(舞)結婚か。
(聖子)他の人に心がある女をずっと思い続けてるんだよ。
初恋はかなわないから美しいんだよ。
(裕一郎)高峯圭吾を小館興産の執行役員として任命する。
(廖)うちに腕のいいファンドマネジャーがいます。
彼を回しましょう。
(舞)運命を変えるの。
長い間待っててくれてありがとう。
私でよかったら結婚してください。
・舞。
(舞)航太。
(航太)君も夏帆のこと忘れないでいてくれたんだね。
(舞)当たり前でしょ。
(航太)まだ気にしてるのか?あのときのこと。
(舞)気にするよ。
忘れられない。
この14年間一度も忘れたことなんかない。
(航太)ありがとう。
でももう忘れてくれ。
魂は海の向こうからやって来て海の向こうに帰っていく。
(航太)夏帆の魂は生まれ変わってあのときの夏帆より大きくなって今ごろ幸せに暮らしてる。
そのはずだから。
もう14年もたったんだ。
今日は会えてよかった。
じゃあな。
(舞)あっ。
ちょっちょっ。
ちょっと待ってよ。
今までどこにいたの?今何してるの?近いうちまた会えることになると思う。
(舞)えっ?じゃあ。
(祥子)ほら。
圭吾さん。
(圭吾)プロポーズ受けてくれてありがとう。
(祥子)舞。
ほら。
何やってるの?こういうときはほら。
こうやって。
はい。
はい。
圭吾さん。
そうそうそうそう。
(祥子)ハハハ。
フフフ。
えっ?気に入らなかった?
(舞)えっ?ううん。
そんなことない。
(舞)うれしい。
ありがとう。
(祥子)アハハ。
舞。
フフフ。
失礼します。
お父さま。
何…。
こ…航太。
何で?言ったでしょう?近いうちって。
お父さま。
(勲)驚いただろう?私も驚いた。
うちの社長が御社の名前を口に出したときまさか私が担当することになるとは思いませんでした。
担当って?ファンドマネジャー?新垣君は廖ホールディングスでファンドマネジャーの仕事をしてるそうだ。
社長の話によるとかなりの腕前らしいよ。
私にお任せいただければ必ずご満足のいく結果を出してみせます。
ぜひご検討を。
・
(ドアの開閉音)どう思う?えっ?すぐには分からなかった。
きっとこの14年苦労したんだと思う。
私たちが苦労させた。
あんなひどいことをして。
(航太)《お前の親父さんと約束したんだ》《反対派を分裂させること。
それが条件だって》
(舞)《夏帆ちゃんの手術の費用》
(裕一郎)《払う理由がない!》
(航太)《夏帆は小館に殺されたんだ》《小館に殺されたんだよ!》舞。
彼を使ってみようかと思う。
えっ?彼には本当にひどいことをした。
せめてもの罪滅ぼしになればと思うが。
でもおじいさまが。
私が責任を持つ。
任せなさい。
じゃあこれお願いします。
(奈津美)はい。
了解しました。
うん。
(奈津美)いらっしゃいませ。
あっ。
あっ。
なっちゃん。
いいの。
こちらは…。
今度小館興産でコンサルティングをすることになりました新垣航太です。
よろしく。
(奈津美)新垣さん。
よろしくお願いします。
じゃあ先生。
いってきます。
うん。
決まったの?コンサルティングお願いすること。
昨日社長からご連絡頂きました。
といってもしばらくは腕試し的なご用命とのことで正式契約はまだですが。
航太。
航太は平気なの?あんなに憎んでたじゃない。
あんなにうちを…。
私たち家族を恨んで。
もう14年です。
私はもう忘れました。
お父さんは?あの後。
刑務所に1年ちょっと入って出所後行方不明。
親父とは一度も連絡を取ってない。
圭吾と婚約したんだって?あっ。
うん。
おめでとう。
ありがとう。
圭吾は昔っから舞のこと好きだったからな。
もうとっくに結婚してると思ってたのに。
ここまで待たされるとはあいつらしい。
ビジネスパートナーとしてこれからはよろしく。
嘘だろ?航太?航太なのか?圭吾。
航太!久しぶりだなお前。
心配したぞ。
お前。
ホントに少しぐらい連絡よこせよ。
よかった。
生きてた。
(勲)おっ。
親友たち感動の再会か。
(圭吾)社長。
ありがとうございます。
僕からもお礼を言います。
航太と一緒に仕事できるなんて夢みたいです。
(勲)せいぜい仲良くやってくれよ。
当てにしてるぞ。
ざっと帳簿を見させていただきました。
売り上げに対して人件費が高過ぎるようです。
このままでは大規模なリストラも視野に入れなければと。
(圭吾)ひどいよな。
航太のこと教えてくれないなんてさ。
舞にももう紹介済みだって?でも元気でよかったよな。
まさかファンドマネジャーになってるなんて思いもしなかった。
今日だってさ社長にばんばん…。
舞?何考えてるんだろう?えっ?航太。
何考えてるんだと思う?何って?小館のこと航太すごく恨んでた。
もし航太のお父さんがやらなかったら航太がおじいさま刺してたかもしれない。
それぐらいに。
本当にたった14年で忘れられるものなの?本当に?舞。
航太は俺の親友だぞ。
俺と舞が悲しむようなことするばずない。
航太のこと信じてやってくれよ。
今俺たちにできんのはそれしかない。
なっ?うん。
そうだね。
うん。
ごめん。
変なこと言って。
航太のこともう少しの間会長とお母さんには内緒にしてくれって社長が。
そうだね。
(裕一郎)どういうことだ?私が一線を退いてから業績は右肩下がり。
このままでは小館興産はつぶれる。
(勲)私は私なりに…。
(裕一郎)言い訳をするな!・
(裕一郎)結果だ。
バカ者!・
(祥子)お父さま。
もう少しこの人に任せていただいて。
(裕一郎)任せられるもんなら苦労はせん。
あのう。
(裕一郎)何だ?あのう。
《私にお任せいただければ必ずご満足のいく結果を出してみせます》平塚の土地を買ってみてはどうでしょうか?何?
(勲)ある筋の情報によりますと新しいターミナル駅が平塚に決まるようです。
もしそれが決定すれば地価は何倍にもなりたとえ上物を建てる力がなくても土地を転売すれば20億前後の収益が見込めるはずです。
その話は確かか?
(勲)はい。
(裕一郎)どこからの情報だ?それは…。
言えんのか?却下だ。
会長。
(裕一郎)疲れた。
帰れ。
(勲)見舞いか。
会長喜ぶぞ。
・
(祥子)はい。
おじいさま。
もう少しお父さまに優しくしてあげて。
(裕一郎)そうだな。
そうしたいんだが。
ほら。
(裕一郎)おお。
奇麗だ。
(裕一郎)私にはもう時間がない。
(裕一郎)思えば激動の人生だった。
食うため生きるためお前たちを守るために何でもやってきた。
人を蹴り落とし冷酷に切ったことも。
舞にもつらい思いをさせたな。
(裕一郎)だがな私は何一つ後悔してない。
人間死ぬ瞬間には悪い思い出しか残らんそうだ。
お前はいい思い出をたくさんつくれ。
圭吾君と幸せになれ。
それが今の私の願いだ。
おじいさま。
(圭吾)《沖縄料理でも食べに行こうか?》《彼女のこと大切に思ってる》《俺が舞ちゃん迎えに行くわ》・
(ノック)はい。
(圭吾)舞。
うん?支度できた?うん。
何見てんの?フフフ。
写真?懐かしいなこれ。
圭吾。
ありがとう。
14年も見守ってくれてありがとう。
(一同)乾杯!
(由紀子)いやぁ。
その若さで役員とはすごいね。
(圭吾)形だけだよ。
形だけ。
(聖子)形だけで役員なんかにできないわよ。
(俊彦)舞ちゃん。
いい男見つけたね。
フフフ。
(聖子)俊彦。
生意気言ってるんじゃないわよ。
さっさと大学院卒業してお姉ちゃんを安心させてちょうだい。
(俊彦)話が変な方向に回ってきた。
(武雄)お待たせ。
よいしょ。
何これ?
(武雄)チラガー。
うめえぞ。
食べるの?
(武雄)ああ。
(由紀子)大丈夫。
この人料理の腕だけはいいからさ。
(由紀子)あっ。
すいません。
今日貸し切りで。
(圭吾)おう。
航太航太。
こっちこっち。
こっちこっち…。
航太。
よーしよし。
(圭吾)座って。
俺が呼んだんだ。
(聖子)ホントに航太なの?
(由紀子)何かすっかり見違えた。
(圭吾)今俺の仕事手伝ってくれてんだ。
(聖子)えっ?
(由紀子)仕事って?じゃあ…。
(俊彦)航太にぃに?もしかして俊彦か?
(俊彦)あーっ!航太にぃにだ。
大きくなったな。
(俊彦)そりゃ14年もたってますから。
聖子。
由紀子。
あのう…。
(由紀子)私のダーリン。
(武雄)どうも。
どうも。
そして俊彦か。
そうか。
もう26か。
うん。
夏帆ちゃん生きてたらどうしてたかな?もう結婚してたかもね。
(聖子)俊彦。
(俊彦)もう14年も前のことなんだからいいだろ?ああ。
むしろそんなふうに思い出として話してくれた方が俺はうれしい。
(俊彦)14年も何してたの?
(由紀子)そうだよ。
ごめん。
お前たちに迷惑掛けたくなくて。
俺犯罪者の息子だろ。
だから仕事するにも色々支障があって。
でも7年前に今の社長に会って仕事のノウハウたたき込まれてファンドマネジャーになれて14年たってやっとお前たちに会えた。
廖社長には恩がある。
だからこそこの仕事絶対に成功さしたいんだ。
(聖子)よし。
もう1回みんなで乾杯しよう。
(一同)うん。
ああ。
いいよ。
(聖子)舞と圭吾の婚約。
圭吾の役員就任。
それから戻ってきた航太に。
乾杯!
(一同)乾杯!
(圭吾)あー。
(俊彦)うーん。
今何やってんだ?
(聖子)今医者やってる。
ああそうなんだ。
(聖子)よかったね。
舞。
うん?
(聖子)ずっと気にしてたでしょ?航太のこと。
それともまずかった?えっ?
(聖子)もうちょっと早く帰ってきてくれればよかったのにって。
何言ってんの?
(聖子)圭吾にだけは気付かれないようにね。
・
(麗華)こんばんは。
あっ。
麗華さん。
(麗華)航太。
この人が小館舞さん。
うちの社長の一人娘の廖麗華さん。
(麗華)こんばんは。
君のこと話したらぜひ紹介してほしいって。
その若さでデザイナーとして独り立ちしてるなんてどんな人か会ってみたいって。
独り立ちだなんて。
祖父の傘下の会社なの。
だから大したことないんです。
謙遜なさらないでください。
思ってたとおりすてきな方ね。
航太が褒めるのもよく分かる。
これから長いお付き合いになると思います。
よろしく。
あっ。
(麗華)フフフ。
「麗華さん」だって。
笑っちゃう。
ねえ。
何で彼女の前だと私はさん付けなの?せっかく14年ぶりに会ったのに婚約しちゃってて残念だったね。
航太。
あの人のこと好きだったんでしょ?ねえ。
キスして。
うん?おやすみ。
2014/07/22(火) 13:30〜14:00
関西テレビ1
碧の海〜LONG SUMMER〜 #17[字][デ]【変貌…憎しみと偽りの愛】
32歳になった舞(奥菜恵)は初恋の思いを断ち切り、圭吾(尾形貴弘)との結婚を決意するが、14年ぶりに航太(徳山秀典)と再会…。皮肉な運命の歯車が再び動き出す…。
詳細情報
番組内容
圭吾(尾形貴弘)を沖縄に誘った舞(奥菜恵)は、航太(徳山秀典)への思いを振り切り、圭吾との結婚を決める。そんな舞が1人で夏帆(伊藤貴璃)の墓参りをしているところに、航太が現れる。14年ぶりの再会——。突然の出来事に驚く舞だったが、そんな舞に航太は「またすぐに会える」と言い残して去ってしまう。混乱したまま、東京に帰った舞を待ちかまえていたのは、婚約指輪を用意した笑顔の圭吾だった。
番組内容2
皮肉な運命の歯車が再び動き出してしまい…。
航太の言葉通り、舞はすぐに彼と再会することになる。勲(板尾創路)が、凄腕のファンドマネージャーとして活躍する航太を、業績が悪化している小館興産の立て直しのために、経営アドバイザーとして迎え入れたのだった。小館興産の力になりたいと言う航太。が、舞は、「夏帆は小館に殺されたんだ!」という航太の、かつての慟哭が忘れられず…。
番組内容3
不安な気持ちを抑え、圭吾とともに航太の力になろうとする舞。が、その前に現れたのは航太の恋人・麗華(上野なつひ)だった。親しげにする航太と麗華を目の当たりにして、思わず心が揺れてしまう舞…。
出演者
小館 舞:奥菜 恵
新垣航太:徳山秀典
高峯圭吾:尾形貴弘(パンサー)
上原美樹:遊井亮子
廖麗華:上野なつひ
・
小館祥子:杉田かおる
廖金明:升毅
・
新垣晴雄:木村祐一
小館 勲:板尾創路
小館裕一郎:岩城滉一 ほか
スタッフ
【企画】横田誠(東海テレビ)
【原案】倉科遼
【脚本】武田有起
【演出】星田良子
【企画プロデューサー】服部宣之(東海テレビ)
【プロデューサー】松本圭右(東海テレビ)
仲良平(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
坂本直彦(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
浦井孝行(国際放映)
河角直樹(国際放映)
スタッフ2
【メインテーマ】S.E.N.S.
【音楽】森英治
【主題歌】「消せない約束」fumika(Island Roots)
【制作】東海テレビ
吉本興業
国際放映
ご案内
東海テレビ昼ドラをもっと知りたい方に!
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【公式サイト】http://tokai−tv.com/aonoumi/
【YouTube東海テレビ公式チャンネル】【昼ドラ公式ツイッターアカウント】@hirudoraTokaitv
【LINEアカウント】@hirudora
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
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