(祥子)もう帰ってこないんじゃないかと思って。
何度迎えに行こうと思ったか。
(裕一郎)祥子には絶対内緒だ。
(裕一郎)舞が全てのことを知ってしまったこともこの写真のことも。
(圭吾)夏帆ちゃんホントはあの子に会いたいんだろ?少しでも夏帆ちゃんが喜ぶことしてやれよ。
(夏帆)「古宇利島小学校のお別れ会をすることになりました」
(夏帆)「舞ちゃん。
私の代わりに参加してくれませんか?」
(舞)お母さま?
(祥子)ゆうべから具合が悪くて。
(勲)そこまでして舞を沖縄に行かせたくないのか?
(祥子)ええ。
行かせたくありません。
(祥子)舞を利用してあなたが美樹さんに近づくのが。
それが嫌なんです。
(舞)もしもし?圭吾君?えっ?夏帆ちゃんが急変?「やっぱり沖縄に行ってきます」舞。
夏帆ちゃんの容体が急変したって嘘なの?
(圭吾)ごめん。
でも元気かって言われるとそうでもない。
(舞)
沖縄では人の魂は海から来て海に帰っていくという
私は小館舞
そして彼の名は航太
どうしても忘れられないいとおしいものを探しに私はまたこの場所に戻ってきた
全ては15年前この海から始まった
夏帆ちゃん。
(夏帆)舞ちゃん?何だ。
元気そうじゃない。
圭吾君が変な連絡よこすから慌てて来ちゃった。
(夏帆)圭吾にぃにだったの?手紙。
(航太)ああ。
お前が手紙隠してるの知って勝手に出しちゃったって。
なあ?
(圭吾)ごめんな。
夏帆ちゃん。
私やるよ。
夏帆ちゃんの代わりにお別れ会参加する。
私舞ちゃんの顔見られただけでいい。
東京に帰った方がいいよ。
何言ってんの。
せっかく来たんだからやるよ。
何をすればいいの?夏帆の役はね看板描き。
「ようこそ」の看板に海の絵を描くの。
海か。
よし。
分かった。
お姉ちゃん頑張る。
(夏帆)うん。
(航太)ちょっと横になろっか。
(夏帆)うん。
何で言ってくれなかったの?夏帆ちゃんあんなに痩せちゃって。
大丈夫なんだよね?おじいさまに相談すればもしかしたら…。
(航太)親父が頼んだら一蹴されたらしいよ。
どんな頼み方したんだか知らないけど。
未成年からの移植は日本では認められてない。
海外へ行くとすると何千万も掛かる。
そんな金おいそれと援助してくれる人なんていないよ。
あと2年。
俺が成人して何とか国内で手術が受けられるように金ためてるから。
(航太)やっぱりお前東京へ帰れ。
(美樹)舞ちゃん?先生。
(美樹)舞ちゃん。
何でここにいるの?先生こそ何で病院なんかに?
(美樹)父が体調崩して入院したの。
それより何で?ここにはもう二度と来ないでって言ったじゃない。
みんな私を帰らせたがるんだね。
何で?何で?私帰らないから。
夏帆ちゃんの願いかなえるんだから。
(圭吾)あっ。
ちょっ。
舞ちゃん。
航太。
あいつのこと頼む。
俺お別れ会の準備出られないから。
(航太)変な雑音入らないように気を付けてやってくれないか。
(圭吾)ああ。
(美樹)航太。
あんた何か知ってるの?
(航太)何かって何ですか?《この辺りでちょっと調べたいことがあるんです》《私は本当のお母さまがどんな人なのかどんな気持ちで私を産んだのか全部知りたいの》
(美樹)《お姉ちゃん!》
(美樹の泣き声)
(聖子)じゃあ発起人は5人ってことで。
(由紀子)航太は入れてもなかなか参加できないと思うよ。
バイト忙しいから。
(慎吾)ああ。
(聖子)分かってる。
でも名前だけは入れとこう。
一応仲間だし。
(慎吾)仲間ねぇ。
えっ?何?
(慎吾)いや。
ホントは恋人になりたかったのにな。
断られたんだって?
(聖子)慎吾。
それどこで?俊彦。
(由紀子)それより航太んちに去年泊まってた東京から来たお嬢さままた来たらしいよ。
やけに航太と仲良かったって。
(文子)あら。
舞ちゃん。
こんにちは。
ああ。
こちら小館舞さん。
去年の夏こっちに遊びに来て夏帆ちゃんと意気投合した東京の子で実は夏帆ちゃんたっての頼みで夏帆ちゃんの代わりにお別れ会に参加してもら…。
(聖子)はあ?
(由紀子)何それ?
(圭吾)だから夏帆ちゃんの代わりに…。
(聖子)何それ?意味分かんない。
部外者じゃない。
(由紀子)夏帆ちゃんの名前出せば許されると思ってんの?
(慎吾)俺はいいけど。
(聖子)慎吾。
聖子だって小学校はたった1年しか通ってないだろ。
それまで東京にいたんだもんな。
(聖子)けど1年は通った。
(由紀子)そう。
それに聖子のお母さんはこの島の人だし。
(文子)まあそりゃそうだけど。
もう入れてやんなさいよ。
ほら。
袖すり合うも多生の縁っていうじゃない。
(聖子)私は反対。
(由紀子)私も。
(慎吾)俺も。
(文子)あーあ。
(圭吾)お前ら入れてやれよ。
(聖子)やだよ。
(俊彦)姉ちゃんはね頭がいいんだ。
高校でもねトップクラスの成績で将来はお医者さんになりたいんだって。
お医者さん?
(俊彦)気を付けた方がいいよ。
姉ちゃんこの間航太にぃにに振られたばっかりだから。
(聖子)俊彦。
(文子)舞ちゃん。
ねえ。
上原の美樹ちゃんにはもう会ったの?先生と?あっ。
はい。
あっ。
よかった。
お父さん倒れたっていうでしょ。
もう私気が気じゃなくて。
ホントは…。
(圭吾)あのうおばさん。
お別れ会終わるまで何度かお世話になると思うけどよろしくです。
あっ。
あっ。
あっ。
ねえ。
舞ちゃん。
おばさんは舞ちゃんの味方だからね。
頑張れ。
はい。
(女性)おかえりなさいませ。
(勲)はい。
小館です。
(美樹)私です。
(勲)美樹。
(勲)どうした?舞ちゃんがまた来たんですよ。
いいんですか?
(勲)何だ。
そのことか。
(美樹)そのことかって。
去年あんなに大騒ぎして連れ戻したじゃないですか。
なのに。
(勲)心配かけてすまない。
私が何とかする。
一刻も早く東京に連れ帰ってください。
でないといつあのことが誰の口からバレるか。
(勲)分かってる。
私たち家族がどれだけの犠牲を払ってあの秘密を守ってると思ってるの?ホントに分かってるんですか?これ以上私たち家族を振り回さないでください。
お願いします。
(不通音)・
(祥子)帰ってらしたんですか。
(勲)ああ。
会長は?
(祥子)リビングにいます。
あなたは心配じゃないんですか?あなたも美樹さんもホントは私のこと恨んでるんでしょう?だからホントのことがいっそ舞に知れればいいと。
(勲)バカなことを。
私も彼女も舞が傷つくことは望んでいない。
変な勘繰りはよしなさい。
(祥子)私も彼女も?ハハハ…。
美樹さんのことは名前では呼ばないのね。
フフフ…。
(セツ)あの子がまた来てるってよ。
一目会ってみたいですね。
私たちのたった一人の孫に。
(達夫)セツ。
(セツ)だって会いたいじゃないですか。
会いたいですよ。
・
(勲)失礼します。
(裕一郎)うん。
(勲)例の沖縄の土地開発の件。
主立った土地の売買契約がほぼ整いました。
しかし230億とは。
私にはあまりにも危ない賭けに思えますが。
(裕一郎)事業は常に勝負だ。
私はその勝負ということに負けたことがない。
分かっていると思うが今度のことはしばらくの間は祥子には内緒だ。
(勲)はい。
(勲)失礼します。
(夏帆)ホントに?舞ちゃん仲間に入れてもらえたの?うん。
(夏帆)すごい。
それで?何の仕事をするの?それはもう夏帆ちゃんの仕事を受け継ぐんだよ。
看板描きだっけ?あっ。
海の絵を描くの。
ふーん。
そう。
よかった。
うん。
どうやら私の絵の腕が買われたみたい。
っていうことで頑張るからね。
うん。
ただいま。
(航太)おっ。
どうだった?仲間に入れてもらえたか?やっぱりお前東京に帰れよ。
夕ご飯?ああ。
私が作ろうか?えっ?その間少しでもバイトとかできるでしょ。
けど。
いいから。
ほら。
行って行って。
(男性)ごちそうさん。
(聖子)あっ。
ありがとうございました。
悪いね。
片付けまで手伝わさせちゃって。
(圭吾)別にいいよ。
(聖子)もうあの子帰ったから大丈夫だよ。
ガード役じゃないの?あの子の。
ああ。
何か変なんだよね。
特にうちのお母さんに対して。
何か隠し事ある?秘密事とか。
何言ってんだよ。
そんなもんあるわけないだろ。
・
(戸の開く音)・
(航太)ただいま。
(航太)何じゃ?こりゃ。
(宮古ばぁ)航太。
お前はわしを殺す気か?これ人間の食い物じゃないね。
(航太)まさかお前料理したことないなんて言わないよな?はい。
ありません。
えーっ。
だってどうにかなると思ったんだもん。
私医者になれるほど頭よくないし。
医者?せめて航太のこと手伝えば夏帆ちゃんのためにもなるかと思って。
(宮古ばぁ)まずっ。
そんな無理して食べなくても。
(航太)一生懸命作ったんだろ。
ありがと。
(宮古ばぁ)あー。
げー。
まずっ。
まず過ぎる。
あしたさいいとこ連れてってやる。
いいとこ?どうせまだ仲間にも入れてもらえてないんだろ?暇だろうから。
誰のせいで仲間に入れてもらえないと思ってんの?半分航太のせいでもあるんだからね。
はい。
くわっちーさびたん。
あーあ。
まずかったさー。
(航太)食べ過ぎた。
もう食えねえ。
(聖子)お母さん。
(文子)何?うん?
(聖子)あの小館舞っていう子のことで何か知ってることある?あっ。
何でそんなことを。
(聖子)いや。
だって変だよ。
知ってることあるならさ教えてよ。
誰にも言っちゃいけないよ。
あの子はねかわいそうな子なんだよ。
へえー。
そんなことがあったんだ。
えっ?ガラス職人?
(航太)でかい声出すなよ。
恥ずかしいだろ。
だってイメージないもん。
失礼なやつだな。
あっ。
うん?あのときの。
(航太)《ビーチグラス。
満月にかざすと願いがかなうっていわれてんだ》お前もまだ持ってたのか。
これのおかげで私1年間頑張れた。
えっ?くじけそうになってもつらいことがあってもこれを見たら元気になれた。
私の宝物。
(航太)俺あれからガラスに興味出てさ。
工房出入りしてるうちにちょっと触ってみないかって。
週に何時間か下働きみたいなことして使ってもらってる。
時給安いけど。
将来もし自由な時間ができたらちゃんとやりたいなって。
このビーチグラスが俺の夢なんだ。
何だよ?航太でもお金関係なく働くことあるんだ。
お前な。
人が真面目な話してるのに。
(航太・舞)フフフ…。
(航太)俺学校のお別れ会の準備出られないだろ。
だからせめてガラス細工を出品しようと思って。
ガラス細工?海の中再現できないかなと思って。
海の中。
夏帆海が好きなんだ。
元気だったころ一緒に潜ったりもしてた。
そっか。
夏帆ちゃんのためなんだね。
あいつが喜んでくれるなら俺は何だってできる。
バイトだって何だって。
あいつが元気になるなら何でもする。
・
(親方)おい!航太!何くっちゃべってんだ!
(航太)あっ。
すぐ行きます!ごめん。
(航太)すいません。
よし。
・
(楽器の演奏)
(由紀子)ほら。
(聖子)えっ?雨降ってんの?
(由紀子)降ってないよ。
もういいじゃん。
お願いします。
仲間に入れてください。
お願いします。
どうしても仲間に入れてほしいんです。
お願いします。
はっきり言って邪魔なんだけど。
夏帆ちゃん。
どうしたの?
(夏帆)お願いです。
舞ちゃんを仲間に入れてあげてください。
夏帆ちゃん。
私がお願いしたんです。
それで舞ちゃんわざわざ東京から来てくれて。
お願い。
夏帆ちゃん。
お願いします。
夏帆ちゃんのためにも。
分かった。
入れてあげる。
ホント?夏帆ちゃんに免じて。
それでいいよね?みんなも。
いいよね?
(慎吾)俺はもともとどうでもよかったから。
(由紀子)私は聖子がいいなら。
ありがとう。
ありがとう。
(俊彦)よかったね。
夏帆ちゃん。
(航太)夏帆!よかった。
ここにいたのか。
(夏帆)にぃに。
(航太)よかった。
(航太)よかった。
(航太)よかった。
2014/07/07(月) 13:30〜14:00
関西テレビ1
碧の海〜LONG SUMMER〜 #06[字][デ]【島の秘密…招かれざる少女】
1年ぶりに島を訪れるが邪魔もの扱いされ落ち込む舞(城恵理子)を、航太(犬飼貴丈)はさりげなく励ます。一方、祥子(杉田かおる)は夫の勲(板尾創路)の嘘に気づき…。
詳細情報
番組内容
1年ぶりに沖縄を訪れる舞(城恵理子)。夏帆(伊藤貴璃)の病室を訪れ見舞うが、その痩せ細った姿を見て心配になる。「何で教えてくれなかったの!」と航太(犬飼貴丈)に感情をぶつける舞。航太は自分がなんとかする、と悲壮な顔を見せる。自分に出来ることをしたい、と舞は廃校になることが決まった島の小学校のお別れ会に向けて、夏帆が描くはずだった看板の絵を代わりに描く約束をするが…。
番組内容2
夏帆に皆と仲良くなったと笑顔で告げる舞。しかし、本当は仲間に入れてもらえていなかった。圭吾(小野塚勇人)に連れられ、島の子供たちのもとに向かった舞は、航太に想いを寄せる聖子(安保彩世)から「部外者は邪魔だ」と仲間外れにされてしまったのだった。少しでも役に立ちたい…そう思った舞は、バイトがある航太に代わって夕食を作る。
番組内容3
ところが、料理などしたことのない舞が作ったものは、とても食べられるものではなく…。
その頃、美樹(遊井亮子)は勲(板尾創路)に電話をかけていた。再び舞が沖縄にやってきたことに、このままでは秘密がばれてしまう…と不安を覚える美樹。一方の勲は、裕一郎(岩城滉一)とともに島の開発を秘密裏に進めていることを口にできずにいて…。
出演者
小館 舞:奥菜 恵
新垣航太:徳山秀典
小館 舞(高校時代):城恵理子(NMB48)
新垣航太(高校時代):犬飼貴丈
高峯圭吾:尾形貴弘(パンサー)
・
小館祥子:杉田かおる
新垣晴雄:木村祐一
小館 勲:板尾創路
小館裕一郎:岩城滉一
・
・
上原美樹:遊井亮子
高峯健吾:川田広樹(ガレッジセール)
平良文子:エド・はるみ
高峯圭吾(高校時代):小野塚勇人
平良聖子(高校時代):安保彩世
スタッフ
【企画】横田誠(東海テレビ)
【原案】倉科遼
【脚本】武田有起
【演出】星田良子
【企画プロデューサー】服部宣之(東海テレビ)
【プロデューサー】松本圭右(東海テレビ)
仲良平(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
坂本直彦(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
浦井孝行(国際放映)
河角直樹(国際放映)
スタッフ2
【メインテーマ】S.E.N.S.
【音楽】森英治
【主題歌】「消せない約束」fumika(Island Roots)
【制作】東海テレビ
吉本興業
国際放映
ご案内
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【公式サイトURL】http://tokai−tv.com/aonoumi/
【昼ドラ公式ツイッターアカウント】@hirudoraTokaitv
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ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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