連続テレビ小説 花子とアン(99)「腹心の友ふたたび」 2014.07.23

(葉山)申し訳ありません!これほどの事をしでかしてなぜ蓮子は死んでくれぬかなぜ尼寺へやっておかなかったのかと悔やまれて悔やまれて!蓮子の身内や新聞記者たちは血眼になって蓮子を捜していました。
(花子)兄やんの字…。
ここに蓮様が?花子は蓮子に会えるのでしょうか?・「これからはじまる」・「あなたの物語」・「ずっと長く道は続くよ」・「虹色の雨降り注げば」・「空は高鳴る」・「眩しい笑顔の奥に」・「悲しい音がする」・「寄りそって今があって」・「こんなにも愛おしい」・「手を繋げば温かいこと」・「嫌いになれば一人になってくこと」・「ひとつひとつがあなたになる」・「道は続くよ」英治さん。
歩を見ててくれる?私行ってくる。
(英治)えっ?これから?まだ電車あるから。
いやちょっと…落ち着けよ。
親友を思う気持ちは分かるけど…蓮子さんとはしばらく距離をおいた方がいい。
どうして?世間がこれだけ大騒ぎしてるのに君まで巻き込まれたらどうするんだ。
こんな事言いたくないけど…君は蓮子さんに利用されたんだぞ。
歩の顔を見に来るなんて真っ赤な嘘だったし親友の君を隠れみのに駆け落ちするなんてひどいじゃないか。
蓮様とちゃんと会って話を聞くまで本当の事は分からないわ。
僕は行くべきじゃないと思う。
彼女はこれ以上世間を騒がせないで一日でも早く福岡のご主人のところへ帰るべきだよ。
はあ…英治さんったら…蓮様を非難している頭の固いおじいさんたちと同じ事言うのね。
英治さんがそんなに石頭だとは知らなかったわ。
石…石頭?僕は君を心配して言ってるんだよ。
いくら止めても私は会いに行きます。
強情だな君も…。
行くと言ったら行きます!駄目と言ったら駄目だ!
(歩の泣き声)歩…。
歩ごめんね。
村岡家初の夫婦げんかでした。
ごちそうさま…。
ごちそうさま…。
どうやら2人とも結構引きずるタイプのようです。
英治さん日曜だからうちにいるんでしょう?私出かけますから歩の世話お願いします。
花子何度言ったら分かるんだ。
へえ〜…花子。
こういう時は呼び捨てにするんだ。
とにかく…とにかく一人で行くなんて駄目だ!
(戸が開く音)
(かよ)おはようごいす。
てっ…かよ!どうしたでえ?蓮子さんの居場所分かっただって?かよさん無理言ってすいません。
えっ?歩く〜んグッドモーニング!今日はかよ叔母ちゃんと遊ぼうね。
よいしょ。
ねえかよ…どういう事?ゆうべお義兄さんからカフェーに電話もらっただよ。
お姉やんが蓮子さんのとこに行くって聞かないんでお義兄さんも一緒についていくから子守頼むって。
てっ!じゃあ着替えてくる。
私一人で大丈夫よ!はあ…本当にママは強情だな。
仲良く行ってこうし。
ここだわ。
あっ僕が。
ああ…ええ。

(英治)ごめんください。
(蓮子)どちら様ですか?蓮様?私よ。
蓮様?蓮様!入るわよ。
蓮様…。
英治さん!どうしてここが分かったの?それは言えないけど…すごく心配したのよ。
私の顔見て逃げるなんてひどいわ。
私は二度とはなちゃんに会うつもりはなかったわ。
会わす顔ないもの。
花子に会いに行くと言ってご主人の前からいなくなったそうですね。
ええ。
子どもが生まれたら顔を見に来てくれるって言ったのもあれも全部嘘だったの?そうよ。
駆け落ちの計画を周到に立ててあなたを利用したの。
(英治)あの…いくら何でもそれはひどいんじゃないですか?花子はあなたが失踪してから心配で夜も眠れなかったんですよ。
今頃どこでどうしてるのかって家族みたいに心配してたんですよ。
ご迷惑おかけしました。
こんな私とはもう関わらない方がいいわ。
お帰り下さい。
分かりました。
帰ろう。
いいえ。
私帰らないわ。
ちょっと2人にして。
(戸が閉まる音)蓮様…。
私今すごく怒ってる。
道ならぬ恋はやめろとはなちゃんず〜っと言ってたものね。
こんな騒ぎを起こした私を軽蔑した?軽蔑なんて…。
でも怒っているんでしょう?ええ。
これ以上怒った事がないっていうぐらい怒ってるわ。
10年前…蓮様が石炭王の嘉納さんのところへ嫁ぐって知った時も私泣いて怒ってたわよね。
子どもだったの。
あの時蓮様の本当の気持ちが分からなかった。
でも私も英治さんと恋愛して苦しい思いもたくさん知ったの。
やめなきゃって頭で分かっていても引き返せない恋愛があるっていう事も今なら分かるわ。
蓮様…今初めて正直に生きようとしてるんでしょう?はなちゃん…私ね人を愛するってどういう事か初めて知ったの。
あふれ出てくるの。
どんどん…。
それをあの人に分けてあげたいの。
ほかには何も望まないわ。
身分も何もかも捨てて…あの人と生きていきたいの。
ねえ蓮様。
これ覚えてる?修和の庭で書いたしおり…。
こんなのまだ持ってたの?ええ…。
蓮様あの時からこう言ってたわ。
一番欲しいものは燃えるような心。
誰かを本気で愛したいって。
その夢がかなったのね。
よかった…。
本当よかった。
世間が何と言おうと私は蓮様の味方よ。
はなちゃん…。
それなのに蓮様ったらもう二度と会えなくてもいいなんてひどいわ!それで…はなちゃん怒ってたの?そうよ!許せないわ!もう会えなくてもいいだなんて。
はなちゃん…。
ごめんなさい!本当に…ごめんなさい…。
はあ…。
あんまり怒ったらおなかがすいてしまったわ。
蓮様の分も作ってきたわ。
はい。
おいしい…。
こんなにおいしいおむすび生まれて初めて食べたわ。
蓮様よっぽどおなかがすいてたんでしょう?ええ。
(笑い声)さあもっと食べて。
ありがとう。
おいしい。
よかったわ。
ごきげんよう。
さようなら。
生字幕放送でお伝えします2014/07/23(水) 08:00〜08:15
NHK総合1・神戸
連続テレビ小説 花子とアン(99)「腹心の友ふたたび」[解][字][デ]

蓮子(仲間由紀恵)の居場所を知った花子(吉高由里子)は、夜にもかかわらずさっそく訪ねようとするが、英治(鈴木亮平)に「巻き込まれては大変だから」と止められ…

詳細情報
番組内容
蓮子(仲間由紀恵)の居場所を知った花子(吉高由里子)は、夜にもかかわらずさっそく訪ねようとするが、英治(鈴木亮平)は「巻き込まれては大変だから」と止める。花子は耳を貸さず、二人は初めて夫婦げんかをしてしまう。翌日、英治に呼ばれてやってきたかよ(黒木華)に長男・歩の子守りを任せ、花子と英治は龍一(中島歩)の下宿へと向かう。だが花子が訪ねて来たことに気づいた蓮子は、思わぬ行動に…
出演者
【出演】吉高由里子,仲間由紀恵,黒木華,鈴木亮平,【語り】美輪明宏
原作・脚本
【原案】村岡恵理,【脚本】中園ミホ
音楽
【音楽】梶浦由記

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
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日本語(解説)
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