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UPDATE 1-GPIF「前倒しで改革」、NISA上限拡大へ=菅官房長官

2014年 08月 2日 14:08 JST
 
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(内容を追加しました)

[東京 2日 ロイター] - 菅義偉官房長官は2日、都内で講演し、まちがいなく経済は回復基調にあるとの認識を示した。その上で、「これからも優先すべきは日本経済の再生」と述べ、NISA(少額投資非課税制度)の上限拡大に取り組む意向や、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)改革について従来の予定より前倒しで進めていく方針を示した。

足元の経済情勢について菅官房長官は、アベノミクスの3本の矢によって「経済の流れを大きく変えることができた」とし、「間違いなく経済は回復基調にある」と語った。

菅官房長官は「これからも優先すべきは日本経済の再生」と指摘。経済再生のための個人金融資産活用策の一環として導入したNISAについて、現行の年100万円から、「これから暮れに向け、倍以上のものを活用できるような方向性で取り組んでいきたい」と述べ、上限拡大に取り組む考えを示した。

また、GPIF改革について「従来予定より前倒しで改革進めていく」と語った。

そのうえで、アベノミクスの3本の矢を放ち、「スピード感をもって実行に移すことによって、まさにデフレを脱却し、財政再建も何としてもやり遂げていきたい」とした。

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 日中関係に関しては「世界のなかで、2番目・3番目の経済大国は、安定と繁栄の責任ある立場だ」と述べ、日韓関係では安倍首相は対話のドアはオープンだとしていると強調。日中・日韓関係改善に向けては「地球儀を俯瞰する外交のなかで、こうした二国間についても、従来の基本方針のなかで、戦略的互恵関係、対話のドアはオープンにしながら進めていきたい」と述べるにとどめた。

(吉川裕子)

 
 
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