工事・計画
JR東日本/飯田橋駅ホーム移設/直線区間へ200メートル、整備費100億円 [2014年7月3日4面]
JR東日本は、総武線飯田橋駅(東京都千代田区)のホーム移設工事に向けて本年度に基本設計に着手する。列車とホームの隙間が大きい現状の問題点を改善するため、ホームを西側(新宿方面)の直線区間に約200メートル移設する。設計に2年、工事に5年程度かかる予定としているが、同社は事業期間の短縮を図り、2020年東京五輪前に完成させたい考えだ。整備費は100億円程度を見込む。ホーム移設に合わせ、西口駅舎の建て替えや駅前広場の整備も進める。
現状のホームは、急曲線区間にあるため、列車とホームの間に最大33センチの隙間がある。新しいホームは現在、西口の改札が面する早稲田通りをまたいで整備される予定。移設することで列車とホームの隙間は最大15センチに縮小するという。利用者が列車と接触したり、線路に転落したりする危険が減り、安全性の向上が期待される。
ホーム移設に伴って西口駅舎の建て替えにも着手し、小規模な店舗の整備も予定している。千代田区と連携して整備する西口駅前広場の面積は約1000平方メートルの規模を想定する。今回の計画範囲の一部は史跡区域(江戸城外堀跡)に指定されているため、近く第三者の有識者で構成する委員会を立ち上げ、文化財に配慮した計画となるよう検討を進めるという。
現状のホームは、急曲線区間にあるため、列車とホームの間に最大33センチの隙間がある。新しいホームは現在、西口の改札が面する早稲田通りをまたいで整備される予定。移設することで列車とホームの隙間は最大15センチに縮小するという。利用者が列車と接触したり、線路に転落したりする危険が減り、安全性の向上が期待される。
ホーム移設に伴って西口駅舎の建て替えにも着手し、小規模な店舗の整備も予定している。千代田区と連携して整備する西口駅前広場の面積は約1000平方メートルの規模を想定する。今回の計画範囲の一部は史跡区域(江戸城外堀跡)に指定されているため、近く第三者の有識者で構成する委員会を立ち上げ、文化財に配慮した計画となるよう検討を進めるという。
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