連続テレビ小説 花子とアン(87)「最高のクリスマス」 2014.07.09

(蓮子)実は今日彼もここに呼んでいるの。
(はな)てっ…えっ彼ってもしかして帝大生の?そう。
もうすぐ来るわ。
(ドアベル)
(かよ)いらっしゃいませ。
(嘉納)おおはなちゃん!久しぶりやね!あなた…。
(嘉納)サイダー飲みよるか?いえ…。
・「これからはじまる」・「あなたの物語」・「ずっと長く道は続くよ」・「虹色の雨降り注げば」・「空は高鳴る」・「眩しい笑顔の奥に」・「悲しい音がする」・「寄りそって今があって」・「こんなにも愛おしい」・「手を繋げば温かいこと」・「嫌いになれば一人になってくこと」・「ひとつひとつがあなたになる」・「道は続くよ」
(嘉納)蓮子どげしたとか?あなたこそどうしてここに?いやはなちゃんとこの店で会うちお前が言うたとやないか。
いらっしゃいませ。
今日はお一人ですか?
(龍一)あ…。
こちらへどうぞ。
あなたがカフェーなんかに来るなんて一体どうなさったの?今夜は料亭で接待があるっておっしゃってたじゃありませんか。
いやまだ少し時間がある。
お前が欲しがっちょったもんが見つかったき渡そうと思うてな。
(嘉納)ほれ。
てっ…きれい…。
こないだあの…え〜…何とかブルグっち国の皇太子が結婚した記事を見てこのテアラっちゅう宝石をお前欲しそうに見よったやろ。
欲しいなんて私はひと言も…。
言わんでん分かるたい。
お前ここんとこしばらく元気がなかったきこれで機嫌も直るち思うておお東京中の宝石店やら百貨店やらハハッ探させたとばい。
ほら。
(かよ)てっ…こんなにきれいな宝石初めて見たじゃん。
(嘉納)おおよう似合うちょるばい。
なあはなちゃん?ああ…蓮様すっごくきれい。
こんなもの買うくらいなら貧しい子どもたちに寄付でもなさったらどう!?蓮子!でも蓮様すごくお似合いだったわよ!本当にお姫様みたいでした。
ねっ。
全く…わがままなお姫さんたい。
ハハハハハハ!早く新橋に行った方がよろしくってよ。
いやたまにはこういう店で食うともいいばい。
一番高い酒と何でんいいき高い料理どんどん持ってこんね。
そんな!何か?俺がここにおったらいかんとか?そういう訳では…。
今日は思いがけずご主人にお目にかかれてよかったです。
ああ。
俺もたい。
あんたとは気が合いそうやきね。
さあ早よ酒持ってきちゃってん。
てっ!こ…こんなにたくさん…。
よかよか!ありがとうございます!すぐに!あんたたちもこれで一杯やんなさい!ありがとうございます!
(嘉納)皆さんもどうぞ!ありがとうございます!ごちそうさまです!
(嘉納)どうぞどうぞ!ハッハッハッハ!
(机をたたく音)
(ドアが閉まる音)ん?どげしたとか?さあ!乾杯しましょう!おお…おう!乾杯じゃ!ほら蓮様も。
では乾杯!
(一同)乾杯!頂きます!頂きます!蓮様。
私…今夜ご主人がいらして下さってよかったと思ってる。
どうして?お金もうけの話ばかり聞かされてうんざりしたでしょう?ううん。
嘉納さんって今はすごくお金持ちだけど子どもの頃は貧しくて苦労なさった方なんじゃないかしら。
確かに昔は苦労したらしいけど…。
ほれに優しい人じゃん。
たくさんチップ頂いちまって…本当にありがたい事です。
蓮様…もう帝大生の方とは会わない方がいいんじゃなくて?それは無理…。
今この瞬間も会いたいんですもの。
蓮様…。
言ってたじゃない。
「道ならぬ恋なんて愚かな事はしない」って。
あの人を思う気持ちを止められないの。
もう恋に落ちてしまったんですもの。
そんな…。
ご主人を裏切っては駄目!はなちゃん。
たとえ誰を傷つけても私はこの思いを貫くわ。
やっと分かったの。
私がこの世に生まれて今まで生きてきたのは彼と巡り会うためだったの。
はなちゃんなら分かるでしょう?はなちゃんも村岡さんの事をそう感じたから好きになったんでしょう?そんな事…。
そりゃあちょっとはパルピテーションを感じてしまった瞬間はあったけれどそんなのはとっくに昔の話よ。
村岡さんははなちゃんにとってたった一人の巡り会うべき人じゃなかったのかしら。
私の思い過ごし?いかがでしょうか?
(醍醐)どれも物語の世界に合っていてすてきだと思うんですけど…。
(宇田川)これは銀河の乙女ではないわ。
あとの絵はいいけどこの絵は描き直してちょうだい。
(英治)分かりました。
お願いします。
あの…先生の思い描く銀河の乙女を教えて頂けますか?ここに書いてあるでしょ?はあ…。
先生せめてその絵のどの辺が違うのか…。
とにかく何か違うのよ。
分かりました。
もう一度読み直して描いてみます。
よろしく。
ああいう抽象的な感想が一番やっかいなのよね…。

(ドアが開く音)いらっしゃいませ。
てっ…また来ただけ。
(武)また来てやったさ。
喜べし。
(朝市)やっぱりこのお店の方が落ち着くじゃん。
ほかのカフェー女給さんたちがあんまりにも積極的で。
田舎もんには刺激が強すぎたけ?う〜ん女給は美人だったけんどこことは比べもんにならんくれえ高かったさ。
ほういうもんけ?どうやらしっかりぼられたみたいです。
そちらへどうぞ。
(かよ)コーヒーでいいけ?うん。
ありがとう。
はい。
「銀河の乙女」の挿絵どうでしょうか?「銀河の乙女」をもう一度読み返してみたんです。
はい。
これを見て下さい。
これは…。
ルカは乙女座のスピカへ向かう長い長い旅の途中でいろいろな敵に出会います。
アークトゥルスの巨人プロキオンの悪魔…。
敵と戦うルカの姿に何か手がかりがあるのではないでしょうか?参考になればよいのですが…。
すごく助かります。
という事で次の締め切りなんですが…。
(英治)ああええ。

(郁弥)それ…安東さんが作った資料?うん。
引き受けた以上いい本にしないとな。
兄さん。
正直言って僕は彼女はやめてほしい。
何の話だ?父さんが言うように兄さんが再婚する事には僕も賛成だ。
でも安東さんはやめてほしい。
だってそれじゃ…義姉さんがあんまりにもかわいそうで…。
回想村岡さんははなちゃんにとってたった一人の巡り会うべき人じゃなかったのかしら。
(戸が開く音とかよの荒い息遣い)お姉やん…どうしよう!かよ?ほんなに慌ててどうしたでえ?武どこ行ったか知らんけえ?上野の旅館にも電話したけんどどこにもいんだ!ちっと落ち着けし!武が?どうしたでえ?お姉やん…おらには武が必要なんだ!てっ…。
マジですか。
ごきげんよう。
さようなら。
2014/07/09(水) 08:00〜08:15
NHK総合1・神戸
連続テレビ小説 花子とアン(87)「最高のクリスマス」[解][字][デ]

予想外の伝助(吉田鋼太郎)の登場に動揺した蓮子(仲間由紀恵)は、一足違いで店に入ってきた龍一(中島歩)に来るなと合図し、はな(吉高由里子)もその様子に気づく…

詳細情報
番組内容
カフェーで会っていたはな(吉高由里子)と蓮子(仲間由紀恵)の元へ、突然、伝助(吉田鋼太郎)がやって来た。思いがけない伝助の登場に動揺した蓮子は、一足違いで店に入ってきた龍一(中島歩)に来るなと合図し、はなもその様子に気づく。伝助は、料亭での接待までまだ時間があるから立ち寄ったのだと言う。蓮子が欲しがっていたものが見つかったから渡しに来たという伝助は、箱の中からある物を取り出してみせる…
出演者
【出演】吉高由里子,仲間由紀恵,黒木華,窪田正孝,高梨臨,鈴木亮平,吉田鋼太郎,中島歩,町田啓太,山田真歩,【語り】美輪明宏
原作・脚本
【原案】村岡恵理,【脚本】中園ミホ
音楽
【音楽】梶浦由記

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
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日本語(解説)
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