人生の楽園 2014.07.20

(西田敏行)今週は何かいい事ありましたか?私ね思うんですよ。
いやあ眩しいほどの緑広がる高原。
気持ちいいですねえ!こんな風景独り占めにしたいもんです。
と思ったら…。
いました。
この風景を独り占めにした人が!はいご紹介しましょう。
露天風呂につかりながら1人絶景を楽しんでいるのが今日の主人公…。
露天風呂は自分で作ったそうです。
隆博さん素晴らしい眺めじゃないですか!
(隆博さん)もうこんな…青くて広い空のもとで。
ましてや豊かな緑…。
まさに絶景です。
フフッ独り占めです。
ハハハハハ!いやあいいですねえ。
で隆博さんはこの素晴らしいロケーションが気に入り民宿を始めたんです。
名前は「山荘四季眺」。
宿の中に入るとまず目を引くのがこの玄関の太い梁。
そしてこの長い廊下です。
隆博さんこれは素晴らしい雰囲気ですね。
(隆博さん)教員をやってたものですからその時の学校のイメージと重ねてこの宿を作れたらなあと思って。
なるほど…。
教室ならぬ客室は全部で4つです。
自慢は窓からの眺めですね。
ご覧ください。
こちらが客室から望む雄大な風景です。
そして先ほどの露天風呂の他に岩風呂とひのき風呂もあります。
お風呂に入りながら素晴らしい景色を楽しむ事が出来るんですね。
で民宿といえば家庭料理。
隆博さんの手料理も「山荘四季眺」の自慢のひとつです。
ちなみにこちらは朝食ですね。
いやあヘルシーアンドうまそうですね。
だけど料理もなんもかんも全てお1人でやってるんですか?奥さんは?手伝ってもらってます。
ああ…。
ああそうなんですか。
それではそんな隆博さんが営む「山荘四季眺」がある場所を桃ちゃん教えてくださ〜い!
(菊池桃子)今日の舞台は九州のほぼ中央に位置する日本百名山に数えられる阿蘇五岳とくじゅう連山を望む高原地帯で酪農が盛んなところです。
山々に染み入り裾野で湧き出た清らかな流れは名水百選に認定されています。
隆博さんが営む「山荘四季眺」は標高850メートルの山の上にあります。
(井芳美さん)おはようございます!
(隆博さん)はーい!おはようございまーす!
(芳美さん)元気だった?元気しておりました。
いつもいつもすいません。
生きて生きて生きてる?生きてます。
あの差し入れ持ってきた。
(隆博さん)うわ〜嬉しい!野菜を差し入れてくれたのは酪農と農業を営むご近所の井さんご夫婦。
民宿開業前から何かとお世話になっています。
自信作のキャベツね。
これは重い!ぎっしり詰まっとう。
アハハハ!うまい!ではその井さんにお尋ねします。
ここで民宿を始めると聞いてどう思われましたか?もうねこんなところでね民宿するっておっしゃるからもう大丈夫かと思って…。
今日奥さんがいないですけど…。
ハハハハハ!奥さんの賛成が得られたのかなと思って。
それが心配でですね…。
アハハハ。
西田さん。
はい。
その奥様がいらっしゃいましたよ。
ほうほう。
(隆博さん)はな!ママママ。
はいご紹介しましょうね。
福岡県太宰府市の自宅からいらっしゃった…。
たくさんあるね。
なんか隆博さんとっても嬉しそうです。
ね。
福岡県豊前市出身で小学校の教師をしていた隆博さんは25歳の時同じく教師の博子さんと結婚。
その後ドイツに渡り日本人学校で教鞭を執ります。
まあ冒険心みたいなものですかね。
さらに視野をこう広げていってまあ海外で学んだ事が日本で生かされたならばという…。
3年間のドイツでの生活を終え福岡市内の小学校に戻った隆博さん。
しばしばドイツ時代の事を思い出しこれからの人生を考えたといいます。
学校の夏休みといいますかねそういう時を利用して旅行した時にとてもいい風景に出会って。
ああこういうところで…大自然の中で暮らすっていうのはいい事だな。
素晴らしいなと思いながらその気持ちがずっと自分のどこかにあったんじゃなかろうかなと思います。
風景のきれいな場所で小さな宿を営みたいという夢を抱くようになっていた隆博さん。
45歳の時に新聞で産山村の売り地広告を見つけ早速村を訪れました。
とにかく緑の多さっていうところに引かれた…。
そんな感じがしますね。
気に入ったのは1万坪の山林。
しかし博子さんは…。
ほんとにするのかなって…。
一番なんかあの…やっぱり住み慣れたところを30年も住んでるところを離れるという事がとても私はなんか嫌で…。
はいはい。
なんとか博子さんを説得し土地を購入しました。
隆博さんは55歳で早期退職し産山村に移住。
2006年3月に「山荘四季眺」を開業しました。
平日はこのはなと一緒の生活。
というわけで本日は小学校教師から一転山の上で小さなお宿を始めたお父さんのお話です。
ここには絶景が待っとるばい!大分県との県境に位置する阿蘇五岳の眺めと並んで村の景勝地になっているのが250年前に耕作されたといわれている棚田。
16枚の田んぼが扇子のように広がっている事から扇田と呼ばれています。
小学校教師を早期退職。
6年前に太宰府市から移住し「山荘四季眺」を始めた米村隆博さん62歳が今日の主人公です。
敷地の草刈りはもう大仕事です。
土地は1万坪です。
でこの辺で大体1000坪…。
もう草との競争です。
草の成長との…。
教員時代は冷や汗ですけどこれはもうほんといい汗です。
ねえ。
今日はお客様がいらっしゃいますからね。
きれいにしておきましょう。
博子さんもお客様を迎える準備です。
客室に飾るお花を生けています。
色々流派があるんでしょうけどそういうのは私はもう全然…。
知らないっていうか出来ないですね。
でもまあ主人がこういうところだからそんなに…。
お庭に咲いてるこんなお花をちょっと…ねちょっと入れるほうがかえっていいよって言いますからしてます。
部屋の掃除とお花は博子さんの担当です。
今日は庭で咲いていたあじさいを生けました。
開業から変わらないおもてなしの心です。
午後隆博さんは食材を買いに出かけました。
やってきたのはお隣阿蘇市にある野菜の産直のお店。
お客様がいらっしゃる時は必ず足を運ぶお店です。
おかひじき…。
これ珍しいね。
食材を見ると色んな料理を作りたくなるんだそうです。
今日はなすびトマトサトイモごぼう大根アスパラ…。
大体これを中心にしてますけどちょっと瞬時にあんな料理作ってみたいなとか思った時にちょっとまた…別のものを買うと思います。
隆博さんは買い物に出かけるのを楽しみにしています。
それはこの風景が大好きだから。
いやあ気持ちいいですねえ。
続いて訪ねたのは近所のお豆腐屋さん。
こんにちは〜。
あの…豆腐とそれから豆乳とアゲといただけますかね。
喜戸豆腐店は家族3人で営む小さなお店。
厳選した大豆と池山水源の湧き水を使って作るお豆腐はなめらかで味が濃く遠方からもお客さんが買いにくるほどの人気なんです。
(井上智津枝さん)アゲは何枚いります?
(隆博さん)アゲは1枚。
それから豆腐も1丁…。
厚さ3センチもある油アゲはサッと炙って酒の肴。
もう最高ですね!もううちにお客さんがみえた時には必ずここで。
ほとんどのお客さんが美味しい美味しいって言って。
それどこで売ってるの?ってよく聞かれます。
もうお客さんがとっても美味しいって言ってくれるので私たちも励みになりますけど。
毎日してるのでですね…。
もう出来るだけ地元の食材を使った料理を提供したい。
隆博さんの思いです。
(隆博さん)いらっしゃいいらっしゃい。
福岡で暮らす次男雄さん家族と長女蘭子さんが久しぶりにやってきました。
(博子さん)よし。
はいタカちゃんおいで〜。
隆博さんお孫さんが来てもゆっくりとはしていられません。
もうすぐ予約のお客様がいらっしゃいますもんね。
夕食の準備です。
そしてその横には次男雄さんの姿が。
実は雄さんは福岡の老舗割烹で板前をしています。
(隆博さん)6人分ある?それで。
(雄さん)十分あるいっぱいある。
包丁切れんやろ?うん切れない。
持ってこうか?ああ…そうね。
あると…。
料理の厳しい修業を積んだ雄さんはいわば先輩です。
隆博さん。
息子雄さんは優しい先輩ですか?まあお皿の並べ方とか…なんからかんからちょっとうるさく言う時がありますね。
だけどもう自分流でやってます。
雄さん後輩のお父さんの料理はどうですか?逆に自分は調理師でやってきたんですけど調理師だから固まってしまってなんか新しい世界にいかない料理っていうのが結構多いんですよ。
そういう意味じゃうちの親父の料理を見よったらやっぱりすごい発想をしてくるなっていうふうに思いながら料理見ますね。
おお…!隆博さんやっぱり料理人ですね雄さんは。
(隆博さん)なんか基本があると?
(雄さん)うんあるよ。
身をこう見た時に向こうが高くて手前が低く。
で皮は基本的には下めにせんとこう切ってしまったら身を潰すから。
皮は下に…。
(隆博さん)ああそうか。
(雄さん)その魚の種類によっても色々状況は変わるやろ。
このイシガキダイっていうのは結構皮が硬いけん。
はあなるほど…。
隆博さんそういえばこんな事を言ってましたね。
まだまだ時間は経つかなとは思いますけどいずれ息子と一緒にここをやっていこうかなというふうに思ってます。
おお…。
雄さんはそれについてどう考えてるんですか?ああもう来年の春から今の職場を辞めて来ようと思ってますけど。
おおっ!だそうですよ隆博さん。
驚き桃の木山椒の木です。
え〜っ!来年から…。
私が追い出されるかわからんですね。
だけど嬉しいですね。
そげん言ってもらったら。
へえ…。
それはそれは…。
ハハッ嬉しいでしょう。
ねえ。
こんなに早い決断をするとは思ってなかったでしょうね。

(大内田露子さん)ごめんください。
(立石節子さん)こんにちは〜。
さあお客様の到着です。
どうも。
遠いところをほんとありがとうございます。
(隆博さん)疲れたでしょ。
(吉村圭子さん)いいえ。
(大内田さん)お元気でした?元気しとりますよ。
いやあ厨房が一気に忙しくなりました。
博子さん長女の蘭子さんもお手伝いです。
これもう焼いていいって?うん。
もう時間的に…。
盛りつけは隆博さんと雄さんです。
親子で作った夕食の品は20種類以上。
鯛のすり身アゲのおから詰めなど前菜だけでも8種類。
喜戸豆腐店のお豆腐はアボカドと和え物に。
その他にも自家製豚バラの薫製など手間をかけた料理が並びます。
いやいや彩りも鮮やかですねえ。
鮎もまあこんがりと飴色。
ねえ。
うまそうです!おごちそう。
(神代孝治さん)へえ〜!この日のお客様は隆博さんの教員時代の同僚と友人たち。
今回で3度目の宿泊だそうです。
まあおごちそう。
(西島博子さん)うわおごちそう!美味しそうねえ。
うわ〜おごちそうですね。
失礼します。
あります。
(西島さん)わあ嬉しい!常連さんがリクエストしようと思ったかぼちゃとはかぼちゃの中にポタージュを入れてオーブンで焼いたもの。
かぼちゃの身を削り取りながらいただく博子さん特製のスープです。
美味しいねえ。
(西島さん)美味しいでしょ?
(神代さん)うまい。
ハハッよかったですね隆博さん。
なんかちょっと腕を上げたなと。
おお!
(西島さん)美味しいよね。
ね。
ほんとに美味しい。
開店した頃はね僕より下手だったよ。
(一同の笑い声)来るお客さんっていうのは風景もそうだけどやっぱこの…なんていうか主人の人柄じゃないかな。
さらにこの日は特別な料理も。
すごいきれい!これあの…うちの次男が。
次男もちょっと板前…料理人っていうかそういう事をやってますもんで。
皆さんがお見えになるという事でひとつサービスさせていただきたいと…。
(雄さん)イシガキダイっていう…。
(西島さん)うわっすご〜い!雄さんがさばいたイシガキダイ。
皮は軽く炙ってあります。
いかがですか?美味しい!さすが料理人雄さん!そんな雄さんにこんな質問が飛び出しました。
(吉村さん)米村先生の後を継がれるんですか?ここ。
はい。
(吉村さん)まあ!
(拍手)嬉しいでしょう。
2代目。
(隆博さん)いやだけど…さっきも話しよったけどこっちが入ってきたら今度は私の居場所がなくなるかな…。
(一同の笑い声)その時は僕ががっぽり稼いでがっぽり回しますので…。
(河村さん)子供に取られる分はいいじゃないですか。
いやあ雄さんの料理が加わると「山荘四季眺」はますます魅力的な宿になる事間違いございません!お客様が帰られて静けさを取り戻した「山荘四季眺」。
でも…。
穴開けんごと…。
厨房はいつも以上ににぎやかです。
ごめんたい。
(桃子ちゃん)楽しい!
(豪さん)みんなでこう押して…。
(隆博さん)広げて広げて…。
(蘭子さん)もうちょっとここ…。
あんまり大きくしすぎたらいかんちゃろ?熊本市に住む長男豪さんもお子さんを連れて遊びにきました。
お孫さん4人がピザ作りに挑戦です。
(博子さん)もう思い切っていっぱい。
いっぱい…。
カパッてつかんでカパッてつかんで。
そう。
(真由美さん)ここのっけたら?
(博子さん)そうガバッと。
いやあ隆博さんにぎやかでいいですね。
やっぱみんなが集うのがいいですね。
嬉しいです。
もうみんなが帰ると寂しいのとホッとするのと…。
ハハハハハ…両方です。
博子さんは産山村では暮らさないんですか?いや多分…フルタイムはないです。
えーっ!すいません。
フフフ…。
(隆博さん)じゃあ手を合わせてください。
はいいただきまーす!
(一同)いただきまーす!蘭子さんお父さんが民宿を始められた時どう思われました?普通はなかなかしたくても出来ないのが現実だと思うんですけどもそれをやっぱり叶えてるのはすごいなって思います。
なるほど。
豪さんは?いやあ…かなり心配でした。
けどまあ…今生き方は尊敬しますね。
ハハハハハ…。
親父冥利につきます。
海外の暮らしで改めて気がついた自然の素晴らしさ。
そして産山村で始めた絶景の宿。
最初は反対していた家族も今では隆博さんの生き方を理解し夢を支えてくれています。
週の半分以上は1人で暮らす隆博さん。
でも寂しくはありません。
それは産山村の自然が優しく包んでくれるから。
隆博さんこの雄大な景色を1人でも多くの人に楽しんでもらってください。
そしてこれからも大自然の中で男のロマンを追い続けていってくださーい!応援してま〜す!はい楽園通信です。
桃ちゃん本当に阿蘇は絶景ですね!さらに食べ物は絶品ですよ。
うん!湧き水で作ったアゲにお豆腐。
アゲは炙ってお豆腐は冷ややっこがおすすめです。
食べたーい!そして山の上の宿「山荘四季眺」。
隆博さんの手料理をいただきながら芋焼酎を一杯。
うん!熊本は美味しいものがたくさんあります。
もちろん阿蘇の絶景も堪能出来ます。
飲みたい!行きたい!2014/07/20(日) 16:55〜17:25
ABCテレビ1
人生の楽園[再][字]

新しい人生を選択し、夢を実現した人がいます。「人生には楽園が必要だ。」で始まるこの番組は「新しい生き方」を提案する大人のための「いい人生の歩き方」発見番組です。

詳細情報
◇番組内容
「阿蘇を望む絶景の宿」 楽園の舞台は熊本県産山村。小学校教師だった主人公は、早期退職後、念願の宿をオープンしました。阿蘇五岳とくじゅう連山を見渡すまさに絶景の地。普段は一人暮らしですが、週末には福岡から妻が手伝いに来てくれます。大自然に囲まれ、男のロマンを満喫中です。
◇出演者
【楽園の案内人】西田敏行、菊池桃子
◇おしらせ
☆番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/rakuen/

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境
福祉 – 高齢者

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映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz

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