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地方
サッカーW杯ブラジル大会 森重選手の恩師見守る 広島
2014.6.21 02:05
サッカーワールドカップ(W杯)の日本対ギリシャ戦が行われた20日、早朝のキックオフにもかかわらず、広島でも多くのサッカーファンが日本代表に声援を送った。
第1戦にフル出場した森重真人選手が県立広島皆実高校時代のサッカー部監督で、現在は県立安西高校教諭の鯉迫勝也さん(53)も広島市西区中広の焼き鳥店「天羽」に友人らと集まり、熱心にテレビ観戦した。
現在はディフェンダーとして活躍する森重選手だが、中学時代までは攻撃的な選手だった。「体が強くてパスもうまい」と、高校に入学してから、鯉迫さんが守備的なポジションで起用。これが森重選手の現在につながっている。
「前の試合はスタメンだったので、きょうも期待していたが残念」と鯉迫さんは話し、じりじりするような試合展開を見守った。
前半に相手選手が退場したものの日本代表は攻めきれず、0-0の引き分けに。決勝トーナメント進出へ向けてかなり厳しい状況となり、集まった人たちはため息をもらした。
鯉迫さんは教え子がW杯に出場したことについて、「本当にうれしい。広島のサッカー少年もJリーガー、日本代表というだけでなく、W杯のピッチに立つという明確な目標を持てると思う」と話した。
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