あの問題にこの課題。
仕事の事って頭から離れにくいものですよね。
そんな時は是非歴史上の人物のさまざまな知恵をお楽しみ下さい。
当店は皆さんのリフレッシュに一役買えればと思っております。
「ちえいずみ」と書いて「知恵泉」。
「知恵泉」本日も休まず営業です。
暑さの中皆さんお仕事お疲れさまです。
ともすれば忙しさに追われ消耗するばかりの日々。
皆さんは活力を持続させるためどんな工夫をされていますか?今宵はそのヒントを向田邦子の知恵から学びます。
言ってみれば向田流ワーク・ライフ・バランス。
あ〜雁が鳴いて…。
南の空へ飛んでゆかぁ。
四人姉妹の人間模様を描いた「阿修羅のごとく」。
立派な肺病じゃないか。
戦前の東京を舞台に男の友情と男女の心の機微を描いた「あ・うん」。
婚礼や葬式は身分相応が大事だよ。
葬式とはなんだ!縁起でもない事を言うな。
生涯で80余りにも上るテレビドラマを世に送り出した向田。
更に雑誌の連載も抱え精力的に仕事をこなしていました。
そんな多忙な執筆生活を支えていたのは実は「遊び」でした。
料理骨董旅。
向田は忙しい中にあって生活にメリハリをつける達人でした。
その秘訣は句読点?また向田は演出家や編集者とのふだんのコミュニケーションにも遊び心をふんだんに取り入れていました。
例えばこちら。
留守電
(向田)「向田でございます。
私ただいま出かけておりましてこれは留守番電話でございます」。
原稿の締め切りから逃れるため留守番電話のメッセージや手紙で言葉巧みに相手を煙に巻きます。
怒らせる事なく逃げきった…向田の知恵を読み解くのは先週に続き…ものづくりの町東京・大田区で世界に通用する製品を開発し続けている諏訪さん。
独自の経営ノウハウが注目を集め2012年にはある経済誌で最も優れた女性リーダーとして表彰されました。
諏訪さんは向田同様職場に「遊び」を取り入れています。
年齢の壁を取り払うコミュニケーションを実現させ更にチームの結束力が高まりました。
今夜の「知恵泉」。
向田邦子と諏訪貴子さんの「遊び」の知恵。
どう響き合うのでしょうか?今宵も先週に引き続き向田邦子の知恵を見てまいりますけれども。
今夜はですね向田邦子のこちら「持続の鍵は『遊び』にあり」という事で「遊び」という事を注目して見ていきたいと思ってるんですよ。
実は向田邦子という人非常に遊び上手楽しみ上手な人だったんですね。
多忙な多作な人なんですがその中でうまく時間を見つけてこの遊びを徹底してやった人なんですね。
どうでしょう?愛ちゃんも多忙な毎日だと思うんですけどその中での遊びって重要ですか?マネージャーといつも一緒なのでちょっといたずらしたりとか眼鏡を「こっちの方が似合うよ」と黒縁の眼鏡買ってあげたりとか。
多分マネージャーいじってますね私。
諏訪さんもどうでしょう?やっぱり非常にお忙しい毎日だと思うんですけどその中での遊び重要性はありますか?ほんとに遊びっていうものがないと24時間会社の事考えちゃうんですね。
なので遊びっていう位置づけは大事にしていてそのために時間をつくる努力もしてますね。
今日は向田邦子の取って置きのレシピをもとに作ってみたものがあるんです。
こちら召し上がってみて下さい。
これは「わかめのいため物」なんですが。
わかめを炒めてるんですか?ごま油で炒めたものなんですけど。
初めて食べる。
(筒井)いいですか?頂いて。
どうぞ召し上がってみて下さい。
とってもシンプルなんですけどもね。
かつお節?かつお節とわかめだけじゃないですか。
そうなんです。
ん!いかがでしょう?おいしい。
ごま油の香りとかつおのおだしでうまみがすごいぐっと出てくる。
炒まると硬くなっちゃうのかなと思ったんですけどそんな事もなくて。
どうしてこれを選んだのかと思うぐらい。
でも私は初めてなのでおいしかった。
あ〜本当ですか?もっと食べてみたいそれも。
作りたてで…。
作るとほんとにおいしいですよ。
ほんとに艶っぽい…色っぽいのこの料理は。
なかなか色っぽい料理。
次いってもよろしいでしょうか?落ち込んじゃった。
こうした料理をはじめとした遊び。
ふだんのコミュニケーションにも遊び心を盛り込んで良好な関係を築いていったんですね。
さあどんなコミュニケーション術あるんでしょうか?その知恵を味わって頂きたいと思います。
いよっ。
注いで下さいたっぷりと。
あふれるほどの知恵をお楽しみ下さい。
こっちもお願いします。
どうぞ。
テレビドラマ「寺内貫太郎一家」。
数々の名シーンでお茶の間を沸かせた向田の代表作です。
ジュリー!目に余ったら殴ったらいいじゃないかよ!よ〜し殴ってやる!東京下町の家族をユーモアたっぷりに描き子供から大人まで多くの視聴者をテレビにくぎづけにしました。
おやじに俺の気持ちなんか分かってたまるか!甘ったれんな。
甘ったれてるのそっちじゃないか。
おやじなんかどこが偉いんだよ。
文句があるなら出てこい!チクショウ!お父さん試験の前ですからね。
頭はいけませんよ。
この人気ドラマを向田と二人三脚で作り上げていた人物がいます。
向田が書いた数々のテレビドラマを演出した久世光彦です。
脚本家と演出家という重要なパートナー。
しかし久世は向田のある癖に困っていました。
実は向田仕事が締め切りに間に合わない事が多くスタッフを悩ませていました。
しかし向田には相手を怒らせない秘策があったのです。
ある日向田の台本が遅れていた時の事。
久世はやきもきして向田の自宅へ電話をかけます。
すると…。
「向田でございます。
私ただいま出かけておりましてこれは留守番電話でございます」。
「恐れ入りますが私が話し終わりましてピーッという信号音が出ましてからお名前とご用件をおっしゃっておいて下さいませ。
こちらからご連絡申し上げます。
よろしく」。
聞こえてきたのは向田が吹き込んだメッセージ。
アパートの中にいるというのどかな声に久世は安心して電話を切ります。
ところがその時向田はなんと京都にいました。
留守番電話のメッセージは全くの嘘。
向田のカムフラージュだったのです。
久世はそんな事もつゆ知らず。
後になって真相を知ります。
向田から京都のお菓子が送られてきたのです。
面白く仕上がった台本も一緒でした。
久世を怒らせるどころか感心させてしまった向田。
実はこうした留守番電話のメッセージを何種類も用意していました。
散歩から30分で帰るバージョン。
夜10時に帰るバージョン。
更にこんなものまで。
私留守電話というのをつけておりましてねその時に…いくつも持ってるんです入れておくテープを。
その中に…それ何回か入れた事もあるんですけどねやっぱりあまりにも…向田は電話のメッセージ以外にもちゃめっ気を発揮していました。
週刊誌の連載を担当していた編集者の関根徹さん。
締め切りの日に向田のマンションへ原稿を取りに行くと受付に預けてあるはずの原稿の代わりに一通の手紙がありました。
「クーラー風邪と暑さ負けで体調すぐれずまだ出来ていません。
毎度のことでおわびのことばもありません。
ロケハンなるべく早く帰り今夜中に仕上げますのでまげて御勘弁を。
向田」。
風邪ひいたって言われたらしょうがないししかし大した風邪じゃないんだろうなってのは「ロケハンに行く」とも書いてあるんですよね。
これはつまりテレビ局の方の脚本のロケハンですから。
ロケハンったら東京中どこ回ってるんだか分からないから絶対つかまらない。
こういうあれはうまい。
断りのというか断りじゃなくて言い訳なんですけど。
なるほどなぁと。
相手が納得するような言葉を巧みに選ぶ。
言い訳一つにも遊び心が感じられます。
あの手この手で「御勘弁を」と書き続けてきた向田。
それでも周囲との関係がこじれなかったのは遊び心をふだんからのさりげない気づかいが支えていたからです。
ちょうど担当してる時に結婚しましたらね「お祝いあげます」って言ってそして伺ったら「ごめんなさい。
とってもいいねきれいなお花をと思ってね用意しようと思ったら時間がなくて」って言ってとってもいい和紙のいい封筒に「花束」と墨で書いた封筒を頂いた。
のし袋ですね。
現金が入ってるんです。
正直言いますとねお祝いとかお見舞いっていうのは品物より現金の方がいいんですよ。
同じものが重なる事が多いですからね。
結婚なんていうとやたら夫婦茶碗が増えたりという事がありますから。
現金が一番ありがたいんだけど非常にこちらが…そいうとこがとっても行き届いてました。
いつでもお祝いを渡せるように折り目のない札とのし袋を持ち歩いていたという向田。
ちょっしたお祝いには「好日」。
賞を取った時や人生の節目の時には「花束」。
何気ないひと言を添える事で現金を渡しても相手を恐縮させないという向田流の気づかいです。
遊び心とさりげない気づかい。
その相乗効果が人間関係を円滑にしていたのです。
ふだんからのちょっした気づかいの積み重ね。
愛ちゃんどういうふうに見ましたか?すてき。
ほんとこういう事できそうでできないですよね。
すごいこまやかな気づかいとあとやっぱりきっぷのよさもちょっとあったり。
あとすごくおちゃめな顔もあったり。
編集者の人たちが居場所が分からなくても「彼女ったら…。
でもかわいらしく言い訳するから」って思われるキャラでもあったんだなと思って。
でも現代の今の時代にもし生きてらしたら携帯電話とかですぐつかまるじゃないですか。
どうなさったんだろうって思っちゃいますけど。
その時にどんな事を考えたんだろうっていうね向田さんだったら。
おちゃめな方だな〜。
妹さんがおっしゃるにはですね非常に楽しませるのが好きだ。
楽しんでもらうのが好きだという…。
多分全てのお仕事そうだけどもね。
そういった中で人々を楽しませる言い訳というのをたくさん残していてこれがまた面白いというか。
ちょっとご覧頂きましょうか。
1つ目はこれなんですよ。
ん?どういう意味?向田邦子はお天気が悪いと頭痛が起きて執筆ができない。
「今日はいつも晴れた日に見えるはずの煙突が見られないから駄目だわ」と言って断ったと。
「今日はもうアイデア浮かばないわ」みたいな。
もっとすごいのはこれなんですね。
買いなさいって話ですよね。
かわいい。
極め付けがこれですね。
洗いなさいっていう話ですけど。
こんな理由をつけては何かこう執筆ができないと。
おちゃめ。
ほんとみんながもう半分「出た出た出た」ってもう分かってる空気感がありますよねすごいね。
こういうふうな事して愛された向田邦子なんですけど。
諏訪さんは職場でのコミュニケーションにこの遊び心っていうのが非常に大事だっていうふうにおっしゃいますよね。
どういう場面で使われるんですか?いきなりそこに入っていきなり「社長です」ってやった時にやっぱり皆さんとの距離があったので何とかそこを埋めなきゃならない。
諏訪さんが社長に就任したのは32歳の時。
経営者として従業員を取りまとめていかなければなりませんが当時の平均年齢は58歳。
最高齢は68歳のベテランでした。
諏訪さんはこの年齢差をどうやって乗り切ったのでしょうか?一緒にいる時間を長くしたんですけど…でも敬語ってやっぱり冷たいのでなかなか距離が縮まらない。
なのでそこで考えたのが別に社員には一緒にやってとは言わなかったんですけど「今日は私大阪弁の日だから」とか「今日は京都弁の日」って。
全然分かんないんですよ。
適当なんですけど相手の話を聞く時に「はいはいそうですよね」と言うよりも「そやなそやな」と。
「今日私大阪弁の日やねん」と言いながらやると社員さんたちも面白がってというような遊びを仕事に入れながらコミュニケーションとっていったというのは最初の頃ありました。
すごい考え抜いたんですね。
そうですね。
どうしたら距離が縮まるだろうというのは…。
そこの考えてる部分だけ切り取ったらすごい孤独な作業ですよね。
すごいな〜。
でもそれ思いついた時にはよっしゃ〜と思いましたけどね。
これでいけるって。
でもそこを人間関係の潤滑油とするためにはユーモア遊び心というのがやっぱり大事だと思われたんですか?そうですね。
やっぱり人を笑わせないと。
笑顔がやっぱり距離を縮める一番の…何て言うんでしょう。
じゃあ笑わせようというところから来て。
じゃあ大阪弁を全然使えない私がしゃべれば面白いしちょっと砕けるのでは敬語より距離が縮まるのではないかって思って。
筒井さんは久世さんとお仕事をされていました。
向田さんと久世さんのこの関係どうご覧になりましたか?向田さんもそうだけど二度とテレビの世界にお二方は現れないと思う。
やっぱりそれだけ濃いし…2人はいい戦友というか仲間で羨ましいと思いますね。
それと言葉が好きだしね2人とも。
人が大好きだろうけれども言葉好きだと思う。
ひと言を添えたのし袋がありましたけれどもひと言を添えるっていうのはね非常に私おしゃれだなと…。
「花束」とかね。
あと「おやつ」とかね。
「とりあえずさようなら」ってありましたよね。
ありましたね。
「とりあえずさようなら」というのはどういう時に…。
「帰りのお駄賃にでもして」という事なんですかね?「また会いましょう」という事ですよね。
ほんとすばらしい。
何かちょっと男前ですよね。
諏訪さんも「ありがとう袋」というんですか?ありがとう袋は持ち歩いて…自分では書いてないんですけど。
それどういうものですか?何て言うんでしょ。
結婚されたとか子供が産まれたっていう時にちゃんとしたのし袋でやるとお返ししなきゃと思っちゃうので。
いつも要らないって言うんですけどでもやっぱり皆さん気遣われるので逆に「おめでとう」じゃなくて「私を楽しませてくれてありがとう」っていう意味でありがとう袋を渡してはいますね。
ありがとうっていう気持ちをちょっとした言葉を乗せてやるという事で非常に人間関係が円滑にいくという知恵ですよね。
次なる向田の知恵はここ鹿児島から始めましょう。
郷土ゆかりの作家たちの資料を収集展示している…ここには向田が少女時代を鹿児島で過ごした縁から生前使っていた貴重な品々が残されています。
こちらは愛用のトランクやバッグ。
旅行好きだった向田と共に世界を飛び回りました。
「勝負服」と自ら名付けた特注の仕事着。
ストレスなく執筆できるようにとゆったり着られるデザインで作られました。
そしてこの整理棚にも向田の好みがうかがえます。
「う」と書かれた謎の引き出し。
開けてみると中には雑誌の記事や包装紙の切り抜きが。
食いしん坊だった向田。
気に入った土地の名物や菓子があると店の連絡先を切り抜いていました。
後で取り寄せるためです。
実は「う」とはうまいものの事。
食は向田の暮らしに欠かせない要素でした。
向田は忙しい時でもこうした楽しみの時間を大事にしていたといいます。
文章にリズムを作り出す点や丸などの「句読点」。
その句読点を打つように好きなもので日々の生活にメリハリをつけていたのです。
向田は自らの執筆生活をこうつづっています。
実際どんな暮らしぶりだったのでしょうか。
向田の日常を見てきた妹の和子さんです。
気持ちを集中すれば短時間でも楽しめるじゃないですか。
(和子)句読点っていう生活の中の一つの大きなリズム?その打ち方が微妙なところでリラックスできるか楽しめるかという事を面白がってた。
原稿に追われる忙しい日々。
食事は大切な句読点でした。
小気味よい音とリズムの千切りが大の得意。
気持ちが弾むようにサラダが出来上がっていきます。
みずみずしいトマトの赤としその青さが目を喜ばせます。
早くおいしく美しく。
向田邦子の食卓です。
更に向田は食事をより楽しむため器にも凝りました。
ちょっと時間を見つけては近所の骨董店をのぞいていました。
お箸だってちょっとぬらした杉箸でも何でもいいけどそれで食べたら最高じゃない。
それ1分しかからないじゃないですか。
パッパッパッとやるのは。
そういうところは惜しみなくあんまり考えないで動物的にサッとこうできます。
やれたぜって感じかな。
ナイス!その一杯のごはんをなんておいしいんだろうと思って食べればその茶碗も生きるんじゃないんですか。
向田はこんな句読点も楽しんでいました。
「仕事が忙しい時ほど旅行に行きたくなる。
テレビ・ドラマの原稿〆切が遅れてニッチもサッチもいかないというのに…」。
週刊誌の編集を担当していた関根さんは締め切りもかまわず旅へ飛び出していった向田を待ちわびた事があります。
「鎌倉で花火。
あ〜面白そう行きましょう」。
サーッと行ってしまわれる。
結局日付は変わって1時過ぎになってようやくご本人がお出になって。
「あ〜ごめんなさい。
友達に誘われて鎌倉へね花火を見に行ってたのよ」。
「えっ!?」と思ったけど。
頂くと読んだあとはあ〜いい原稿頂いたと思いますからね。
向田が打った句読点は自身の気持ちを新たにさせていきました。
そして良い仕事を持続させ人に喜ばれる作品につながっていったのです。
句読点よくメリハリとも言われますけれどもね。
最後の方に「忙しくなればなるほど旅行に行きたくなる」というようなくだりがあって何となくそれはすごく分かりますね。
確かにでも旅行は行きます。
韓国とかよく行ってらっしゃるんですよね。
1日とか例えば…向こうでアカスリとかゆっくりしてお買い物とかして楽しんで最終のギリギリに帰ってきたりお仕事の現場入るギリギリの飛行機とって仕事に直行したり。
だからギリギリがちょっと。
マネージャーから…でもそれぐらい…「仕事だ仕事だ」「勉強だ勉強だ」というだけだと逆に効率が悪くなるっていう事があるんでしょうかね。
大学で教えてるゼミの子たちが自宅でやるんです。
自宅?それは脚本のゼミですよね。
え〜!ごはんを?遊びと同じでそうするとやっぱり見えない顔もあるし。
それとやっぱりおいしいものは食べさせてあげたいと思うじゃないですか。
たまたま今男ばっかりなんですよゼミが。
脚本は女の人が多そうなんだけどたまたま男ばっかり。
いい男がいますよ。
食べに行っていいですか?
(笑い声)遊びが仕事にいい効果をもたらすという事を実感した経験って他にはありますか?職場なんですけれどもほんとに2009年のリーマンの時にほんとに仕事が全くなかったんですね。
その時に今できる事って何だろうって考えた時にやっぱりコミュニケーションだったりそういったものをとる事。
という事は何だろうって。
じゃあ遊んじゃえというので実はフットサルチームを作って。
会社の中で?会社の社員さんで。
みんなで。
面白い。
「フットサルやろう」と。
みんな経験者ではなくてほんとに未経験者なんですけど。
参加してるんですか?その中。
やりました。
短パンはいて。
その時の…作ったみんなでおそろいのシャツも今日持ってきたんですけど。
2009年を忘れないって事で「2009」って。
2009年はリーマンショックでどん底の時の事を忘れないと。
忘れないためにという事で。
へ〜すごい。
それは全社員参加してのフットサル?そうですそうです。
60歳以上の方もみんなで参加して。
やっぱりそうするとふだん見えない顔が出てきたりあと職人さんなので気難しそうに見えるんですけど…あと人前で失敗を恐れる方が多いと思うんですがでもこれでちょっと失敗とかもみんなで笑えたり距離がぐっと縮まるかもしれない。
すごく若手と職人さんのギャップを埋めるのには…。
結束力が。
そうですね。
仕事が全くなかった時ですよね。
こんな時何やってんだっていう見方ってなかったですか?ありましたありました。
でもやっぱり…多分2〜3年後やっぱりやっておいてよかったなって思える事をやろうというので。
仕事と全く関係ない遊びを作る。
そこでみんなが参加するのは非常にいい効果があったと…。
ありましたね。
すごいですね発想がね。
ほんとに大変な時こそやるっていう。
向田邦子の「遊び」という事をテーマに今日は見てまいりましたが愛ちゃんはどういうふうにご覧頂けましたでしょうか?遊びを…でもね結局やっぱり遊びにならないとこのう〜んさみしさじゃないけど…。
どこ行っても多分次の作品のテーマになったと思うし。
何か人の事に…。
これお土産持っていこうって思われてたと思うし人の事考えて。
それってやっぱりずっとそういうお人柄なんだなと。
人の事を思う。
そういう事を思いましたね。
筒井さんは向田邦子の人生振り返っていってどいうふうに感想を持たれますか?向田さんって私今ずっと見ててみんなの話聞いて…向田さんってすごくそういう感じがしたの。
だから豪華船もあれば人がこいでくれるとこでゆったりとする方法もあるけどこの人はほんとに自分でこいで急流の所を小舟かどうか分かんないけど行く…それがやっぱり一番の魅力だと思う。
なかなかやっぱりすごいなと思いますね。
諏訪さんはどういうふうにご覧になりましたか?ほんとに何て言うんでしょう。
多分向田さんって…よく今女性って結構先の分からない事に対して不安をものすごく抱くので。
女性の活用って今活躍って叫ばれる時代になってワーク・ライフ・バランスってちゃんと遊びと仕事の時間をしっかりバランスとりなさいよってとった方がいいですよという形できてるんですけど。
多分彼女はそれを意識しないでも…私もよく「諏訪さんにとってのワーク・ライフ・バランスってどんな事か教えて下さい」って聞かれるんですけど特に型にはめた事はなくて「今楽しんで多分バランスとれてるんじゃないですか」って答えるんですね。
でもそれってほんとに答えとして合ってるのかなって今までちょっと思ってたんですけどもし向田さんに同じ質問をしたらきっと同じような答えが返ってくるのかなってすごく感じる事が今回できたのですごく勉強になりました。
そして諏訪さん流の人生を持続して楽しむための鍵。
この極意はどういうところにあると思いますか?やっぱり何でしょういろんな事にチャレンジして失敗を繰り返しながらかもしれないんですけれども…自分を信じてやり続ける事。
やっぱり大事ですよね。
まさに私も人生を持続させるにはやっぱり自分らしく。
やっぱり無理はしないで自分らしくですね。
ほんとそのままなのでね。
ほんとに無理はしない。
自分らしく生きます。
そのままでいて下さい。
どうなるか見てて下さい。
しっかりと見届けます。
最後に仕事も遊びも全力投球だった向田邦子。
後々の後年の挑戦をご覧頂きながら今日はお開きとさせて頂きます。
どうもありがとうございました。
雑誌ラジオテレビと常に新しい分野に挑戦し続けてきた向田にも立ち止まらざるをえない時期がありました。
45歳でがんを患った時です。
そして手術の後遺症で右手がしばらく使えなくなってしまいます。
向田は死を意識しました。
そんな時遺言状代わりにと書き始めたのがエッセーでした。
左手で一文字一文字ゆっくりと。
書くのを諦めなかった向田の新しいスタートです。
初のエッセー集「父の詫び状」をはじめ向田は次々と作品を発表し小説にも挑みます。
遅咲きの小説家デビューは当時の文壇を沸かせました。
悩み抜いた若き日には想像もしなかった作家・向田邦子の晴れの舞台です。
自宅の電話にも祝福の声がたくさん届いたといいます。
編集者たちを困らせたあの留守番電話です。
それから1年後同じ電話に向田の最後のメッセージが吹き込まれます。
留守電
(向田)「向田でございます。
私ただいま旅行に出かけておりまして戻りますのは25日の夜遅くです。
泊まり先を申し上げますのでお急ぎの方はそちらへご連絡下さい。
20日2124日は台北の国賓大飯店2223日は高雄の漢王大飯店。
電話
(531)3131です。
よろしく」。
向田は自らの人生を振り返りこんな言葉を残しています。
2014/07/22(火) 23:00〜23:45
NHKEテレ1大阪
先人たちの底力 知恵泉(ちえいず) 持続の鍵は「遊び」にあり▽向田邦子・後編[解][字]
今も根強い人気を誇る作家・向田邦子。その精力的な仕事の原動力となっていたのは、実は「遊び」だった。忙しい毎日の中に上手に遊びを取り入れる知恵を、向田邦子に学ぶ。
詳細情報
番組内容
今も根強い人気を誇る作家・向田邦子。人気テレビドラマの脚本の執筆や、雑誌の連載で慌ただしい日々を送っていた向田が、仕事の原動力としていたのは実は「遊び」だった。多忙なスケジュールのちょっとした合間に、料理や骨董といった趣味を楽しみ、面白そうと思ったら締め切りギリギリなのに旅行に出かけてしまう。日常のコミュニケーションにも遊び心を忘れなかった向田から、いい仕事をするための「遊び」の知恵を学ぶ。
出演者
【出演】ダイヤ精機株式会社代表取締役…諏訪貴子,はるな愛,放送作家…筒井ともみ,【司会】井上二郎
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
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