「中国世界遺産ものがたり」〜悠久の旅人たち〜 2014.07.24

「寒雨江に連なって夜呉に入る
平明客を送れば楚山孤なり
洛陽の親友如し相問わば一片の冰心玉壺に在り」
中国最高峰の宝物が眠る世界文化遺産「故宮」
故宮博物院に収蔵されている磁器の中に清の4代皇帝・康熙帝によって生み出されたものがある
まばゆいばかりに色鮮やかな琺瑯彩である
康熙帝は西洋の焼き物を大変好んでおりその技法を磁器に応用したのだという
琺瑯彩の製造過程は他の磁器とは異なる
まずは景徳鎮産の優れた陶磁器を取り寄せそれに宮中の御用絵師が絵を描き彩色を施す
そして宮中で焼かれる
当初琺瑯彩に使う釉薬の原料は輸入に頼るしかなく極めて高価なものだった
それが康熙帝の子雍正帝の時代になると釉薬の国産化に成功し作品はますます多彩となった
琺瑯彩の美しさは中国磁器が到達したまさに最高峰のひとつである
2014/07/24(木) 22:54〜23:00
テレビ大阪1
「中国世界遺産ものがたり」〜悠久の旅人たち〜[字]

#304 故宮