中国・上海の食品加工会社、上海福喜食品が、使用期限が切れた鶏肉を加工していたなどと指摘されている問題。
上海市は、食品監督部門や公安部門などによる、専門の調査チームを設置し、工場への立ち入り調査を行いました。
上海市当局は、この会社が組織的に不正を行っていた疑いがあると見て、関係者5人を拘束して、調べを進めています。
上海でも、今回の問題について厳しい声が。
中国版ツイッターと呼ばれるウェイボーでも。
本当に悪質だ!こんなに汚いものを中国の国民や子どもに食べさせるなんて。
われわれはもう何を食べたらいいんだ。
今回の問題を受けて日本では、日本マクドナルドと、ファミリーマートが、上海の食品加工会社から材料を仕入れていたことを明らかにして、両社はきのうまでに一部の商品の販売を中止しました。
国内では、これまでのところ、この2社のほかに問題の会社の材料を使った商品を販売したと明らかにした企業は出ていません。
ファミリーマートの中山勇社長は。
厚生労働省によりますと、上海の食品加工会社から輸入した食品が原因と見られる、健康被害の届け出はないということです。
中国では、これまでも食品から有害な物質が検出されるなど、たびたび食の安全を脅かす問題がクローズアップされてきました。
2008年には、中国の食品加工会社が製造した冷凍ギョーザを食べた14人が、食中毒の症状を訴えました。
こうした事態を受け、中国では2009年、食品安全法という新たな法律を施行。
違法行為には罰金を科すなど、対策を強化してきました。
しかし、専門家は法律は出来たものの、食品加工に関わる経営者や従業員の意識は、依然として変わっていないと指摘しています。
一方で、なぜ中国のテレビ局がこの問題を伝えたのか。
専門家は、中国当局の変化を感じるといいます。
従来はテレビ局がこういう映像を流すというのは、ほとんどなかったといっていいと思います。
習近平政権になって以降、とりわけ、環境問題と今の食品衛生問題に関しましては、厳しい目を政権側が注ぐようになりました。
市民や消費者の力を借りて、…。
中国の警察当局は、この会社と取り引きがある流通業者やファストフード店などから聞き取りを行うなどして、食品加工の実態を解明する方針です。
こんばんは。
国はきょう、問題のある食品が国内に入らないよう、検査体制を強化する考えを示しました。
企業に対しても、食品の安全性の確認を徹底してほしいと呼びかけています。
ウクライナ東部でマレーシア航空の旅客機が撃墜された事件で、乗客・乗員の遺体を乗せた最初の輸送機が、まもなくオランダに到着します。
真相究明に向けた国際調査は、オランダ主導で行われることになり、事件から1週間を前に、次の段階へ向けて、ようやく動きだしました。
ハリコフ国際空港の滑走路では、犠牲者の遺体が入ったひつぎを輸送機に積み移す作業が、静かに進められています。
ウクライナ東部で、マレーシア航空の旅客機が撃墜された事件では、乗客・乗員298人全員が死亡しました。
これまでに確認されたおよそ200人の遺体のうち、最初の16人の遺体が、オランダへ移されることになり、空港で追悼式典が開かれました。
最も多い193人が犠牲となったオランダの代表も出席しました。
事件発生から6日がたって、ようやく遺体がオランダへ移されました。
事態は次の段階に進むことになります。
オランダでは、国全体が悲しみに暮れています。
飛行機が出発したスキポール空港に設けられた献花台を、朝から市民が次々に訪れています。
遺体を乗せた輸送機は、日本時間の今夜遅く、オランダ南部の空港に到着し、ウィレム・アレクサンダー国王や、ルッテ首相が出迎える予定です。
その後、軍の施設で身元の確認などが行われる見通しです。
今後、焦点になるのは、原因究明に向けた本格的な調査です。
オランダ主導で進め、そこに関係各国が加わります。
オランダのルッテ首相と、アメリカのオバマ大統領は、電話で会談しました。
この中で、次の焦点は墜落現場を保全し、透明性のある国際的な調査を実施することだとの認識で一致しました。
また親ロシア派から引き渡されたフライトレコーダーなどは、イギリスの航空事故調査当局によって、データの取り出しが行われることになり、23日、イギリスに到着しました。
ただ、原因を究明するうえで重要なのは、墜落現場での調査が、確実に行えるかどうかです。
武装集団に協力させるために、欧米各国はロシアが影響力を行使するよう、圧力を強めていますが、調査の環境を整えることができるかは、依然、不透明です。
新しい情報が入ってきました。
欧米の複数のメディアは、ウクライナ軍の情報として、ウクライナ東部で、23日、ウクライナ軍の戦闘機2機が、親ロシア派の武装集団によって、撃墜されたと伝えています。
一方、圧力を強める欧米各国ですが、中でも鍵を握るアメリカは、世界各地で相次ぐ問題への対応に迫られています。
大越キャスターがお伝えします。
こんばんは。
きょうはワシントンからお伝えします。
アメリカはブッシュ政権の時代、アフガニスタンやイラクでのテロとの戦いを、一国行動主義ともいわれた強い手法で推し進めました。
私もそのころ、ここで取材に当たっていたんですが、今、ここに来てみて、そのときの反動は強いと感じます。
国民の間には、内向きの思考が広がっているように見えます。
ほかの国のためにあまり躍起になる必要はないという考えと、やはり世界のリーダーにふさわしい行動を取るべきだという考えの間で、アメリカはこれからの進路を模索しています。
ことし5月にオープンした9月11日メモリアル博物館です。
当時の消火活動に当たった消防車ですね。
もうはしごの部分がぐちゃぐちゃになっています。
当時のそのすさまじさっていうのを、本当に感じますね。
3000人近い犠牲者を出した2001年の同時多発テロ事件を契機に、アメリカはテロとの戦いに突き進んでいきました。
アフガニスタンでの軍事行動。
フセイン政権を崩壊させたイラク戦争。
国内世論も強く後押ししました。
しかし、今、その世論は大きく変化しています。
アメリカはテロとの戦いで大きな犠牲を払いました。
2つの戦争で亡くなった兵士は、6700人を超えています。
帰還した兵士たちは、何を感じているのか。
帰還兵の1人を訪ねました。
ジェイソン・ハンスマンさん31歳です。
2004年の秋から10か月間、イラク第2の都市モスルで、治安維持など、復興に向けた任務に携わりました。
ところが、先月、そのモスルをイスラム過激派組織が制圧。
再び混乱が拡大しています。
ジェイソンさんのもとには、仲間の帰還兵から次々とメッセージが。
自分たちがやってきたことはむだだったのか。
帰還兵の多くは、出口の見えない葛藤の中にいます。
アメリカ国内で広がるえん戦気分。
国際問題にどう関わるか、国民の意識も大きく変化しています。
有力紙の最新の世論調査では、アメリカが世界の紛争を解決するのに、主導的な役割を果たす必要はないと答えた人が、6割近くに上り、10年余り前と比べると、およそ2割増えています。
こうした世論が11月に迫る議会の中間選挙にも影響を及ぼしています。
民主党の選挙キャンペーン会場です。
外交政策は、中間選挙の争点の一つになっています。
一方、当時、イラク戦争に踏み切った共和党。
中東の情勢や、ウクライナ問題などについて、オバマ政権の外交政策を、弱腰だと批判し、選挙戦での攻撃材料にしています。
ただ、その共和党も軍事力の行使については、今や及び腰です。
下院議員選挙に臨むこの共和党の新人候補も、国民の犠牲を伴う軍事行動には、慎重な立場です。
アメリカが、内向きとなる一方で、世界では各地で紛争が相次いでいます。
解決に向けた糸口は見えないまま、犠牲者が増え続けています。
今や、世界の警察を担う意思も力も失いつつあるアメリカ。
複雑化する国際情勢の現実と、求められる指導力のはざまで、苦悩が続いています。
さて、アメリカが今後、国際社会でどのような行動を取るにせよ、その行動に大きく影響する存在となったのが、中国です。
アメリカとは対等な大国どうしだとするその中国との関係作りも、アメリカにとっては難しい課題です。
北京で今月、開かれた米中戦略経済対話。
両国の政府高官が出席し、安全保障から経済まで、幅広い分野について意見を交わしました。
特に力を入れたのは、温暖化対策とエネルギー分野です。
具体的な協力を進めることで合意しました。
米中関係の大きな節目となったのが、去年6月、オバマ大統領と習近平国家主席との首脳会談でした。
会談では、米中両大国が新たな形の関係を築いていくことを確認しました。
先月には、中国の航空会社が北京とワシントンを結ぶ直行便を就航。
結び付きが深まる中、米中両国の貿易総額は、過去10年で倍増しました。
その一方、米中関係を揺るがす事件も相次いでいます。
ことし5月、中国人民解放軍の将校5人が、アメリカを代表する大手企業のコンピューターに不正に侵入し、内部情報を盗み取ったとして、アメリカの司法当局が起訴しました。
さらに先月、アメリカ議会では。
問題となっているのは、アメリカの司法当局が、中国企業の従業員らを、企業秘密を盗んだ罪などで、去年、起訴した事件です。
被害を受けたのは、東部マサチューセッツ州に拠点を置く企業です。
風力発電の装置を制御するシステムを開発しています。
中国の風力発電機メーカーにシステムを販売していました。
しかし。
こちらは、風力発電の装置を動かすための機械です。
中国の企業は、この機械を制御するためのソフトウエアを盗み取ったとされています。
中国メーカーの社員が、この企業の幹部に接触し、ソフトウエアの設計図となるプログラミングの情報をひそかに入手。
見返りは、およそ1億8000万円の金銭と、マンションなどでした。
中国メーカーは企業との契約を一方的に破棄し、盗んだソフトウエアを使って、風力発電施設を製造。
アメリカ企業の地元に、逆輸出までしたとされています。
企業側は一時は、収益が10分の1まで落ち込み、従業員を解雇するなど、ばく大な損失を受けました。
知的財産への相次ぐ侵害に、アメリカ政府は強い懸念を示しています。
大国化する中国との立場の違いが、衝突につながることは避けたいアメリカ。
中国への不信感も広がる中、新たな関係への構築を模索しています。
存在感を増す中国ですが、アメリカとの信頼関係を作るには、まだ相当な時間がかかりそうです。
これからの国際社会は、誰がリーダーシップを担うのか。
インタビューです。
ゼロ、アメリカの衰退によって世界のリーダーがいない状態を表すのが、Gゼロということばです。
その名付け親が、世界から注目される気鋭の国際政治学者、イアン・ブレマー氏です。
アメリカをはじめとする主要先進国にけん引されてきた国際社会。
しかし。
Gゼロは新しい世界秩序への過渡期です。
しかし、その種となるものはまだありません。
状況はさらに悪化しているのです。
世界の警察官といわれたアメリカが、その役割を担いきれなくなったことについて。
アメリカは世界の警察官にはなりたくないのです。
なりたがっているのは自国の保安官なのです。
Gゼロの世界では、イラクやシリアなどに新たなイスラム勢力が台頭しつつあります。
中国が世界のリーダーになる可能性はあるのか。
世界の警察官であることをやめたアメリカは、どういう役割を担っていくのか。
ワシントン支局の田中淳子支局長です。
今のインタビューですが、アメリカは超大国であることに変わりはないけれども、そのふるまいに変化が出てきているということだったんです。
ただ、その変化の先というのがなかなか不透明だと思うんですが。
そうですね、その問いに正しい答えというのはないと思うんですけれども、一つ、手がかりになるかもしれない論文があります。
こちらの雑誌に掲載されている論文なんですけれども、タイトルは、超大国は引退できない。
こちらのイラスト、たそがれの中、星条旗の帽子をかぶった男性が、疲れ果てて休んでいます。
まさに今のアメリカを象徴するような姿です。
こちら、保守系の歴史家が書いた論文なんですけれども、今、ワシントンで話題を集めて、オバマ大統領も筆者をホワイトハウスに招いて議論したといわれています。
その中身なんですけれども、戦後70年もの間、アメリカがみずからに多大な負担を課しながら、国際秩序を主導してきたのは、歴史的に見ても例のない、いわば、異常といってもいい時代だったとしているんです。
そして、この異常な責任と重圧から逃れるために、今のアメリカは、自分のことだけ心配すればいい、普通の国に戻りたがっていると分析しているんです。
しかし、そのアメリカ、疲れたとはいっても、リーダーシップを放棄するわけにはいかないですよね。
そうですよね、それは、こちらの論文も指摘しているんですけれども、本当にアメリカが一切リーダーシップを取らなくなってしまえば、国際秩序はあっという間に崩壊してしまうおそれがあります。
ウクライナでのロシアの動き、そして中国の海洋進出の動きなど、今の国際秩序に不満を持つ大国が、力で現状を変更しようとしているのは、すでにその兆候とも言えるかと思います。
だとすれば、アメリカはどう動くんでしょうか。
そうですね、少し形を変えて、身の丈に合った形のリーダーとでもいうんでしょうか、そして国際秩序を守っていこうとしていると思います。
具体的には2つほどアプローチが見えてきています。
1つは今の国際秩序で恩恵を得ている同盟諸国にも、応分の責任と負担を担ってもらおうとしているんですね。
アメリカがすべてを負担するのではなく、同盟諸国の旗振り役、あるいは調整窓口を務めるというような形です。
もう一つは外交の細分化とでもいうんでしょうか、冷戦時代のような一貫した外交戦略を立てるのは無理なので、ウクライナ、イラク、シリア、あるいは北朝鮮といったテーマごとに連携する相手を組み替えて、柔軟に対処するという形なんです。
顕著な例としましては、長年、敵対し、国交を断絶しています、イランとの間で先月、イラク危機を巡って、直接会談を行っているんです。
そうしますと、例えば中国やロシアとは、基本的に考え方の違いがありますけれども、そういった国々とも全面対決というんじゃなくて、連携すべきところはしていくという方向にやっぱりいきそうだということですね?
そうですね、先ほど、中国の例を見ていただきましたけれども、ロシアもまさにそのとおりですね。
今まさに、ウクライナ情勢を巡って、ロシアとの対立が深まっていますけれども、シリアやイランの問題では、そのロシアと協力していかなければなりません。
したがって、アメリカとしましては、ロシアによる現状変更は許さないという厳しい姿勢を取りつつ、全面的な対決はぎりぎりに避けたいとしているんですね。
このアプローチは、戦争は回避できるかもしれないんですけれども、一方でロシア側からは足元を見られて、アメリカが有効な切り札を失ってしまうという側面もあるかと思います。
超大国の座から引退できないアメリカ。
限られた切り札で、どこまで国際秩序を守っていけるのか、当面、厳しい外交運営が続きそうです。
田中淳子支局長でした。
子の3日間、アメリカの今を見てきました。
超大国であることに変わりはないにせよ、アメリカに対し、万能の国というイメージを抱き過ぎるのは、むしろ酷な時代に来ているということかもしれません。
しかし、世界の秩序はアメリカ抜きにしては語れません。
世界の警察官に代わる新たな関与のしかたを、アメリカはどう確立させていくのか。
その同盟国である日本にとっても、これからの最大の関心事の一つです。
ワシントンでした。
大越キャスターでした。
さあ、今月29日は土用のうしの日です。
暑さに負けないためにうなぎをという方も多いと思います。
ことしはうなぎの稚魚、シラスウナギの漁獲量が、去年よりも増えましたが、うなぎの資源が長期的な減少傾向にあることに変わりはないようです。
きょうも気温が上がって、ムシムシしています。
精力をつけたいなというときはやっぱりこれですよね。
香ばしい香りが漂っています。
おいしそうです。
各地で厳しい暑さとなったきょう。
うなぎ屋さんもにぎわっています。
ここ数年、国内ではうなぎの稚魚、シラスウナギの漁獲量が減少。
去年は過去最も少ない5.2トンにとどまり、価格が高騰しました。
果たして、ことしのうなぎは。
現在、出回っている養殖うなぎは、すべて漁獲したシラスウナギを育てたものです。
ことしの国内の漁獲量は16トンで、ここ5年では最も多くなりました。
1キロ当たりの取り引き価格は、平均で92万円と、去年の半値以下になっています。
また輸入うなぎも安くなっています。
主な輸入先である中国や台湾でも、稚魚の漁獲量が急増したことが、その背景にあります。
出荷作業に追われる輸入会社は。
状況は去年から一転したように思われますが、うなぎの値段は下がるのでしょうか。
東京・渋谷のうなぎ店。
わたしたち消費者が食べる際の値段は、すぐには変わらないようです。
確かに、うなぎの資源は厳しい状況が続いています。
シラスウナギの漁獲量は、50年前は200トンを超えていました。
しかし減少が続き、今では10分の1以下になっています。
先月、IUCN・国際自然保護連合は、ニホンウナギを生息数が激減しているとして、絶滅危惧種に指定しました。
そのIUCNのウナギ調査委員会の委員長が、現在、日本を訪れています。
伝統的な天然うなぎの漁や養殖場を視察。
保護の在り方については、こう強調しました。
あの香りと味を、将来も楽しむためにはどうすればいいのでしょうか。
子どもの心臓病で、新たな治療法です。
大阪大学附属病院で、患者本人の足の細胞を培養し、心臓に貼り付け、機能を回復させようという治療が行われました。
この治療法が子どもに行われたのは、世界で初めてだということです。
4年前に改正臓器移植法が施行され、子どもが国内で心臓の移植手術を受ける道が開かれましたが、15歳未満の子どもから提供された心臓の移植は、4例にとどまっていて、この新たな治療法に期待が寄せられています。
きょう会見した大阪大学医学部附属病院の医療チーム。
新たな治療法への期待を述べました。
治療を受けた11歳の女の子です。
心臓の筋肉が衰え、血液を送り出す力が弱くなる拡張型心筋症という重い心臓病を患っています。
3年前に病気が分かったあと、薬による治療を受けてきましたが、症状は徐々に悪化しました。
学校に通うこともできなくなり、さらに症状が進むと、心臓移植しか助かる方法がなくなるところでした。
体が小さいため、心臓の働きを補助する人工心臓も、適したものがほとんどないと言われました。
症状が進むのをなんとか抑えることはできないか。
医療チームが考えたのが、患者本人の細胞でシートを作り、心臓に貼り付けて、機能を回復させるという、再生医療でした。
治療法を開発した大阪大学の澤芳樹教授です。
7年前から大人の心臓病の患者を対象に、治療を行ってきました。
患者の太ももから、筋肉の元になる特定の種類の細胞を採り、シート状に培養します。
そして、それを心臓の外側に貼り付けるのです。
シートから出る物質が、周りの組織に血管を作るよう促し、栄養分が行き渡ることで、働きが回復すると考えられています。
これまでおよそ30人の大人の患者に治療を行い、寝たきりだった人がふだんの生活を送れるまでに回復した例もあったということです。
ところが、この治療法は、そのまま子どもに行うわけにはいきません。
成長段階の子どもでは、太ももから細胞を採ると、後に歩くのが不自由になるおそれがあるのです。
医療チームは、影響が少ないふくらはぎから細胞を採る方法を編み出しました。
女の子と母親は、この治療を受けることを決断しました。
医療チームはことし5月、女の子のふくらはぎから細胞を採り、シート状に培養しました。
そして先月、心臓にシートを貼り付ける手術を行いました。
手術から1か月余り。
病院の廊下を歩き回っても息切れしないほどに症状が改善し、今月中に退院できる見込みになりました。
医療チームによりますと、この治療法は病気を完全に治せるわけではありませんが、子どもの患者が臓器移植などを受けられるまで、時間をつなぐための治療になると期待されています。
大阪大学の医療チームは、この治療を、合わせて15人の子どもの患者に行い、効果などを検証することにしています。
東京電力福島第一原子力発電所で、がれきの撤去作業で飛散した放射性物質が水田を汚染したおそれがある問題で、東京電力は、この作業で、1兆ベクレルを超える放射性物質が飛散したとの推定結果を明らかにしました。
去年、福島県南相馬市の一部の水田で収穫されたコメから、国の基準を超える放射性セシウムが検出され、原因の一つとして、3号機で行われたがれきの撤去作業で、飛散した放射性物質が、風で運ばれたおそれが指摘されています。
東京電力は、飛散した放射性物質の量が、1兆1000億ベクレルに上るとの推定結果を示しました。
福島第一原発では近く、1号機でもがれきの撤去を行うため、建屋を覆うカバーの解体を始める予定で、再発防止策と地元への説明が求められています。
奈良市の団地で、寝たきりだった84歳の母親を自宅に1週間放置し、死亡させたとして、殺人の疑いで逮捕された56歳の長女。
検察は、殺人罪の適用を見送り、保護責任者遺棄致死の罪で起訴しました。
起訴された吉田泉被告は、寝たきりだった同居の母親が死亡しているのが見つかり、栄養失調になっていたことから、殺人の疑いで逮捕されました。
吉田被告は母親が死んでもいいという気持ちはなかったと供述し、殺意を否認していました。
検察は、殺意を立証できる証拠がないとして、殺人罪の適用を見送り、きょう、保護責任者遺棄致死の罪で起訴しました。
さあ、暦どおりの厳しい暑さとなりました。
気象情報、井田さんです。
そうですね、こんばんは。
きょうは二十四節気の大暑です。
これからが一年で一番暑さの厳しくなるときです。
こちらは、福岡県豊前市です。
厳しい暑さの中、人々が求めているのは。
湧き水です。
1日当たり1000トン以上の豊富な水が、山から湧き出るそうです。
水温は、一年を通して15度くらいだということで、この時期にはひんやり感じます。
水の音も涼しげでいいですね。
さあ、きょうよりもあす、さらにあさってと、暑さは日に日に、厳しくなっていきそうです。
では暖かい空気の予想を見ましょう。
このオレンジは、晴れれば35度ぐらいに上がる、そんな暖かい空気です。
あすの日中は、関東から九州の太平洋側を中心に流れ込んできますが、さらにあさってになると、この暖かい空気、北上してきまして、日本海側まで流れ込んできます。
そして土曜日にかけても、この暖かい空気は居座る見通しなんです。
この暑さが日に日に蓄積されていきますので、気温はどんどん上がっていきそうです。
では天気図を見ていきましょう。
あすも広い範囲は高気圧に覆われます。
前線が東北から北陸の日本海側に進むでしょう。
詳しく見ていきます。
あすも日ざしがたっぷりあって、暑さは厳しくなりそうです。
一方で、前線が進んでくる東北から北陸では、雨の降る所がありそうです。
局地的には日本海側を中心に、1時間に50ミリ、非常に激しい雨の降る所がありそうです。
川の増水や浸水などお気をつけください。
では、各地の気温と天気、見ていきましょう。
この暑さですけれども、週末にかけて、厳しい暑さが続きそうです。
予想最高気温見ていきます。
札幌でもこの先30度前後、関東から西日本では、33度から35度以上に上がってきそうです。
名古屋では金曜日36度、大阪も土曜日、36度など、体温ぐらいに上がってきそうです。
熱中症には十分お気をつけください。
熱中症のサインを見逃さないということが大切です。
めまいがしたり、大量の汗をかいたり、頭痛がしたりする場合、すでに熱中症になっているかもしれません。
すぐに涼しい所に移動して、休憩して、水分をたっぷりとるようにしてください。
気象情報でした。
試合終了!
チーズ。
スポーツ、廣瀬さんです。
こんばんは。
大相撲名古屋場所です。
ただ一人、全勝だった横綱・白鵬が敗れ、優勝争いは混とんとしてきました。
白鵬は30回目の優勝へ、安定した相撲を見せていました。
豪栄道は先場所敗れた相手。
きのう、横綱・鶴竜を破るなど、今場所、好調です。
張っていきました。
右を差した。
横綱、左の上手、左の上手、がっぷりと折れ曲がった。
豪栄道の寄り、豪栄道の寄り。
胸が合いました。
しかし、豪栄道が圧力をかけて上手をかけにいく、おっと、豪栄道の勝ち。
白鵬、敗れました。
立ち合い、白鵬は豪栄道の鋭い出足に押し込まれます。
得意の右四つになりますが、相手の圧力に前に出られません。
無理に上手投げにいきますが、体勢を崩しました。
投げが強引過ぎたと白鵬。
優勝の行方は分からなくなってきました。
勝って優勝戦線にも残った豪栄道。
真っ向勝負、白鵬、得意の形をも崩したこん身の一番でした。
横綱は粘りがあるので、最後、土俵に落ちるまで、勝った確証はなかったそうです。
これで2日連続横綱を破った豪栄道。
あすも横綱戦、日馬富士と対戦します。
1敗の大関・琴奨菊は結びで横綱・日馬富士との一番です。
琴奨菊は目の前で白鵬が敗れ、気合いが入ったと、日馬富士に挑みました。
左四つ。
がぶり、いい体勢だ。
抱え込んで、狙ったが、がぶった、がぶった、がぶり寄り!
座布団が舞う光景に、夢を見ているようだったと琴奨菊。
あすは1敗で並んだ白鵬との大一番が待っています。
中入り後の勝敗です。
若の里、旭天鵬、ベテランの2人が粘り強い相撲で勝ちました。
千代大龍と常幸龍が勝ち越し、高安は2敗目。
遠藤は3連勝です。
大砂嵐が連敗を4で止めました。
鶴竜が9勝目で、再び自力優勝の可能性が出てきました。
夏の全国高校野球。
新たに4つの代表校が決まりました。
佐賀大会の決勝は、延長にもつれ、10回、佐賀北の攻撃。
3塁ランナーがかえり、1点を勝ち越します。
佐賀工業も粘ります。
その裏、2アウト満塁。
フルカウントからの勝負でした。
空振り三振!勝ったのは佐賀北。
2年ぶり4回目の夏の甲子園。
秋田の角館は、春夏通じて初の甲子園です。
プロ野球の楽天は、腰の手術を受けてチームを離れていた星野監督が、あすの本拠地での練習から復帰すると、正式に発表しました。
指揮官の帰りを待つチームは、今夜も西武との対戦です。
楽天の松井裕樹はおよそ1か月ぶりの先発で、5回まで無失点でしたが、6回、4番の中村。
続くメヒアもフォアボールでノーアウト満塁として、マウンドを降ります。
2人目はクルーズ。
浅村には159キロで三振。
代打、大崎にも速球。
炭谷も速球で三者連続三振。
松井が残したランナーをかえしません。
しかし8回、3人目の斎藤がピンチを招き、途中出場の西武、さいとう。
同点とされ、松井の勝ちがなくなりました。
試合はまだ続いています。
現在、9回裏、西武の攻撃中。
1対1、同点のままです。
オリックスのドラフト1位、吉田一将。
疲労蓄積で登録を抹消された金子に代わり、きょう1軍復帰です。
力の見せどころと、吉田は、抜群のコントロール。
ランナーを1人も出さない完璧なピッチングを続けます。
このまま7回。
1アウトから中島。
ファウルで粘られます。
11球目でした。
初ヒットを許し、大記録は逃します。
それでも吉田は8回、1安打で3か月ぶりの3勝目。
社会人ナンバー1と評価されたルーキーが、本領を発揮し、チームも4連勝です。
そのオリックス、森脇監督、吉田一将について、スカウトが評価していたピッチングがようやくできるようになってきた。
チームにとっても明るい材料だねと話していました。
ソフトバンク先発の帆足。
前の対戦では打ち込まれ、11点を失います。
4回、5番ハフマン。
2試合連続ホームラン。
帆足、きょうも先に点を奪われます。
その後、追い上げ6回、ロッテ2人目、中後の登場が流れを変えます。
先頭の柳田。
相手のミスでチャンスが訪れます。
このあと、フォアボール2つで満塁となり、途中出場の明石。
3人目、上野との勝負です。
ボールが転がる間に2人がかえりました。
ソフトバンク、きょうは逆転勝ちです。
セ・リーグはヤクルト対広島から。
ファンの力が球場の外でも発揮されました。
試合開始前、神宮球場のすぐそばで広島県のPR、一役買っているのが。
広島カープを愛するカープ女子。
彼女たちの勢いを借りて、首都圏の人にアピールしたいと、県から頼まれての活動です。
試合になれば、カープ女子は広島の選手たちを後押し。
1点を追う2回、田中がその声援に応えます。
しっかり上からたたけたと、5号ホームラン。
ルーキーの一打で、すぐに追いつきます。
このあと1点勝ち越されますが、9回、きのう決勝ホームランの丸。
大歓声を受けた打球は、最前列に飛び込む2試合連続ホームラン。
広島はきょうも終盤で粘りを見せて同点に追いつき、2試合連続で延長戦となりました。
4連勝の阪神は1回、ゴメス。
予想以上に打球が伸びたと、17号2ラン。
阪神がきのうのサヨナラ勝ちの勢いに乗って先制します。
先発はエース、能見。
ほぼ2か月、勝ち星がありません。
3回、ロペスに変化球を捉えられました。
能見はこの回、さらに追加点を許し、2対2の同点に。
このまま9回、能見は2アウト満塁のピンチを招き、代打、矢野。
初球でした。
エースのワイルドピッチで、決勝点を許した阪神。
連勝は4でストップです。
中日のエース、吉見。
右ひじの手術から復帰後初勝利を目指します。
同点の2回、1塁3塁のピンチ。
白崎の打球をファースト、森野がエラー。
吉見は3回3失点と力を出せませんでした。
打線は1点を追う7回、2アウト満塁と攻めて、5番エルナンデス。
内野安打となって、同点に追いつきます。
なおも満塁で松井佑介。
フォアボールで押し出し。
中日が試合をひっくり返しました。
サッカーJ1は第16節。
首位の浦和レッズは、7試合連続無失点のJ1新記録がかかった一番です。
レッズは3連勝中。
攻撃に勢いがありました。
前半14分。
槙野が合わせてレッズが先制します。
後半12分には、興梠。
2対0とリードを広げます。
数少ないピンチも西川を中心に守りきりました。
レッズ、7試合連続無失点のJ1新記録で首位をキープです。
3位のフロンターレと、2位のサガン。
首位レッズを追う両チームが対決。
フロンターレは得点ランキングトップの大久保がゴールを狙います。
みずから切り込んでチャンスを作りますが、ゴールにはつながりません。
0対0で折り返します。
後半17分、チャンスをものにしたのは、フロンターレでした。
この1点を守り切ったフロンターレ。
2位サガンとの勝ち点差は、1に迫りました。
ようこそ「歴史秘話ヒストリア」へ。
2014/07/23(水) 21:00〜22:00
NHK総合1・神戸
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詳細情報
番組内容
【キャスター】大越健介,井上あさひ,【スポーツキャスター】廣瀬智美,【気象キャスター】井田寛子
出演者
【キャスター】大越健介,井上あさひ,【スポーツキャスター】廣瀬智美,【気象キャスター】井田寛子
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 天気
スポーツ – スポーツニュース
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日本語
英語
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