真相報道 バンキシャ! 2014.07.20

皆さん、こんばんは。
真相報道バンキシャ!です。
事件発生から6日目の急展開。
女の子は無事でした。
月曜日から行方不明となっていた、岡山県倉敷市の小学5年生の女子児童。
きのう夜、岡山市内の男の自宅で、監禁されているところを無事保護されました。
警察の捜査の決め手は、女の子の自宅近くで、たびたび目撃されていたシルバーの不審車情報でした。
逮捕され、容疑を認めているという自称、イラストレーターの49歳の男。
その素顔とは。
きょう未明。
岡山県岡山市。
封鎖されていて、近づくことはできません。
未明の住宅街に、警察。
そして、大勢の報道陣が詰め掛けていた。
きのう、岡山県倉敷市で、月曜日から11歳の女の子が行方不明となっていた事件が、急展開を見せた。
被疑者を午後10時22分、監禁の事実で現行犯逮捕いたしました。
逮捕されたのは、岡山市に住む自称、イラストレーターの藤原武容疑者49歳。
小学生の女の子を私の自宅に監禁したのは間違いない。
一体なぜ、藤原容疑者は女の子を監禁したのか。
49歳の男。
その人物像とは。
底冷たいような。
底冷たいような?
うん。
きょう午後4時過ぎ、バンキシャが向かったのは、岡山県警倉敷警察署。
レッカー車に載せられてきたのはシルバーの車。
容疑者の車両が、倉敷警察署に到着しました。
逮捕された自称、イラストレーターの藤原武容疑者の車だ。
この車で、藤原容疑者は11歳の女の子を連れ去ったと見られている。
車の中には、動物の縫いぐるみらしきものが残されていた。
きょう午前2時、女の子が通っている小学校の校長は、女の子が無事保護されたと聞いて、会見を開いた。
無事に見つかったということ、本当にうれしく思っています。
全国の皆様からは、温かい支援や励ましのおことばを頂きまして、本当に心の支えとなりました。
深く感謝を申し上げます。
ありがとうございました。
容疑者に対する思いというのは?
いろんな思いがありますけれど、やはりもう本当に無事に帰ってきたというのが、もう何よりも大きいもので、もうその気持ちが一番強いです。
事態は昨夜、大きく動いた。
午後10時10分。
警察が、藤原容疑者の自宅を訪ねたが、応答がなかったという。
そのため、10ぷんごリビングの窓ガラスを割り、室内に突入。
午後10時21分、洋室で女の子を発見。
無事保護した。
部屋の中では、ベッドの上に藤原容疑者、布団の上では、パジャマ姿の女の子が寝転んでいた。
女の子は何?何?と驚いた様子だったというが、警察に名前を確認されると、はいと答えたという。
このとき、女の子はテレビのアニメを見ていて、その様子を藤原容疑者が見ていたという。
女の子が行方不明になって5日。
なぜ藤原容疑者が捜査線上に浮上したのか。
女の子の行方が分からなくなったのは月曜日。
午後4時ごろに下校し、その後、足取りが分からなくなった。
女の子が持っていた子ども用携帯電話のGPS機能を母親が確認したところ、最後に反応したのは、自宅から北東におよそ2キロの地点だったという。
火曜日、警察は公開捜査に踏み切った。
すると、不審な車両の目撃情報が相次いで寄せられた。
シルバーの車。
4時40分ぐらい。
どこにあったの?
あったというか、すれ違った。
乗っていたのは男で、髪が短く、眉毛が濃かったという。
男はスーツ姿だったが、ネクタイはしておらず、顔を伏せるかのように下を向いていたという。
その直前にも、女の子の同級生が、シルバーの車の近くで、女の子と男が話す姿を目撃していた。
さらに、ことし5月と6月にも母親が自宅近くで、女の子を付け回す不審なシルバーの車を目撃。
4桁のナンバーを警察に伝えていた。
こうした情報から浮上したのが、藤原容疑者の、このシルバーの車だった。
警察も、早い段階で藤原容疑者をマークしていた。
近所の人はその様子を見ていた。
いつから?警察は。
16日の時点で、もう警察はたぶん来とった。
玄関で話してた。
玄関の前で、藤原容疑者らしき男と警察は話をしていたという。
実は、藤原容疑者と見られる男が、女の子の自宅付近で、ナンバープレートを取り外している姿を近所の住民に目撃されていた。
そのナンバープレートの下にもう一枚、別のナンバープレートが取り付けられていて、その4桁のナンバーが、母親が覚えていたものと同じだった。
女の子の携帯電話のGPS機能が最後に示した位置は、自宅から北東の方角。
30年以上前に引っ越してきたという藤原容疑者。
当時は、両親と姉の4人で暮らしていたが、最近は、一人で暮らしていたという。
自称、イラストレーターという藤原容疑者。
どんな人物なのだろうか。
坊主頭の、眼鏡をかけて、ちょっと無精ひげ生やしたような、で、丸顔の、裸の大将みたいな感じの。
藤原容疑者の性格について、近所の住民は、周囲との人づきあいはあまりなかったという。
例年の行事にも出たことないし。
さらに別の住民は、藤原容疑者のこんな変化を見ていた。
前に、ここにこういう窓があるんですけど、薄いカーテンだった、改築したときにここへ、真っ黒かなんか、もうとにかく明かりが外へ出んようなカーテンをしていたって。
中の様子はこっちからは全然分からないんです。
きのう、無事保護された一報を受け、女の子の祖父は、ありがとうございますと話していたという。
保護された女の子にけがはなく、昨夜、倉敷市内で母親と会ったという。
藤原容疑者の自宅からは、女の子の制服や、ランドセルなどが見つかった。
携帯電話は見つかっていない。
警察は未成年者誘拐の捜査本部を設置し、動機などについて詳しく調べる方針だ。
それでは女の子が保護されました男の自宅前から中継で伝えていただきます。
西日本放送の小御門さん。
ご覧のように、藤原容疑者の自宅は、水田の中に住宅が点在する、岡山市郊外の静かな所にあります。
さて、午前10時前から警察の家宅捜索が行われていましたが、先ほど午後4時半に終了しました。
家宅捜索では、女子児童のピンクのランドセルや制服、靴などが家の中から見つかりました。
特に隠そうとした様子はなかったということですが、母親が持たせたGPSの付いた子ども用携帯電話は見つかっていません。
どこかに捨てたと見られていて、警察では今後、容疑者の聴取に基づき、携帯電話を捜す方針です。
藤原容疑者は、動機について何か供述しておりますでしょうか?
まだ動機については、詳しくは分かっていないんですが、犯行に使われた車は、後部座席とリアウインドーを黒っぽいスモークで覆っていまして、車内には金づちや犬の縫いぐるみがありました。
容疑者は女子児童に声をかけて車に乗せ、まっすぐ自宅へ連れ帰ったと見られています。
女子児童は慎重で、知らない人の車に乗るような子ではないということですが、どのようにして声をかけたのかは、分かっていません。
またきょうの取り調べを通して容疑者から反省の弁は聞かれないということです。
女子児童のお母さんは、娘の姿を確認し、抱き締めることができて、これ以上ない喜びを感じました。
本当にありがとうございました。
多くの情報やご支援を下さった方のおかげですと、感謝のコメントを寄せています。
以上、容疑者の自宅前から中継でお伝えしました。
岡山から小御門記者でした。
ではここでこよいのご意見番をご紹介いたします。
まずは中央大学法科大学院教授の野村修也さんです。
こんばんは。
こんばんは、よろしくお願いいたします。
そして漫画家の倉田真由美さんです。
どうぞよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
さあ、まずは野村さん、今回のこの事件でありますが、どう見ますか?
まずは無事に見つかって本当によかったなというふうに思うんですね。
ただですね、ちょっと統計的な資料を見てみますと、例えば大人も含めてなんですけど、日本は安全といわれていますが、誘拐事件というのは、大体年間180件ぐらい起こってるんですよね。
そうしますと2日にいっぺんというぐらいですから、やはりかなり注意しないといけないと思うんです。
今VTRありましたけども、どうやって誘われたのかは、分かりませんけれども、例えばですね、親子の間でお母さんに頼まれて迎えに来ましたというふうに言われたときにですね、ついつい乗ってしまう可能性がありますから、そういうときのために、あらかじめ、合言葉を決めておくというような、そういった話し合いをしておくことがかなり有効だと言われてるんですね。
夏休み入りますんでね、ぜひ親子で話し合いをしてほしいなと思いますね。
倉田さん、最近こういった事件が続いていますけど、どうご覧になってますか?
本当多いですよね。
一つには、いつも言ってるんですけども、防犯ビデオ、防犯カメラの数をどんどん増やしてほしいということが一つと、もう一つは、私たち大人が、生きたカメラになる。
特に小さい女の子と成人男性の組み合わせを路上で見かけたら、それをもう、見かけてそのまんま通り過ぎちゃうんじゃなくて、どういう関係なのかな、何が起こっているのかなって注視して、時には声かけをする。
もしもし、どうかしましたかって。
もし、お父さんなんですよということだったら、そうですか?失礼しましたっていうだけの話ですからね。
だから私たちが生きたカメラになって、私たち、機械と違って選別できるじゃないですか。
特にやっぱり、小さい女の子と成人男性っていう組み合わせは、ちょっと通り過ぎるだけじゃ済まないようにしましょうって、いつも私も思ってるんですけど。
犯行の動機や手口など、まだまだ分からないことが多いこの事件です。
続いては上田さんのニュースコーナーです。
お伝えします。
パレスチナ自治区のガザ地区で、地上戦を展開しているイスラエル軍は、20日までに作戦をさらに拡大しました。
犠牲者が増え続ける中、国連のパン・ギムン事務総長が、みずから調停に乗り出すことになりました。
イスラエル軍は20日、空爆に加えて、ガザ地区に投入する兵士の数を増やすなど、地上作戦の規模を拡大したと明らかにしました。
ガザ地区では、地上戦開始後の死者が130人を超え、その多くが民間人と見られています。
一方、イスラム原理主義組織ハマスも徹底抗戦していて、イスラエル軍兵士5人が死亡しました。
こうした事態を受け、国連のパン・ギムン事務総長は、みずから中東入りし、近くイスラエル、パレスチナ双方と停戦に向けた協議を重ねる予定です。
以上、ニュースをお伝えしました。
ニュースは上田さんでした。
こちらが機体の先端の部分だと思われます。
墜落から2日、機体の残骸、そして遺体が残るウクライナの現場にNNNのカメラが入りました。
それでは続けてまいりましょう。
大破した機体の残骸。
中には、巨大な垂直尾翼も。
そして、数え切れないほどの乗客たちの手荷物。
さらに、収容を待つ数々の遺体。
日本時間のきのう、ウクライナ東部のマレーシア航空機墜落現場に、NNNの記者が入りました。
そこは、ウクライナ政府と戦闘を続ける親ロシア派が支配する緊迫の現場。
およそ80人の子どもを含む、298人もの命を奪ったのは、一体誰なのか。
日本時間、きのう。
NNNのカメラが、ウクライナ・ドネツク州の墜落現場に初めて入った。
武装した親ロシア派の兵士が監視する中、取材を進める。
一帯はヒマワリ畑。
そこには見るも無残な光景が。
想像を超える強い衝撃が、機体をこんな姿にしたのだろう。
こちらが機体の先端部分になるんでしょうか、タイヤや機械類がむき出しになっています。
付近には散乱した書類、そしてビジネスバッグ。
国連によると、乗客・乗員298人のうち、およそ80人が子どもだった。
バリ島のガイドブックです。
夏休みの旅行だったんでしょうか。
亡くなった乗客たちの荷物が、至る所に散らばっていた。
その傍らでは、遺体を運ぶウクライナ当局。
目撃者によると、大小さまざまな機体の一部など、あらゆるものが空から降ってきたという。
煙がすごくて、いろんな破片が落ちてきました。
飛行機とか、衣類とか。
とても恐ろしかったです。
あの日、何が起きたのか。
墜落する前に爆発した。
翼が飛行機から取れて、回転を始めて、とても大きな爆発だった。
おととい、バンキシャはマレーシアへ。
夜、クアラルンプール国際空港近くのホテル。
こちら、遺族がいるホテルの前には、大勢の報道陣が集まっています。
スカーフをまとうマレーシア人女性。
彼女はマレーシア航空機の墜落で、6人の親戚を一度に亡くしたという。
見せてくれたのは、親戚6人の写真。
赴任先から一家で帰国する途中だった。
仲むつまじいいとこ夫婦。
そして、4人の子どもたち、皆、幸せそうな笑顔。
この写真が撮られたのは、きのうの夜です。
旅客機に乗る前です。
出発前に撮影した家族6人分の荷物。
メッセージには。
クアラルンプールで新しい生活が始まります。
マレーシア航空17便は、乗客・乗員298人を乗せ、定刻の15分遅れで離陸。
その数時間後。
オランダのアムステルダムを出発し、マレーシア・クアラルンプールに向かっていたマレーシア航空17便。
ロシアと国境に近いウクライナ東部で、上空1万メートルを飛行中、ミサイルにより、撃墜されたという。
機体は現在、紛争中のウクライナ東部のドネツク州に落ちた。
ロシアへの編入を目指す親ロシア派と、ウクライナ政府の戦闘が激化するドネツク州。
また、先月14日には、ドネツク州から北東へおよそ150キロの町で、ウクライナ軍の輸送機が撃墜され、49人が死亡した。
今回のマレーシア航空17便の悲劇も、この戦闘に巻き込まれた結果だというのか。
日本時間おととい、ウクライナ当局が公開したのは、傍受した電話とされる2つの音声記録。
1つ目は、親ロシア派の幹部が、ロシア当局に話したものだという。
2つ目は、親ロシア派どうしの会話。
間違って民間機を撃墜したとうかがわせる会話。
そして。
今回、なぜウクライナ側は親ロシア派の電話を傍受した音声を公開したのか。
軍事ジャーナリスト、神浦元彰氏は。
通常ですね、通信傍受っていうのは本当に明らかにしないんですよ。
ロシアに対して、大きな打撃を与えることができるというように判断して、こういう形で全世界に公開したと思います。
一方、親ロシア派の主張は、たばこをふかす、ドネツク州の親ロシア派の組織上のトップ、アレクサンドル・ボロダイ氏が、NNNの単独取材に答えた。
私たちは6000メートル以上の高さを飛ぶ飛行機を落とす武器を持っていません。
ツイッターには、次のような書き込みがあった。
わがドネツク人民共和国は、ウクライナ軍の防空基地にある自走式地対空ミサイル、ブークを管理下に置いた。
親ロシア派が、地対空ミサイル、ブークを奪ったことを誇示する記述。
その後、削除されたという。
ブークとは、どんなものなのか。
対空ミサイル部隊で、高さは、高度は22キロの上空まで迎撃できると。
1980年代に開発されたという、旧ソ連の地対空ミサイル、ブーク。
高度2万メートル以上を飛ぶ航空機も、攻撃可能だという。
これは、親ロシア派の地域から車の荷台に載せられたブークが、ロシア国境に向かっているとされる映像。
この映像を公開したウクライナ内務省によると、本来、4つ積まれているはずのミサイルだが、1つが使われた形跡があるという。
そのミサイルこそ、マレーシア航空17便の撃墜に使用された可能性があると世界に向けて発信したのだ。
NNN取材班が、ウクライナ・ドネツク州の墜落現場で取材を始めておよそ1時間。
武装した親ロシア派の兵士が集まってきた。
親ロシア派の兵士たちが、これより先は行くなということで、報道陣たちを規制しています。
親ロシア派にとって、何か見せたくないものがあったのだろうか。
この時間は、ロシア情勢にお詳しい、未来工学研究所客員研究員の小泉悠さんにも加わっていただきます。
どうぞよろしくお願いします。
どうも、よろしくお願いします。
まずは、ウクライナ東部の墜落現場と中継がつながっております。
小島さん、現在のそちらの様子を伝えてください。
こちらに翼の一部と見られます、長さ10メートルほどの残骸があります。
きのうはこの近くに武装した親ロシア派の男が立っていまして、近づくことができなかったんですが、きょうはなぜか一人もいません。
この現場はきのうとはずいぶん違う印象です。
また、きのうは見える範囲に多数の遺体が放置されていましたが、ウクライナ当局がすべて運び出したそうで、きょうは当局に動員された地元の労働者数百人が、残った遺体がないか、確認を行っています。
この辺りには、乗客のものと見られる所持品も散乱しています。
きのう私は、キャラクターのついた小さなかわいらしい小物入れを見つけたんですが、けさ来るとありませんでした。
当局は所持品については、運び出していないと話していまして、盗難が起きていると見られています。
小島さん、国際的な調査が今後、正しく行われるかどうかが焦点だと思いますが、その見通しはどうでしょうか?
現場の調査を行っている、OSCE・ヨーロッパ安全保障協力機構によりますと、残骸が動かされたり、遺体の袋が開けられた形跡があるそうです。
また現場は、親ロシア派が影響力を保っていますので、OSCEが嫌がらせを受けたと話しています。
現場の管理も全く不十分ですから、徹底した捜索、検証ができるかどうかは、未知数です。
また鍵を握るフライトレコーダーについても、まだ情報が錯そうしている状況でして、原因究明に向けて、いきなり壁に当たっているといえると思います。
以上、墜落現場でした。
ウクライナ東部の現場から小島記者でした。
さて、ロシア研究がご専門の小泉さんにお伺いしますが、ウクライナ政府やアメリカが、親ロシア派による撃墜だと名指しするその一方で、親ロシア派は完全否定と、真っ向から対立しているんですが、ずばり小泉さんは、現在出ている情報の中で、どちらが、誰が撃墜したとお考えでしょうか?
やはり現在出てきている情報を見ているかぎりでは、やはりその親ロ派による撃墜という線が濃厚ではないかと思っております。
その根拠を教えてください。
まず、3点あるんですけども、第1点としましては、先ほどVTRにありましたとおり、6月末ごろにどうも親ロ派が長距離防空システムを手に入れてるらしいということが一点、それから第2点目としまして、7月14日に、高度6500メートルでウクライナ軍の輸送機が攻撃を受けて、撃墜をしていると。
となりますと、これまで親ロ派が持っていた、こういうふうに肩に担いで撃つような防空システムと全く違う高度ですから、この時点でなんらかの大型防空システムを持っていたであろうということを、考えられると。
そして第3点目ですけれども、その撃墜事件の直後に、ドネツク人民共和国の軍事部のトップであります、トレリコフ大佐が、SNS上でわれわれはそのウクライナ軍の輸送機を撃墜したというふうに言ってるわけです。
ですから、恐らく故意に民間機をやってやろうということはないと思うんですが、ウクライナ軍の輸送機、なんらかの軍用機と誤認して撃ってしまったというところなんではないかと思います。
なるほどね。
今後のウクライナ政府と親ロシア派が停戦、もしくは和平という道筋、その見通しはあるんでしょうか?
そうですね、現状お互い、非難合戦になっておりまして、ロシアとしてみれば、あまりにも大きな人的、しかも全く罪のない人たちを殺してしまったという事件に関しては絶対関与は否定したいところですし、ウクライナ側にしてみれば、逆にわれわれは対テロ作戦を行っていると、こんなひどいことをする連中を掃討するための作戦を行っている立場を強化できるわけですから、絶対に親ロ派、あるいはロシアの関与は譲らないでしょうし、アメリカはなんらかの技術的な証拠を持っているといっていますけれども、これは軍事機密中の軍事機密ですから、生データは出さないでしょうから、そうしますと、やはり決め手に欠いたまま水掛け論が続いてしまうというのが一つ、非常に懸念されると思うんですね。
あとは貴重な現場の資料です、これも非常に親ロ派が妨害するですとかありますから、せっかく今、OSCEのような国際的なコミットメントが、初めて大規模に今回の紛争の中にはいってきていますから、これをなんとか拡大していくなり、今回の調査のための停戦を延長するなり、これをきっかけに、変えるよう努力ができればいいなというふうに考えております。
野村さん、日本としましては、安倍総理は、北方領土問題をにらんで、関係強化を進めてきましたけれども、今回また対応が難しくなりそうですね。
そうですね。
今の小泉先生のお話を伺っていても、かなり原因究明も難しそうな感じがしますよね。
ただアメリカは、やはりヨーロッパと一緒になって、ロシアを責めると思うんですよ。
そうしますと、ロシアの対応いかんによっては、やはりかなり厳しい情報合戦が出てくると思うんですね。
そこでやはり、平和外交として、日本がどういう立ち位置をするのか、さらには中国はどんな動きをするのか、このあたり、やっぱり注目していく必要があると思うんですよね。
小泉さんのご出演は、ここまでです。
お忙しい中、どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
続いてはこちらです。
水曜日、3年間停止していた鹿児島県の川内原発が、再稼働に向け、大きな節目を迎えました。
新しい規制基準に適合するか審査していた原子力規制委員会が、川内原発に事実上のお墨付きを与えました。
この秋にも、全国の原発で、初めて再稼働すると見られています。
しかし、いざ、事故が起きた場合の避難計画は、審査の対象にはなっておらず、地元自治体に任されております。
誰が、住民の安全に責任を負うのか。
バンキシャが見た避難計画の実情とは。
今月8日、鹿児島県九州電力川内原発。
原子炉を冷やすための海水ポンプの津波対策工事というのは、現在も行われています。
こちら、巨大な防護壁の中に海水ポンプが入っています。
福島第一原発の事故を受け、停止したままだが、再稼働を目指し、新たな防潮壁の設置など、およそ1300億円を投じ、津波や事故への対策が行われている。
水曜、原子力規制委員会による審査が事実上、合格となり、この秋にも、再稼働第1号になると見られている。
だが。
避難計画と再稼働っていうのは、ある意味じゃ、密接に関係はしていますけれども、規制委員会、規制庁がそれについてきちっと評価するという立場にはないと。
事故が起きた場合の住民の避難計画は、審査の対象外だった。
では一体、誰が住民を守るのか。
おととい、川内原発から20キロほどの場所にある病院。
そこで開かれていた職員会議では。
原発の再稼働ということで、まだちょっと具体的な避難先というのは、そういった意味では出ていません。
もし、事故が起きたらどうするのか。
担当者は入院患者の避難に不安を抱えていた。
79往復というのは、ちょっと現実的ではない。
きのう、バンキシャは鹿児島県いちき串木野市へ。
人口およそ3万人。
再稼働が近づく川内原発から30キロ圏内にあり、避難計画の作成など、事故への備えが義務づけられている。
市が作った避難計画書。
この住民たちは、南へおよそ70キロの南九州市に避難することになっている。
だが。
不思議でならんのよ、ほいで、なんでこんなことを、向こうは僕はしたんか言うたわけ。
不安は風向きよ。
鹿児島県では、冬場に南向きの風が吹く日が多く、仮に福島のような事故が起きた場合、避難する方角に放射性物質が飛散することも考えられるという。
不安を抱えているというこの住民たち。
一緒に避難経路に指定されている県道を走ってみると。
台風があると、ここ通れないの、波が上がって。
地震の際には、津波のおそれも。
崖崩れが続いてる。
道路が寸断されないか心配していた。
今の計画では、自然災害の影響が考慮されておらず、市は今後、検討しなければならないとしている。
一方、こちらは原発から20キロほどの場所にある日置市の病院。
最悪の事態が起きた場合、すべての患者と職員が、避難を余儀なくされる。
だが、寝たきりの患者79人に対し、搬送できる専用車両は1台だけ。
79往復というのは、ちょっと現実的ではない。
さらに、仮に移動できたとしても、行き先がない。
医療設備の整った受け入れ先が見つかっていないのだ。
福島では、安全な移動手段や避難先の確保ができず、患者が死亡するといった事態も起きた。
医療機関などの避難について鹿児島県は、原発から10キロ以上離れている施設は、屋内退避を中心に考えている。
さらに、国の動きを見ながら、安全を確保する仕組みを検討中だという。
不安は患者の避難だけではなかった。
この日の職員会議では。
おととい、川内原発から20キロほど離れた病院で行われていた職員会議。
保育園とか幼稚園とかで、子どもさんを預けられている方はいますか?
職員およそ180人のうち、3分の1ほどは、もし事故が起きれば、子どもを迎えに行く必要がある。
もし例えば、これが昼間にあった場合には、子どもをすぐ迎えに行くのが先なのか、避難が先なのかという話に。
迎えに行って、そのあと、子どもたちをどうするかですよね。
この病院に勤めて4年に鳴るという、看護師の松元さんも、2児の母だ。
午後6時、仕事を終え、車で保育園へ。
夫も仕事のため、毎日の送り迎えは、自分の役目。
もし、事故が起きても、周りに代わりの迎えを頼める人はいないという。
ごめんよ。
バイバイって、先生さよならって。
またね。
お疲れさまでした。
こんにちは。
こんにちは。
一番は子どもたちの安全だが、看護師としての責任も。
毎日、仕事して患者さんたちと向き合っているので、実際、病院での避難というのもあったりすると思うので、どっちを優先するかというと、難しい点があると思うんですけど。
不安が残る住民たちの避難。
バンキシャは、全国の原発から30キロ圏内に入る、135市町村のうち、避難計画の作成が終わっている80市町村にアンケート。
すると、避難計画ができてはいるが、今の内容では十分ではないとの答えが7割以上に上った。
地震や津波などが同時に発生したときの備えや、移動手段の具体的な確保、高齢者などの避難といった課題に対し、
スタジオには、原発問題の取材に当たってきた小林史記者に来てもらいました。
お願いします。
お願いします。
住民の避難計画には、多くの課題が残されておりますが、再稼働は、このまま進むことになるんでしょうか?
このまま進んでいくと見られています。
規制委員会は、原発の敷地の中の安全性については、1年以上かけて、審査をしてきたわけなんですけれども、敷地の外の避難計画については、そもそも審査の対象になっていないんですね。
一方、アメリカなどでは、原発を動かす前に、住民の避難計画がきちんと出来ているかどうか、国の機関がチェックすることになっています。
実際に新しく出来たばかりの原発が、住民の避難計画が不完全だったために、一度も動かさずに、そのまま廃炉に追い込まれたという例もあるんですね。
そうなんですか。
日本でも、そうしたチェック機能をしっかり確立する必要があると思います。
地元の自治体が再稼働に同意するかどうかが、今後の焦点になると思いますけれども、最終的な判断というのは、一体誰がするもんなんですか?
そこが非常にあいまいなまま、今、再稼働のプロセスが進んでいるんですね。
ちょっとこちらをご覧ください。
現在の仕組みでは、原発の安全性は規制委員会、住民の避難計画などは自治体や内閣府。
そして、電力需給や経済面については、経産省や電力会社というように、それぞれが担当が分かれているんです。
で、これらを総合的に考えて、最終的に再稼動をするかどうかを判断するのは、本来は政治の役目だと思うんですけれども、今回、安倍政権は、安全には責任を持つというふうに、従来よりはやや踏み込んだ発言をしたんですけれども、では具体的に、どう、この責任を果たしていくのかということは、説明はしていないわけなんですね。
例えば避難計画が不十分だったり、電力が十分足りているというような場合は、審査に合格しても、あえて再稼働しないという政治の判断もありうるわけですから、今回、再稼働すると判断するのであれば、それは国が前面に出て、しっかりと決定し、国民に納得のいく説明をする必要があると思います。
野村さんは国会の事故調査委員として、福島の事故、見てらっしゃいましたけど、今回の再稼働、どうお考えですか?
やはり、放射性物質が飛んでいったほうに避難してしまったということですとかね、病院で避難できない方がいたということは、教訓として残っているわけです。
そういう意味では、まさにこの避難計画こそが、この原発の安全性を支えているということをしっかり確認してほしいなと思いますよね。
2014/07/20(日) 18:00〜18:55
読売テレビ1
真相報道 バンキシャ![字]

今週のバンキシャ!は…