも販売されている『ことのは 銀印』を贅沢に使用しており、抹茶の香りや苦みを感じられる濃厚な一品。中には、甘さ控えめの抹茶アイスクリームも入り、小ぶりながら満足度が高い。
※8月は通常の定休日に加え、土曜日と18日から22日も休業となるので注意。
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