日曜サスペンスドラマ Dr.門倉周平の事件カルテ 2014.07.06

〜〜
(門倉)うん落ち着いてるね問題ない。
歌子ちゃんいつもの薬出しといて。
(歌子)はい。
問題ないことないと思うんだけど。
どうして?昨日も嫁を怒鳴っちゃったんだもの。
血圧カーッと上がっちゃって目の前クラクラしちゃったんだから。
またやっちゃったんだ美幸さんと。
周平先生周平先生!タケルが死にそうなんです助けて!美幸さん!お母さん。
ベッドに。
ちょっと買い物行ってたらタケルが。
何やってるのよ!抱っこできる?抱っこ。
ええ。
はい抱っこしようね。
よしタケル。
よしよ〜し。
よしタケルよ〜し。
喘息の発作だな。
すぐに吸入の準備をします。
待ったチアノーゼが出てる吸入じゃ間に合わないラインとりを。
はい。
ソリタT3ネオフィリンソルコーテフ持ってきて。
急いで。
はい!タケル息吸えるか?息吸える?タケル。
よしもう大丈夫だ。
よかった。
ああ…うん。
よかった。
よかった。
なんかいいねそれ。
えっ?あっ!アハハハハハ。
さすが周平先生先代に勝る名医だね。
名医だなんてやめてくれよそんな大げさな。
いいえ嫁と姑のケンカも直しちゃう。
やっぱり名医ですよ周平先生は。
だからよせってえの。
(笑い声)よし大丈夫だうん。
(磯貝)うるせえな何なんだよ。
(吉岡)磯貝さんですね。
誰だ?アンタ。
弁護士の吉岡という者です。
弁護士?少しお時間いただけますか?弁護士が俺に何の用だ?あれ?もう閉めちゃうの?
(静江)今夜は水入らずで飲みたい気分なの。
えっ?命日なんでしょ?奥さんの。
あっそうだ忘れてた。
そんなこと言ってしっかり覚えてるくせに。
「忘れてしまいたいことや」「どうしようもない寂しさに」忘れさせてあげましょうか?えっ?私が奥さんのこと。
えっ?まずいでしょそれは。
(落下音)おっ?うん?人じゃないか?あれ。
えっ?あっ!キャー!!イヤイヤイヤ!ママママ。
救急車呼んで警察もね。
あっやめて先生!お願い死なないで。
違う違う違う!落ち着いて。
ママ!電話して。
はい。
(華子)身元は?遺留品に運転免許証と名刺がありました。
磯貝保50歳。
大森にある流星出版の経営者のようです。
溺死?刺殺?鑑識の話によるとおそらく刺殺ではないかと。
死亡推定時刻は午前2時頃。
その時刻運河にマル害が落ちる音と同時に橋の上を逃げ去る不審な人影を見たという目撃者がいます。
目撃者?ええ。
ねえあの…ねっそうだよね。
音でね。
すみません。
あっ!目撃者ってにいさんなんですか。
華子ちゃんが担当なの?この事件。
臭い…。
えっ?お酒飲んでるの?あっちょっとね。
命日だっていうのに加奈ちゃん1人にして何やってんだか。
面目ない。
しっかり話を聞かせてもらいますからね。
うわっ。
はぁ…。
まるで取り調べじゃないの。
あっ。
ああ…。
(おりんの音)あっ先生おはようございます。
おはようございます。
(戸を開ける音)ただいま。
あっいや悪い悪い。
妙な事件に巻き込まれちゃってさ。
(加奈)女の人と一緒だったんでしょ?えっ?お母さんの命日だっていうのに。
華子おばさんから連絡があったの。
お父さん今釈放したって。
先手打つよな華子ちゃんは。
おみそ汁作ってあるから。
お母さんの大好きだったしじみのみそ汁。
(みのり)おはよう!おはよう。
じゃあ行こっか。
うん。
どうしようやった?みのり。
(みのり)やってないの。
えっどうしようどうしよう!2人ともやってないの?私みのりやってると思ったもんだって。
ただいま。
(ブレーキ音)
(衝突音)交通事故で亡くなった直子先生と佐々木先生。
デキてたんだって。
交差点に突っ込んで無理心中したって話じゃない?門倉先生ショックだろうな。
キミたちちょっと司法解剖の結果マル害磯貝保の肺および胃から少量の運河の水が検出されたが直接の死因は心臓まで達した刺し傷による失血性ショック死。
現場の橋の欄干および路上から磯貝のものと思われる血痕が発見された。
つまり磯貝は何者かに朝潮橋の上で刺された直後運河に落とされた。
傷の深さから凶器は刃渡り15cmほどのナイフ等の鋭利な刃物と推察。
しかしまだ凶器発見にはいたっていない。
次マル害磯貝保について。
はい。
磯貝の経営する流星出版は経営実績のない名前だけの会社でした。
磯貝は芸能人や著名人のゴシップ記事を書いてはそれをネタに恐喝を繰り返すいわゆるゆすり屋として生計を立てていたようです。
記事を書かれた人間がそれを恨んで殺害した。
そういった可能性もあるわけだな?はい磯貝の周辺の聞き込みを行ったところ3日前月島のスナックで磯貝と言い争う男が目撃されています。
男?はい。
氏名は安部靖40歳。
安部は土地売買を専門に扱う不動産会社を経営してますが最近は資金繰りに困り高齢者を狙った詐欺まがいの売買を繰り返していたそうです。
不動産トラブルの情報をつかんだ磯貝が安部をゆすったそういうことか。
よし安部靖の内偵状況を見て引っ張ってきてくれ。
他の者は引き続き凶器の発見磯貝周辺の聞き込みに全力を挙げてくれ。
以上。
はい。
初診の患者さんです。
は〜い。
はい。
須田さんどうぞ。
(須田)はい。
あっ。
失礼します。
初めてですね。
はい。
じゃ奥へどうぞ。
どうされました?朝から熱っぽくて体がだるいんです。
熱は何度ぐらい?7度2分。
ああつらいですね。
はい結構ですのども腫れてますね。
かなり無理されてるんじゃないですか?お薬出しておきますから今日はゆっくり休まれたほうがいいですね。
そういうわけにはいかないんです。
どうしてですか?仕事を休むわけには。
熱だけでもなんとか止めていただけませんか?お仕事は何を?エステです。
エステ?佃にもお店があって2丁目のほうに。
ああちょうだいします。
すごいジュディって今人気のエステサロンですよ。
そうなの?あ!今度新宿にも大きなビューティーサロンができるんですよね?ええ。
なるほど。
それは無理もするわけだよし歌子ちゃん点滴の準備して。
はい。
よろしくお願いします。
だけど今日だけですよ。
人間いちばんの資本は体ですからね。
大切なのはほら書いてある。
リラクゼーションはははっ。
娘さんがいらっしゃるんですか?え?ああいやこの頃はかわいかったんですけどね。
年頃になったせいか最近は何を考えているんだか。
男親にはわからないとこがありますよ。
ねえ今日のテストどうだった?全然ダメ。
だってさ抜き打ちだったんだもんまたお父さんに怒られる。
加奈んちのお父さん怒るの?意外。
お母さんだったらきっと怒るぞって怒るの。
死んだお母さんのせいにして最低でしょ?いいよなみのりんちのお父さんは優しくて。
どうかな?お父さん帰ってたんだ早いね。
(安部)おかえりお母さんが自転車パンクさせて買い物にも行けないって言うからさ。
会社閉めて帰ってきた。
そうなんだ。
買い物ぐらい歩いて行けってんだ。
なあ?ハハハ!あぁ加奈ちゃんもおかえり。
(加奈)こんにちは。
やっぱり優しいねみのりのお父さん。
華子さん。
加奈ちゃん!お友達?うん。
そう。
どちらさま?安部靖さんですね?ええ。
磯貝保さんが殺害された事件で署までご同行願えますか?あなた。
ちょっとどういうこと?お願い。
はいこちらです。
少し話を聞くだけだから心配しなくていいのね。
ねえねえねえねえ!聞いた?知ってる?不動産屋の安部さん今警察捕まったよ。
(一同)ええ!?安部さんって?ほらみのりちゃんのお父さんよ。
今朝死体が運河で上がったでしょあの犯人安部さんなんだって。
ええ!?物騒な町になったもんだなえぇ佃もよ。
これから安部さんちも大変だ。
はい次の人は誰?はい!皆さんめったなこと言うもんじゃありませんよ。
安部さんが犯人だと決まったわけじゃないんですからね?はい。
わかりました。
まさか私が磯貝を殺したとでも思ってるんですか?あなたは仕事のことで磯貝さんから恐喝を受けていた。
3日前あなたと磯貝さんが月島のスナックで言い争っているのが目撃されているんです。
だからって…。
ぶっ殺すって言ったらしいじゃないですか。
そんなもん言葉のあやですよ。
今朝の午前2時は家にいましたよ。
自宅に?ええ。
それを証明できる方がどなたかいらっしゃいますか?かみさんは夜勤でいなかった。
娘のみのりは寝てましたからね。
つまりあなたのアリバイを証明できる人はいない。
まいったな。
ねぇお父さん。
うん?お父さんが橋から人が落ちるの見たの夜中の2時頃だったんでしょ?ああ。
だったらみのりのお父さんが犯人なはずないよ。
え?なんか知ってんのか?加奈。
だって2時ならみのりのお父さん家にいたもん。
家に?うん。
昨日お父さんがなかなか帰ってこなかったから気になってずっと起きてたの。
ああ…うん。
そしたらタバコの煙が流れてきたの。
タバコ?ほらみのりのお父さんっていつも2階の窓のところでタバコ吸うでしょ。
その煙。
夕方洗った灰皿に新しい吸い殻も残ってたんです。
これってアリバイになるんじゃないの?う〜ん…。
みのりのお父さんは絶対犯人じゃないよ!お父さんから華子おばさんに伝えてもらえないかな?お願いします!ああうん。
大丈夫大丈夫だからねみのり。
うん。
じゃあおやすみ。
おやすみなさい。
心配だなみのりちゃんのお父さん。
お父さんが悪いんだからね。
え?お父さんが怪しい人を見たなんて警察に言うから。
ハッ!だって見たんだから言わないわけいかないだろ。
お父さん酔っ払ってたんでしょ?どうしてそんな状態で証言なんてするのよ?う〜ん。
お父さん私の言ったこと信じてないでしょ。
いやそんなことないよ。
お父さんってどっかで人を信じてないとこあるよね。
はぁ?なんだよそれ?お母さんのことだって本当は信じてないし。
だから命日にこっそりお酒飲みに行ったりするんでしょ。
そういうの最低だと思う。
おい加奈!加奈入るぞ。
入らないで!はぁ加奈…。
やめてよ!開けないで!お父さんなんか大嫌い!〜加奈ちゃんタバコ吸ってる安部さんを見たわけじゃないんでしょ?うん。
見てはない。
だったらアリバイとして弱いかな。
煙は別のところから流れてきたかもしれないし。
う〜ん。
加奈ちゃんが友達を助けたいって気持ちはわかるけど真実を見つけるのが私たちの仕事なの。
にいさん任せてもらえませんか?う〜んうん。
あっちょっとごめん。
どうしたの?歌子ちゃん。
先生!静江さんが!・え?大野静江さんがエステで倒れたそうです。
え?門倉先生がお見えになりました。
ああ少し高いな。
薬ちゃんと飲んでる?静江さん。
それがね…忘れちゃった。
ダメだよちゃんと飲まないと。
高血圧は病気の一つなんだからね。
若いからって侮っちゃいけない。
先生に会いたかったのよ。
静江さん!でも大事にならずによかった。
ええ。
これが今度オープンする。
ええ。
あっジュディってお店の名前どういう意味なんですか?『あしながおじさん』ってご存知ですか?『あしながおじさん』あの児童文学の?ジュディってその小説に出てくる主人公の女の子の名前なんです。
へぇ〜!子供の頃好きでよく読んでました。
私にもあしながおじさんがいないかなって。
それでお店の名前をジュディに。
ええ。
ふ〜ん。
おいみのり待てよ。
お前んち警察来たんだろ?俺たちみんな知ってんだよ。
お前の親父人殺しなんだってな。
人刺して運河に落としたんだってな?凶器見せてみろよ。
隠してんだろ!やめなさいよ!お前は関係ねえんだよ!やめてやめてやめてよ。
コラッ!何やってんだ!やべ!行こう!コラッ!待て!大丈夫か?みのりちゃん。
私父さん…信じてるから。
これも全部お父さんのせいだからね。
みのり行こう。
はぁ…。
こんにちは。
ああこんにちは。
「ご近所トラブル法律相談」。
だからあなたも早くお家に帰りたいでしょ。
札なんかすぐ取れんだからさねっ。
そろそろ本当のことを話しましょうよ。
だから!何度も言ってるでしょ!私はやってないんだから。
ウソもついてないんだから。
家にいたんだから。
ホントなんだから。
はあ〜。
磯貝恨んでるヤツなんか山のようにいるでしょ。
ね?あの…吉岡先生…。
はい。
私近所で診療所をやってます門倉と申します。
すみません突然。
実は折り入って吉岡先生にご相談したいことがあって。
人の噂っていうのは怖いもんですからね。
ああ…。
尾びれ背びれがついて時には人の命を奪うことだってあります。
ええ…。
まあどうぞ。
あっ…失礼します。
まだ犯人だと確定したわけでもないのにご近所はまるで犯人扱いです。
その安部さんはまだ任意同行の段階ですか?と思います。
ですから奥さんや娘のみのりちゃんのことを考えたら早く何とかしてあげたいんです。
法律で何かいい手だてはできないものでしょうか?そうですね…。
今の段階では法的に介入してその家族を守るということは残念ながら難しいでしょう。
そう…ですか。
しかし…門倉さんでしたね。
はい。
ここに暮らす町の人たちの良心に訴えることはできますよ。
良心…。
次の相談会で町の人たちに話してみましょう。
ああ…ええぜひよろしくお願いします。
吉岡先生…ご家族は?いや…ご覧のとおり男所帯のやもめ暮らしですよ。
ああ失礼しました。
(吉岡)お江戸の昔からこの佃のよさは人情だといわれてきました。
人情のよさは相互扶助。
つまりここに暮らす人々の助け合いです。
私もそんな佃の人情と景色に惹かれてここに住み着いた人間の一人なんです。
いやところが善意のはずの人情も時として悪意に変わることがあります。
例えば人の噂なんです。
そう風評。
この心ない人の噂によってある人の心は深く傷つきそこにトラブルが生まれます。
そのトラブルをきちんと解決するのが私たち法律家の仕事なんです。
どんなささいないさかいでも構いません。
問題などお持ちの方はぜひ私に相談してください。
お父さん。
どうした?加奈。
みのりのお父さんが帰ってきたよ。
えっ?えっ…い…いるのか?そこに。
うん。
行こう。
先生には大変ご心配おかけしました。
申し訳ありませんでした。
いやいやいや…。
ご迷惑をおかけしました。
いやそんな迷惑なんてこれっぽっちもかかってないですから。
いやしかしよかった。
いや本当によかった。
よかったねみのり。
うん…。
泣くヤツがあるかみのり。
だって…。
チケット買ってきた。
スカイツリーの入場券だ。
明日母さんと3人で行こう。
すごい…。
いいなぁ。
ありがとう…。
はい。
俺たちも行くかスカイツリー。
お父さん。
うん?ごめんなさい。
えっ…何だよ?この前私ひどいこと言ったでしょ。
だから…。
ああ…。
いや加奈の言うとおりだよ。
確かにお父さんは人をちょっと疑ったりするとこがある。
直さなきゃいけないと思ってる。
謝らなきゃいけないのはお父さんのほうだ。
ごめん。
お父さん。
うん?あ…何でもない。
よし食べようか。
うん。
いただきます。
いただきます。
(足音)ハア…ハア…ハア…もうちょっと。
ハア…ハア…ダメだ。
2キロは無理だ…。
ハア…ハア…ハア…。
やだ…。
(中石)遺体は安部靖40歳。
前日まで磯貝殺しの容疑で取り調べを受けていた。
死因は溺死。
朝潮橋から転落したものと思われる。
胃の中から少量のアルコール成分が検出され橋の上にも安部が吸ったとみられる吸い殻が見つかった。
死亡推定時刻は今朝の1時から3時の間。
外傷はなし。
ここまで質問は?はい。
今村。
外傷がないということはつまり事件性は薄いということですか?安部は磯貝殺しで逃げられないと判断し発作的に身を投げた。
そう考えるのが順当だろうな。
自殺…ですか。
今村。
はい。
ちょっといいか?はい。
磯貝殺しは被疑者死亡のまま送検になる。
被疑者死亡って…。
安部を磯貝殺しのホシと断定したんですか?今後の捜査は証拠固めになる。
そんなの納得できません。
上の判断だ。
管理官も承知してる。
所轄には不満を口にする連中がいるかもしれないがお前は本庁の人間としての立場を守ってくれ。
いいな?ハア…どうしてそうなっちゃうのよ!正直私には夫が無実なのかどうかわからないんです。
お父さんは…。
お父さんは自殺なんかじゃないんです。
自殺じゃない!自殺じゃないんです…。
みのり…。
(杏子)いいから…。
〜吉岡先生。
私は…マヌケな説教をしてしまったのかもしれない。
事件はまだ終わってないと思うんです。
安部さんはみのりちゃんと一緒にスカイツリーに行く約束をしてたんです。
そんな子供との約束を破って自殺する父親がいるでしょうか?いずれにしても残念な結果です。
俺は安部さんは犯人じゃないと思ってる。
自殺でもないと思ってる。
いやそう信じたいんだ。
正直なとこ警察はどう睨んでるんだ?話せるはずないでしょそんなこと。
ごめんなさい。
何かあったの?磯貝がゆすり屋だったことは知ってますよね?新聞にも出たから。
うん。
だとしたら安部さんの他にもゆすっていた人間は何人もいるわけで…。
疑うべき対象はもっと大勢いたってことだ。
えぇ。
だったらどうして警察はその大勢を調べないんだ?わからないんです磯貝の実態が。
わからない?磯貝の自宅も徹底的に捜査したんだけどいったいどんな人たちにどんなスキャンダルネタでゆすりをかけていたのか。
恐喝の構図が唯一わかっていたのが安部さんだったんです。
まさか警察は安部さんを犯人にして…。
そんなことは絶対にさせません。
磯貝は必ずどこかにゆすっていた人間たちのリストを隠しているはず。
それさえ見つけ出せたら事件は大きく変わると思うわ。
今村さん…。
磯貝の周辺をもう一度徹底的に洗ってみましょう。
・はい佃南署。
・磯貝と安部を殺したのは弁護士の吉岡修一郎。
え?もしもしもしもし?弁護士の吉岡がホシってガセじゃないんですか?いいから。
(ノック)それが…。
吉岡さんと連絡が取れない?いつからですか?今朝からです。
ご自宅の電話もケータイも繋がらなくて。
立ち会い証明の写真のほうを1枚撮らさせてください。
あぁはい。
こちらへ。
そちらで。
ここでいいですか?はい。
今村さん!うん?これ…。
え〜と次が…。
先生知ってる?この間の殺人事件の犯人ね高層マンションに住んでる弁護士の先生だったんだって!え?ほらこの前集会所でさ講演してくれた。
いい先生だと思ってたのに。
今すごいのマンションが。
警察やら何やらで大騒ぎになってるの。
ホントなの?それ。
うん。
周平先生ちょっと。
弁護士の吉岡さんです。
え?吉岡先生今どちらにいらっしゃるんですか?吉岡先生今どちらにいらっしゃるんですか?門倉先生を欺くようなマネをして申し訳ありませんでした。
まさかホントに吉岡先生が磯貝を?磯貝だけじゃありません。
安部さんも。
法律で生きてきた人間が最後に法を犯してしまいました。
・私は自分の命で犯した罪を償おうと思います。
もしもし?吉岡先生…。
クソッ!出ろ出ろ出ろ出ろ。
もしもし華子ちゃん?えっ吉岡から?うんうんはい。
すぐにケータイの発信場所調べて。
はい。
・そうですかご苦労さまでした。
吉岡確保!よっしゃ〜!移送の準備。
はい!磯貝が脅しをかけてきたんです。
もみ消した過去のいくつかの事件をすべて公にすると。
もみ消した?正義だけじゃ…弁護士は食えませんからね。
(吉岡)私は金で手を打とうと磯貝を橋に呼び出しました。
ところが磯貝は…それじゃあ足りないと。
あんなダニのような人間に一生つきまとわれるのはご免だ。
そう思った瞬間…私は磯貝を刺していました。
そして運河に…。
ところが警察は私ではなく安部さんを疑いはじめた。
安部靖もあなたが?釈放された安部さんを橋に呼び出してそして…また突き落としました。
これがすべてです。
申し訳ありませんでした。
・もしもし門倉です。
吉岡弁護士が全面自供しました。
えぇ…とりあえずその報告を。
はいご協力ありがとうございました。
あぁそれじゃ…。
みのりちゃんのお父さんを殺した人が捕まったって。
そう…。
これでみのりちゃんのお父さんへの疑いは晴れた。
うん…でもなんでだろう…。
私ちっとも嬉しくない。
うん…。
お父さんもだ。
華子ちゃん。
にいさん!どうしたんです?いややっぱり納得できなくてさ。
吉岡さんのことですか?うん。
吉岡先生はさ磯貝殺しの罪を着せるために安部さんを自殺に見せかけて殺したそう自供したんじゃない?だからそういうことは…。
あ〜いいよ答えなくて。
安部さんに罪を着せるってことはだよつまり逃げ切りたいという思いだよね?でもね今さらそんなマネをしてもムダなのは吉岡先生自身がいちばん知ってるはずなんだよ。
ムダ?うん。
吉岡先生はおそらく…。
今村さん!今村さん!吉岡が…吐血して倒れました。
えっ!?吉岡先生吉岡先生!聞こえますか?先生!取り調べの最中にいきなりだ。
まずいな…すぐに救急搬送を!はい。
先生今救急車来ますからね。
先生!できるかぎりの処置はした。
しばらく様子見たほうがいいだろう。
やはり…。
MKのターミナルだ。
もって半年ってとこだろうな。
ターミナル?胃ガンの末期。
だから吉岡先生が安部さんを殺したなんてとても思えないんだよ。
自分の死を覚悟してる人間が人殺しなんてさ…。
門倉少し話せないか?久しぶりだな。
ご無沙汰ばかりですみません。
いやいや…。
門倉…お前まだ引きずってんのか?奥さんのこと。
いえそんなことは。
交通事故で亡くなった直子先生と佐々木先生デキてたんだって。
交差点に突っ込んで無理心中したって話じゃない心ない噂がキミを病院から追い出した。
噂は仲間のドクターたちが立てたんだ。
え?当時城南医大の外科病棟にキミに敵う技術を持ったドクターはいなかった。
誰もがキミの能力に嫉妬した。
キミがこの病院にいるかぎりナンバー1にはなれない。
だからだよ。
だからキミを病院から追い出すために…。
これが事実だ。
昔のことは水に流して城南医大に戻ってこないか?私から話をつけておく。
キミは町医者で終わるような器じゃない。
考えてみてくれ門倉。
日下部さん。
なんだ?日下部さんはどうして医者になったんですか?町医者だった僕の親父は金儲けに走るわけでもなく薬代を払うのもままならない患者さんたちを相手に毎日背中に聴診器を走らせていました。
だからうちはいつも貧乏で僕はそんな親父をどこかでバカにしてたんです。
だけど城南医大を辞めて一人になったときふと思ったんです。
親父は何を支えに医者を生業としてきたのか。
最新の医療器具もないちっぽけな診療所ですけど僕を頼りに毎日通ってくれる人たちがいるんです。
みんな優しくてあったかくて。
きっと親父もこの人と人とのふれあいを支えに仕事をしてきたんだ。
今はそう感じています。
もちろん城南医大もすばらしい病院ですが佃を離れるわけにはいきません。
そうか。
すみません。
まあ気長に口説いてみるさ。
にいさん。
吉岡先生はねどこか死んだ親父に似てる。
同じにおいがするんだ。
どうして自分が犯人だと言い張るんだろう?何を隠してるんだ?吉岡先生は。
(和田)吉岡とは同じ年に大学に入った旧知の仲です。
はい。
ですから伺わせていただきました。
あの吉岡先生は独身を通されてるようですが何か訳でもあるんでしょうか?ご存じならばと思いまして。
吉岡は学生時代ある女性と一緒に暮らしていましてね。
女性は同郷の幼なじみでした。
私たち当時の仲間も2人はいずれ結婚するものと思っていました。
ところが吉岡が最初の司法試験に失敗した直後女性は突然吉岡の前から去っていったんです。
去った?吉岡はその悔しさをバネに二度目の挑戦で見事に司法試験に合格しました。
弁護士として脚光を浴びるようになっても吉岡の心の中にはその女性がいたんです。
吉岡が独身を貫いたのもおそらくそれが理由だと思います。
その女性の名前を覚えていらっしゃいますか?えっと…たしか杉山聡美と。
杉山聡美さん…。
すみません。
はいいらっしゃい。
ちょっとお聞きしたいんですが…。
(正子)なんだい?あの杉山聡美さんがこちらで働いていたとお聞きしたもんですから。
アンタ聡美の何だい?あいえ知り合いってわけじゃないんですが。
杉山聡美さんのことを知ればある人を救う手がかりになるかもしれないんです。
ある人って誰だよ?吉岡さんという弁護士の先生です。
ご存じなんですね?吉岡先生も。
中に入りなよ。
あはい。
30年ぐらい前だったかな…。
聡美がこの町に舞い戻ってきたのは。
幸子という女の子を連れてね。
女の子は吉岡さんと別れたあとつきあった男の子供だって言ってた。
男とは子供ができてすぐに別れたって。
ろくに仕事もしないで酔っ払っちゃ殴るだけのどうしようもない男だったらしいよ。
吉岡さんと別れたあとにそんな男と?バカだろう?だからあるとき聞いたんだ。
どうして吉岡さんを捨ててそんなクズみたいな男と一緒になったんだいって。
そしたら吉岡さんが司法試験に落ちたのは全部自分のせいだって言い張るんだよ。
まあ聡美にしてみりゃ精一杯の芝居をしたんだと思うよ。
精一杯の芝居をして聡美は吉岡さんの前から去ったんだ。
聡美さんはまだこの町にいらっしゃるんですか?いやもうどこにもいない。
え?死んだそのあとすぐに。
悪い病気にやられてね。
それからしばらくしてからだったかな吉岡さんがここに来たのは。
吉岡さんが?聡美が死んだって風の噂で聞いたらしくてね。
吉岡さん驚くぐらい立派になってたよ。
でもね聡美のこと考えたらなんだかしゃくに障ってね全部洗いざらい話してやったんだ。
聡美はアンタを弁護士にさせるために泣く泣く別れたんだって。
クズ男とも別れてボロボロになって生きて女手ひとつで子供を育てて最後は体を壊して死んだんだってね。
私が…私が聡美の…。
聡美の人生を…。
狂わせてしまったのか…子供はどうしたんですか?その幸子って子は。
捨てるわけにもいかないだろう。
よそに出すのもかわいそうだから引き取ったようちで。
あなたが育てたんですか?いやいや私もまだ若かったし夜はこの店があったからね。
面倒見てくれたのは私の母親。
もうとっくに死んじゃったけどね。
それから子供は?高校を卒業したらすぐに出てったよ。
お金を持ってさ。
お金?小学生になった年から毎月幸子あてにお金が送られてくるようになったんだ。
幸子のために使ってほしいと手紙を添えてね。
どなたから?名無しだよ。
名前はいつだって書いてなかったな。
私はそのお金を貯めて幸子が高校を出たときに通帳にして渡したんだ。
そのことを幸子さんは知ってるんですか?いいや。
送り主が幸子には黙っていてくれと書き添えてあったんでね。
だけどそれっきり幸子からは音沙汰なしだ。
薄情なもんだよ。
間違った道に進んでなきゃいいんだがね。
お金を手渡したときにそれが善意の人からの贈り物だったってことを教えてれば薄情な子にならずに済んだのかなって今でもふっと考えるときがあるよ。
あの…当時の幸子さんの写真とか残ってないでしょうか?写真は全部幸子が持って行ったよ。
あっ…。
今から考えると幸子はあのときから私と縁を切るつもりだったんだろうかね。
縁があったのかなかったのか…。
私は親のつもりだったんだけどね。
ねぇアンタ。
はい。
家族って何なんだろうね。
あぁ…あっあったあった。
ばあさんがね1枚だけ取っといたんだよ。
あっ…拝見します。
うん?このブローチは…。
聡美の形見だよ。
吉岡さんからプレゼントしてもらったものだって言ってた。
吉岡さんから?この幸子って女の子は…。
持って行きなよ。
まだ起きてたんだ。
うん。
『あしながおじさん』?そんなの読んでるんだ。
知ってるか?『あしながおじさん』の話。
うん知ってるわよ有名だもん。
孤児の女の子にあしながおじさんがずっと陰から見守って援助を続けてたって話。
うん。
名前は…。
あっジュディ。
彼女はずっと会えもしないあしながおじさんに手紙を書いてたんだね。
きっとずっとずっと会いたいって思ってたんだな。
お父さんどうしちゃったの?加奈大きくなったな。
何よ?変なお父さん。
ここが新しいお店になるんですか。
門倉先生。
あぁ…こりゃすごいや。
ここが真理さんの夢の空間なんですね。
でもいい夢も覚めれば恐ろしい現実が待ち構えています。
何おっしゃってるのかしら?あなたの歴史を辿ってきました。
杉山幸子それがあなたの本名です。
あなたは不幸な子供時代を送った。
そんな過去を消し去りたいから名前も変えた。
自分にも本に出てくるようなあしながおじさんがいてくれたらどんなにいいか…。
そんなことを望みながら。
でもねいたんですよあなたには。
あなたを見守ってくれるあしながおじさんがずっと。
そのあしながおじさんは今度はあなたの罪まで被ろうとしてる。
弁護士の吉岡先生です。
ご存じですよね。
殺人事件の犯人と言われてる人です。
でも私には吉岡先生がやったとはとても思えない。
真理さん…いえ幸子さんあなたですよね?磯貝と安部さんを殺害したのは。
何をおっしゃってるのかわからなくなってきたわ。
吉岡先生はあなたのお母さんが生涯でただ一人本当に愛した人なんです。
あなたのそのブローチは吉岡先生がお母さんにプレゼントしたものなんですよ。
吉岡先生は今もあなたのお母さんを愛している。
真実を話してください。
お願いします。
吉岡先生はあなたからの手紙をずっと待ってるんですよ。
吉岡先生。
門倉先生。
先生にお聞きしたいことがあるんです。
何でしょう?先生はどうして須田真理さんいえ杉山幸子さんの罪を被ろうとしたのですか?今村さん!磯貝がゆすってた人間たちのリストが見つかりました。
どこにあったの?内縁の女が隠し持ってました。
これです。
これは…。
聞いてくれ。
はい。
エステサロンジュディの社長須田真理が磯貝安部殺しの主犯だと自ら名乗り出頭した。
高校を卒業して上京した私は住まいを佃に決めました。
運河のせいか母と暮らした故郷の栃木に重なって見えたからです。
小さな古いアパートで暮らしながら私は成功することだけを夢見ました。
だけど夢を叶えるためにはお金が必要でした。
私は杉山幸子という名をすべて捨て懸命に働きました。
昼はエステサロン夜は銀座のクラブで。
そこで私は私の夢に投資を申し出てくれる投資家たちと出会いました。
もちろんときにはきれいごとで済まされないこともありました。
そうやって金銭的援助を受けた私は夢の実現へと突き進みました。
だけどやっと夢をつかんだと思ったとき磯貝が現れたんです。
お金ならもう十分に払ったはずよ。
ちまちました金何度もらってもすぐになくなっちゃってな。
今度は億単位でくれないかな?そうしたらちょっとは使い勝手もある。
バカ言わないでそんな大金…磯貝の要求はどんどんエスカレートしていきました。
もう限界でした。
今から15年ほど前のことです。
私が佃で彼女を見かけたのは。
私は運命というものを感じずにはいられなかった。
佃の古いアパートに住みエステで働き始めた彼女を私は頑張ってほしいと思い見守り続けました。
しかし彼女は杉山幸子という本名を捨て去り金や名誉を持つ男たちにすり寄り利用し始めたんです。
そんな彼女の生き方に私は危うさと苦さを覚えました。
しかし彼女は夢を手に入れたんです。
夢…。
ところがそんな彼女の前に悪魔が現れました。
磯貝ですね。
新宿のサロンは彼女の夢の到達点です。
何としても叶えさせてやりたいと思った。
あなたが須田真理さんを恐喝していることは知ってます。
今後一切彼女から手を引いていただきたい。
お聞き入れ願えない場合は法的手段をとらせていただきます。
ハハハ…おもしろいね!おもしろい話だね!でも弁護士さんが出てくりゃ太刀打ちできねえな。
わかったわかった。
手を引くよそれでいいんだろ?しかしあのとき私は引き下がるべきではなかった!ああ…その夜なんですね?事件が起こったのは。
あの夜磯貝から電話がありました。
1億を用意して朝潮橋に来るようにと。
払う気になったのか億の金を。
無理よ私にはそんな大金ないわ。
だから言っただろ?他の男のもあるんだぜ。
フフフ…!地位も名誉もあるお人たちだ。
そんなもん雑誌にでも載っけりゃ大騒ぎだ!ハハハハ!おもしれえなハハハ!なぁソイツらからむしり取りゃいいだろ。
一緒に稼ごうぜ!女房子供に見せたっていい。
何億だって金出てくるぜ。
それはやめて。
まだまだおアツい写真もたくさんあるんだぜ。
ハハハハ!何のマネだ?よこせよ私の写真なんてどうでもいいんです。
相手の人たちには家庭があります。
家族がいます。
私はそんな人たちの家庭を壊したくはなかった。
でもどうして凶器のナイフが吉岡さんの自宅に?運命というならあれもそうかもしれません。
あれというのは?あの夜も私は彼女を見守っていたんです。

(吉岡)彼女を殺人犯にするわけにはいかない。
このことは私の腹だけに収めよう。
そう思いました。
ところが今度は安部さんも…。
安部さんは私が磯貝を殺したことに感づいていました。
どうして安部さんが?私磯貝の事務所でアンタのこと全部聞いちゃったんですよ。
私も磯貝にゆすられてましてね。
アンタがやったんでしょ?だけど心配はいりません。
警察に言いませんよ。
言ったって1円の得にもならないからね。
家にはかわいいカカアや娘がいるんだ。
ちょっとはいい暮らしもさせてやりたいじゃないですか。
うまいもんのひとつも食わしてやりたいしね。
これでいいでしょ?100万?失礼します。
こんなはした金じゃ困るんだよ!3,000万だよ3,000万!うちの会社はもう火の車なんだよ!こんな金じゃ娘が不憫だよ!高校に入れてやることもできないんだよ!なぁ!娘のためにさ…。
アンタだってわかるだろ!?父親思いのかわいい娘の気持がさ!あなたお父さんなんでしょ!?こんなことしてはずかしくないの?こんなんで…こんなんで娘が喜ぶと思うの!?娘を幸せにしてやりたいんだよ!だからさ頼んでんだよ!!頼むよ!頼むよ!やめてください!頼むよ!やめて…やめて!うわ〜!私は安部さんを殺したのも彼女だと直感しました。
私にできることは…。
彼女に代わってすべての罪を背負うこと…。
ガンに侵されて長くはない私の人生だ。
彼女のために使っても悔いはない。
警察に通報したのも僕に電話をしてきたのも全部自分1人で罪をかぶるためだったんですね。
だけど…。
吉岡先生はどうしてそこまで?身をていしてでも…。
親は子を守るっていうでしょう?なりたかった。
この世で愛したただ1人の女性の生んだ子の…。
父親に…。
〜でも…。
それが本当の愛なんでしょうか?大切な人を思ってすべての罪をかぶった吉岡先生…。
愛する娘のために罪を犯し命まで失った安部さん…。
先生…。
それが本当の親の愛なんでしょうか?門倉先生…。
あなたはどんなお父さんなんですか?僕はこの5年の間妻の死から逃げてきました。
自分のことしか考えず僕よりもずっと悲しい思いをしている娘の気持も考えずに…。
父親失格です。
難しいですね父親になるって。
門倉さん。
行ってきなさい。
本当の娘でもないのに血もつながってないのに…。
こんな私のために罪をかぶってくれて。
ありがとうございます。
あしながおじさん。
あなたのおかげで私は生きてこられました。
あなたのおかげで私は生きてくることができました。
ありがとうございました。
許しをこうべきはむしろ私だ。
私はキミのお母さんの心をくむことができなかった。
私のために自ら身を引いたお母さんの心を。
幸子許してほしい。
許してほしいのは私です。
お父さん。
〜きれいですね。
華子ちゃんキミのお姉さんはね曲がったことがいちばん嫌いな一本筋のとおった女性だったと思うよ。
キミに似てね。
私もにいさんと同じね。
何が?姉さんのことどこかで信じられなくて同じところをグルグルまわってたもん。
5年間。
トンビみたいにね。
これみんなの気持。
荷物になっちゃうけど。
すみません。
やっぱりこれよ。
ありがとうございます。
あの皆様本当にいろいろお世話になりました。
故郷で仕事を見つけて親子2人で頑張ります。
みのり。
ありがとう。
みのりちゃんお父さんは最後の最後までみのりちゃんのことを気にかけていたそうだよ。
お父さんが。
うん。
お父さんはねずっとみのりちゃんのことを見守ってると思うよ。
だからみのりちゃんもお母さんと2人頑張ってね。
ありがとうございます周平先生。
絶対遊びに行くからね。
絶対だよ。
じゃあ行きます。
はい。
頑張って。
はい。
気をつけて。
しっかりね。
頑張るんだぞ。
バイバイ!体に気をつけるんだぞ。
バイバイ!頑張ってな。
メールしてメールねっ。
頑張れよ。
またね。
加奈お父さん行きたいところがあるんだ。
うん?つき合ってくれるか?よかったねお母さん。
お父さんやっと来てくれたね。
お母さんはこの日が来るのをずっと待ってたんだもんね。
お父さん。
うん?お父さんはお母さんに何て言ったの。
あのね…。
加奈がこんなに立派に成長しましたって。
周平先生。
おっはい。
お腹が空いた何か食べに行こう。
2014/07/06(日) 11:00〜12:54
テレビ大阪1
日曜サスペンスドラマ Dr.門倉周平の事件カルテ[字][解]

下町の人情医が挑む殺人告白の嘘と真実!足長おじさんに秘めた完全犯罪と父娘の絆・・・。

詳細情報
番組内容
診療所で医師として働く門倉周平は、ある晩、殺人事件を目撃してしまう。殺されたのは磯貝保。恐喝を繰り返していた人物で、捜査線上には磯貝から恐喝を受けていた安部靖が浮上した。しかし、安部は無実を主張。娘の親友の父親である安部が犯人扱いされていることに心を痛めた周平は、弁護士の吉岡のもとへ相談に訪れる。しかし、そこから事件は意外な方向へと転がり始めて・・・。
出演者
門倉周平・・・寺脇康文
今村華子・・・櫻井淳子
日下部光彦・・松重豊
須田真理・・・笛木優子
橋本正子・・・山口美也子
大野静江・・・水沢アキ
中村フミエ・・大島蓉子
久保寺隼人・・永山たかし
安部靖・・・・森下能幸
門倉加奈・・・金井美樹 ほか
原作脚本
【脚本】林誠人
監督・演出
【監督】渡邊孝好

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
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2/0モード(ステレオ)
解説放送あり
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