5分間の歌番組「みんなのうた」。
これまでに送り出された曲は1,300以上。
心に刻まれる歌を数多く生み出してきました
放送が始まったのは高度成長真っただ中の1961年。
子どもに心から楽しんでもらえる歌を届けたい。
そんな思いが込められていました
テレビ黄金期の1970年代。
「みんなのうた」から生まれた歌は大人から子どもまでまさにみんなが口ずさむ歌になります。
そして子どもを取り巻く環境が変わる中「みんなのうた」は常に子どもたちに寄り添ってきました
「みんなのうた」は才能あふれるクリエーターたちの自由な表現の場でもありました。
バラエティーに富んだ音楽。
斬新な映像が作り上げるその世界は子どものみならず多くの人を魅了し続けています。
今日の「NHKアーカイブス」は懐かしい歌と映像の数々を振り返りながら「みんなのうた」の世界をお届けします
みんなが大好き私も大好き!永久保存版!「みんなのうた」の大特集のお時間がやってまいりました。
待ってました。
という事でありがとうございます。
ありがとうございます。
ここにいられて幸せです。
ありがとうございます。
今日は中川翔子さんとご一緒に「みんなのうた」の世界をお届けしたいと思っております。
本当にこれは録画永久保存ですね「みんなのうた」。
もう懐かしいあのころの走馬灯がよみがえってくるようなメロディーも映像もですが人生に焼き付いていてCDではたくさん「みんなのうた」の大好きな曲たちをコレクションを持ってるんですがやっぱり映像ありきですよね。
たくさんのイマジネーションとそして大事な情操教育を与えてくれた「みんなのうた」。
いっぱい見られるんですね!もうお話止まりませんね。
止まりません興奮しております。
はいよろしくお願い致します。
よろしくお願いします。
それでは「みんなのうた」1961年ですから昭和36年にスタートしたんですが瞬く間に人気になりました。
まずはそのころの1960年代創成期の頃の歌からお聴きになって下さい。
・「おお牧場はみどり」・「草の海風が吹くよ」・「おお牧場はみどり」・「よくしげったものだホイ」まだモノクロの時代。
私なんて1985年生まれなのでまだ細胞も存在してなかったはずなのになぜか初めて見るはずなのに懐かしい。
よみがえってくる。
今口ずさんでいましたよね。
どの歌もやっぱり学校でも習っていた曲なんですが「みんなのうた」はやっぱり映像の力ですよね。
例えば「ドナドナ」って音だけで聴くとすごく絶望しちゃう悲しい曲になってしまいそうなところをすごいかわいらしさ。
足し算引き算ですごく映像と共に心にちゃんとぬくもりとそして学ぶ事そして想像力全部くれてるんだなって改めて。
それが「みんなのうた」なんですね。
ですねえ。
すばらしい。
色がついてないのにこんなにイマジネーションが湧き上がってくる。
そして考える余地を残してくれてるところがまたいいですよね。
さあその世界を実はずっと作り続けた方もう一方に加わって頂きます。
川崎龍彦さんでらっしゃいます。
延べ12年ですか?はい12年間。
「みんなのうた」のプロデューサーを務めました。
五十数年の「みんなのうた」の中の約やらせて頂いた果報者です。
うわ果報者。
歌に出てきた。
200曲ぐらいに関わっていると思う。
でも一曲一曲外の作詞家さん作曲家さん映像作家と取っ組み合いしながらなのでもう全部思い出が詰まってます。
裏側はかなり大変なんですね。
すごい。
本気でやりました。
生きる「みんなのうた」の歴史。
楽しみですね。
その歴史というところで伺うとそもそもそれこそ1960年代こういう番組スタートしました。
これどういうところから生まれたんですか?これは番組を立ち上げる時に大先輩で後藤田さんというもう亡くなった方から伺った話なんですが学校で習う童謡唱歌それかコマーシャルソングとか大人の流行歌しか歌う歌がない。
子どもが楽しく歌う歌を紹介したいという思いがあったって聞いてます。
中川さんはそのころ流行歌どんなものがあったか想像つかないですよね。
「誰よりも君を愛す」という歌とか「銀座の恋の物語り」。
ああ〜。
こういう歌を子どもがついラジオから毎日流れるから・「真実の恋の」って歌う訳ですよ。
親からは「お前何歌ってるんだ」。
意味も分からずに。
全然そんな歌だなんて知らないから。
だって子どもって歌いたいですもんね。
心も体もエネルギーが有り余ってるから何より体を動かして歌いたいその思いをあふれんばかりのエネルギーを…。
その子どものために楽しい歌を作ろうというのが最初の方たちの思いだったようです。
ありがたや。
本当瞬く間に人気になったんですよね。
でも5分の密度が濃いって事ですね。
毎日いつも見てたしそしてやっぱり「みんなのうた」が流れてきてこそ今日もこういう時間なんだなと生存確認も自分でできてた気がするので何だろうすごい濃い時間が毎日。
今でもず〜っと何十年たっても歌えるんですよね。
実はそのころはそういう映像と歌がコンパクトに3分5分なんてものはなかったんですよね。
じゃあミュージックビデオっていう概念がない頃に…。
もうそのご先祖様です。
ああ〜すごいそれって。
歌に映像がセットというものがない時代に…。
その先駆け。
そうです。
そう言っていいと思います。
さあその1970年代に入りますと社会現象となる大ヒット曲も数多く生まれました。
ここで「みんなのうた」の1970年代の曲を中心にまとめました。
ご覧下さい。
(フウフウ)
(フウフウ)・「ラララ…」たまんないです!ずっと歌ってましたね。
全部歌っちゃいました。
やっぱり堺さんの歌う「北風小僧の寒太郎」。
冬が寒くてすごい苦手だったので学校の登下校の時にこの「北風小僧の寒太郎」。
・「寒太郎」って自分で歌いながら歩いているとちょっと暖まったりとか。
あと「赤鬼と青鬼のタンゴ」。
もう最高ですね。
映像付きで見られてこれ尾藤さんですよねやっぱりね。
そうですそうです。
尾藤さんの圧倒的歌唱力プラスこの絵。
赤鬼と青鬼。
あの・「秋風の
(フウ)忘れもの
(フウ)」「フウ」をウサギがこっち見て歌ってくれるというのがすごい好きで。
よみがえる。
細胞が覚えてるんですね。
ああもう興奮しちゃいました。
でもこれ1970年代私まだ生まれてないはずなのに子どもの頃すごい見てた曲たちでなぜなのかなと思って。
再放送しますよねリクエスト頂くと。
してくれてたんですね。
そうすると本放送と同じで大体2か月間流れますので。
じゃあ10年以上ずっと再放送してくれてたって事ですね。
リクエスト。
今かかったような歌は大変愛されてるので。
ありがたやです。
見られててよかったです。
そして本当にこれだけ今でも記憶に残りヒットした曲ですよね。
これはどういうところで生まれたんでしょうね。
これ1970年代の半ばなんですが民放の子ども番組「ひらけ!ポンキッキ」とかNHKの「おかあさんといっしょ」。
こういうものが信じられないぐらい人気があってパワーがあってそこから子どもの好きな歌をたくさん作ろうとなったのがこの時代なんですよ。
やっとなったんですね。
「およげ!たいやきくん」とかもこの当時ですよね。
それまでは外国の童謡とかキャンプで歌われている歌とかを取り上げていたんですがその中にオリジナル曲を担当者がやりたいからやっちゃおうとゲリラ的にやっていたのがこっからはもうオリジナル曲を作りなさいと番組として決まって。
そして生まれたのが1976年4月になんと今の「山口さんちのツトム君」。
かわいかった。
それと「南の島のハメハメハ大王」が同じ時期に作られているんですね。
うわ〜濃い時代だな。
僕はそのころ作られた先輩を本当尊敬します。
第2次黄金期スタートの情熱とエネルギー。
もうここでわっと「みんなのうた」を本当にすばらしいものにしてくれたと思います。
独創性ですよね。
オリジナリティーとイマジネーションと「みんなのうた」イコールこういう事だよって。
絵とのマッチングも。
ここで土台をちゃんと作って下すったんで50年続いていると思います。
実は子どもが対象の歌って簡単に作れそうですが子どもが一番厳しい批評家なんですよね。
感性が鋭いから大人がこういうものが楽しいでしょうと出したものは受け付けないんですよ。
そうですね。
だってこれは好きこれは嫌いって瞬時に判断しちゃうから子どもたちは素直な感性で。
だから作り込み過ぎてもいけない難しいですよね。
そこが難しくて伝えたいメッセージ。
例えば悩んでいる子どもにこういう歌を元気になってよという歌を作ろうといっても元気出せよっていう歌を作っても伝わらないんですよ。
それを見たら2分半の間はもう学校とか世の中の嫌な事全部忘れられるという歌を例えば作ったらニコッとして元気になると僕は思うんですよね。
難しいですよね。
それが一番難しいんですよね。
でもそういう中から名曲が随分生まれてきた訳ですがさあその後「みんなのうた」は表現スタイル更に斬新でバラエティーに富むものになっていきます。
では1980年代から現在までの歌をご覧下さい。
・「
(ヘイ・ラッシャイ)」・「
(ヘイ・ラッシャイ)」・「
(ヘイ・ラッシャイ)」・「
(ヘイ・ラッシャイ)」「メトロポリタン美術館」とそして「まっくら森の歌」。
これはもう2大トラウマソング。
不思議で怖くてそして闇を感じられる。
「メトロポリタン美術館」はもう棺桶開けちゃって何でこんな青くて暗いミュージアムに1人で行っちゃってんのって既に怖いのに出てきちゃう。
ミイラと一緒にクルクル踊りますよね。
子どもの頃見た時はあのミイラが踊ってるはずなのに怒って見えたんですよね。
それって多分大人の時に出会っちゃうとそうは思わないと思うので子どもの時のイマジネーションがより思い出を怖くしている。
最後に絵に入っちゃうのね。
そう!最後何で「大好きな絵の中にとじこめられた」で終わるのって絵の怖さですよね。
すごい。
中川さんもしかしてこうやって指の間から見てませんでした?見てましたよ絶対に。
そういうお子さん多いと思う。
あの「まっくら森の歌」は「まっくらクライクライ」というのを多分2歳ぐらいの時に人生で初めて延々とこれしか歌ってなくて「何だこの子は」っておじいちゃんに心配されたのを覚えてますよ。
でもやっぱり思い出の中ではもっとすごい真っ暗な映像だったと思うんですが絵がかわいいですね。
魚が飛んでる映像を見ながら熱を出したとかも思い出しました。
絵が見れてうれしいです。
やっぱりそういう怖いというかその辺りは逆に引かれるという事なんですか?そうですね。
やっぱり怖い漫画とかテレビも減ってきた中今のちびっ子にもこの怖さを不思議さシュールさを是非感じてほしいなってすごく思いますね。
実はね中川さん僕は怖いというのはとても大事な要素。
楽しいのと同じぐらい大事な要素だと思って。
「メトロポリタン美術館」の場合にはやっぱり自分の存在人間は何でここにいるんだろう。
絵の中に閉じ込められちゃう。
どういう事なんだろう?そういう存在自体が危うくなる怖さじゃないかと思う。
そうですよね。
子どもの頃ってこの曲の事を眠れない夜ずっと考えだしていろんな部屋の隅の闇も怖くなるけど自分って今本当に生きてるのかな夢なんじゃないかなとかそういうとこまで意識がいっちゃったの覚えてます。
もう一つの「まっくら森」の方は僕たちが絶対これは確かだと思っている価値観がひっくり返ってるんですよね。
「ちかくてとおい」。
全部逆でしょパラレルワールドみたいな。
「はやいはおそい」とか。
「あさからずっとまっくらクライクライ」。
最高ですね。
「あさから」ですからね。
闇の根源というか。
怖いという気持ちイコール考えてそして恐ろしくて。
でもどこかワクワクしてる自分もいて。
いろんな人間だからできる考える楽しさというのを本当に教えてくれた曲たちだったなと思いますね。
長い歴史を持つ「みんなのうた」なんですがこれまで本当に数多くの方々が歌って下さったんですが実はこんな意外な方も歌ってらっしゃるんですね。
ご覧下さい。
パパ〜!パパ。
・「RARARA...」キャ〜!いや〜!もう面白い。
いろんな意外な方が歌ってらっしゃる。
以前50周年の時に「みんなのうた」一挙放送をやって下さいましたよね。
もう大好きで繰り返し見ていてそしてタモリさんの歌う「ミスターシンセサイザー」に一目ぼれ…一聴きぼれして「タモリさん歌ってたのか〜!」とびっくりでした。
あれはタモリさんならではですもんね。
最高です。
そのシュールさと不思議さとそしてあのシンセサイザーというものが当時すごい新しくて不思議ないろんな音を出す…。
これをタモリさんがちょっと弾きながらニヤニヤしながら歌ってるのかなって…。
らしいですよね。
いや〜もうベストマッチ。
だってぴったりすぎますもんね。
本当に…。
楳図さんもね今こういうふうにして見てらっしゃいましたよね。
もう神楳図かずおさん。
歌の中にちゃんと今の子どもにも怖さを忘れちゃいけないんだよと教えてくれる。
トイレに行く時の暗闇がいかに怖いか。
そういう事って是非親から子へ…。
おじいちゃんから孫へかもしれないですね。
伝えていくっていうのを楳図さんがノリノリで…。
だから歌詞だけ見るとゾッとするかもしれないけどアレンジと歌い方をひょうきんにして下さってるからいい具合なんですよね。
歌う人たちはどんなふうにして決められるんですかね?いろんなケースがありまして全く白紙でこの人に歌を…。
「みんなのうた」でご一緒したいなって人ありきで企画をするお願いするケースとあとはデモテープであったり企画であったり。
例えば「大きな古時計」の平井堅さんはあるNHKのスタッフから「川崎さん。
実は平井堅さんはね『大きな古時計』が僕のポップス音楽の原点なんです。
ちょっと『みんなのうた』で彼のバラードで…」って言うからまあカバー…。
昔ね立川清登さんって有名な方が「紅白」でも歌ってる。
そういう方が歌ってたものを想像してたのが平井堅のバラードを聴いて僕しびれましてこれはなんとかしてやろうと思って実現までこぎ着けました。
わあ〜!じゃもう簡単にポンって決まる事は少なくてやっぱり…。
これはいけるかなと思う企画が大体最低半年長い場合は3年から5年…。
ええ〜っ!?5年?この人でやりたいと思ってからそこにたどりつくまでに5年かかったケースありました。
「これどうかな?」ってきっかけになるようなものって何なんでしょうかしらね?計算してこういうものだったら「みんなのうた」にいいでしょうって来たものは大体駄目です。
つまらない。
まあそんな言い方したら失礼ですけど。
だから大変な実績持った日本を代表する作家さんでも「ごめんなさい。
これはちょっと番組の今求めてるものとちょっと世界が違います」ってお断りした。
…で一方で全く知られてない新人でもデモテープカセット聴いたり詞を読んで「これはもう泣ける」と思ったら周り中説得して提案通して…という感じでした。
わあ〜!感性が…。
魂が震える何かを持ってるかどうかなんですね。
魂が震える何かを持ってらっしゃる中川さんですよね。
もし中川さんが…。
持ってるかどうか分かんないですけど。
歌いたいっていうね。
大きな夢の一つです。
そしたらどんな歌?ずっとそれは何年も妄想してるんですけれども是非猫が宇宙旅行するお話宇宙の不思議とかできれば映像はやっぱりセル画。
今は無くなってしまったけどセル画だったりとか手のぬくもりが出るようなクレーアニメだったりとかもしくは切り絵とかそういうものがいいなって妄想したりとかあとは音は是非1980年代中頃のシンセサイザーを使って音を作りたいなというのがあってその作詞したいなって思いますね。
妄想が1人で止まらなくなっております。
さあ今お話伺いましたけどもその「みんなのうた」ですね50年以上の歴史の中で子どもたちを取り巻く環境も随分様変わりしました。
父親ですとか母親との関係とかあるいは学校でのいじめなど本当にさまざまな問題が生まれてるんですがそうした中子どもたちに寄り添ってそして励ます歌も出てまいりました。
ご覧下さい。
深い!びっくりしちゃいました。
しみじみと見てましたね。
「逃げてもいいんだよ」って言ってくれたっていうのは子どもの時に出会いたかった曲ですね。
逃げたら負けだってずっと思っていたし私自身子どもの頃。
ちょっとクラスの中で…。
はい。
「みんなのうた」の中で「小さな木の実」っていう曲学校でも習ったんですけれども…。
大好きなメロディーで好きな曲だったんですけど父が小学3年生の時に亡くなってしばらく学校休んで久しぶりに学校に行ってそれで音楽の授業の時に「小さな木の実」。
それまでは普通に好きな歌だったんですけどパパがいなくなってしまってすごい悲しい歌に聞こえて「これ初めて気付いた。
すごい悲しい曲だ。
どうしよう」。
…でそう何かショックを受けているんですけどその時にニヤニヤこっちを見てくる男子がいてすごい泣きそうだけど今泣いたら負けだってその時すごい我慢するのがつらくてそれが忘れられなかったんですが「みんなのうた」で「小さな木の実」が流れてきた時に映像つきでそれがすごく温かくぬくもりを感じさせてくれて…。
だからそれでもう一回「みんなのうた」で「小さな木の実」を聴いた時にそれでもう会えなくても強くなればいいんだ自分が…。
教えてくれた事があるしパパがいてくれたから私があって生きた証しであってみたいな事をすごく「みんなのうた」のおかげで知る事ができたのですごい救われた思い出がありました。
だから映像が入ってくるとこんなに意味合いが変わってくるのかと本当に感謝してますね。
それは…。
励まされた事もあったという事ですよね。
励まされました。
はっきり覚えてます。
今流れた中で「パパとあなたの影ぼうし」とか私担当しまして「人生に絶望してちょっとどうしようかなと本当に町をふらふらさまよって明日の事をも考えるのも嫌だなというようなところでたまたまこの歌に出会って生きる勇気をもらいました。
ありがとう」っていうお便りとか。
中学生のある少女が単身赴任で遠くに行ってるパパ…。
今まではちょっと一緒に洗濯物しないでねみたいな感じの年頃じゃないですか。
来ますねそういう時が…。
…でパパに対してもちろん心の中ではそういう気持ちあるんだけどもちょっと離れていたのが「久しぶりにパパにちょっと手紙を書いてみました。
『頑張って』って」。
いい娘じゃのう!ねえ。
やっぱり人生の中で悩んでぶつかって自分でだんだん見つけるものってすごくあるけどNHKの「みんなのうた」では例えば「ママの結婚」っていうテーマを扱うって衝撃ですよね。
今見ても衝撃だしあんないい娘に…。
例えば今母が再婚してもああいうふうにいい子になれるか分かんないんですけど…。
小さい子がああいう曲をね…。
口ずさみながらいつか気付く事がある。
押しつけがましくないところがありがたいというか周りの大人にガミガミ言われたら反発しちゃうようなところを歌だとすんなり入ってきて押しつけじゃないっていうのが…。
そこのところが一番難しくて作家さんと担当の制作の人間が本当にどういうメッセージを伝えたら悩んでる方に少しでも力になるのかというのは相当やっぱり詰めて作ってると思います。
「みんなのうた」といいますとこれまでにもお話ありましたけれども斬新で実験的な映像も主役の一つになっています。
近年では賞を受賞したりまた若き映像作家の発掘の場ともなっています。
「きがつけばあふれるひかりと、おだやかなかぜ」「でもそとのせかいは、ひろかったぁ…」「え?またいきたいかって?」「もういかないよ。
いやいけないよ…」「ホラトシだしな。
」「それにこのこうえんにもどれなくなったら…」「だがなきみたちはべつだ!」いや〜世代的に「以心伝心しよう」はめちゃめちゃ覚えてますね。
授業中も脳内リピート止まらなくて1年に1回ぐらいずっと脳が歌いだすんですけれども。
映像もこんなに画期的だったんですね。
2つの絵を組み合わせてアニメーションになってたり。
そして今…知らなかったんですけれども「月のワルツ」にほれちゃいました。
すごいすてき!世界観も歌詞の言ってる深みとかすごみもそうですけど色彩とそして星空宇宙。
もう女子としてはクラクラきちゃうぐらい…。
あれもすごく人気がある作品で私たまたま担当した時に映像作家さんがちょうど大きなアニメの会社に入ったとこだった。
「新入社員にそんな冒険させられないから」って言われて一回諦めたんですけれどもなんとかお願いできないかって言ったら検討してベテランを周りに立てて。
作画とかいろんな方を…。
監督を新人に…。
新入社員ですよ。
ええ〜っ!?監督やらせて作ったのがあれ。
もう本当に感謝してます。
すごい。
どうしてあの映像美映像の世界がどうして生まれるんでしょうね?僕は一つやってて幸せなのは化学反応が起こるんですよね。
(2人)化学反応?それは映像の前にまず曲作りで「月のワルツ」を例にとりますと諫山実生さんというシンガーソングライター。
とてもすばらしい方がまず「月のワルツ」っていうタイトルとメロディーを書いて作詞家の湯川れい子さん大ベテランですけどもお送りしたらすごく悩んで後で「これどういうふうに生まれたんですか?」ってちょっとお話聞いたんですよ。
そしたら…なかなか出てこなかったんだけれどもインドの月の宮殿…インドって月の文化がある。
チャンドラ・マハル月の宮殿という言葉にたどりついた時に全部パッと見えて書き下ろしたと。
…でそこで化学反応が起きて。
今度映像を誰にしようって若い方の感覚の方を何人かを映像を探して見せては「あっこのいしづかあつこさん」というお願いをして。
そしたら…僕は「不思議の国のアリス」って言っただけなんですけどすばらしい映像の世界を作って下さって…。
これは僕の中でまあみんなそうなんですけどちょっと…宝物ですね。
うわ〜!でもこう見るとどの作品もデジタルになってからでもすごいちゃんと人の味わいが残っていて。
ぬくもりとか…。
それはあります。
色のどんどん変わってく…。
何でしたっけ?あの…。
「PoPoLoouise」?それが逆に今だからできるもので。
本当にきれいな色ですよね。
万華鏡みたいでした。
すごいきれい。
ほかにも何か気になった映像ありましたか?そしてやっぱりジブリのスタッフさんが作ったっていうのがパッと見て色の選び方も空の色彩もそしてやさしさも全部「あっジブリだ!」ってみんながすぐ分かるものでありながら新しくってこの曲だけのためにというのがすごい豪華で映画を見てるような…。
ぜいたくですよね。
ぜいたく。
本当やさしい気持ちになりますよね。
温かい気持ちにね。
はい。
もっともっと本当見ていたいと思うんですが実は今回お届けした「みんなのうた」ですね最初に申し上げましたけども1,300曲以上放送したんですが実はそのうち500曲以上が保存されていないんですね。
ええ〜っ!?あんなみんなの歴史の財産が…。
心の中にしかないものがあるんですか?そうなんですよ。
そこで「みんなのうた発掘プロジェクト」として視聴者の皆さんがお持ちの「みんなのうた」の音源映像を今募集しています。
今回お届けした「ビューティフルネーム」これも実は視聴者の皆さんから送られてきたものだったんですよ。
詳しくは「みんなのうた」のホームページをご覧になって下さい。
お待ちしております。
さあ本当に今日は「みんなのうた」の長い歴史を駆け足で…。
もっともっと見たいと思ったんですが振り返ってまいりましたけれども改めてご覧になって今いかがですか?私担当した時にやっぱり大人が本気で遊ぶ遊び場。
Dialogue:0,1:09:00.82014/07/20(日) 13:50〜15:00
NHK総合1・神戸
NHKアーカイブス「“みんなのうた”のセカイ」[字]
放送開始から半世紀を越えた「みんなのうた」。「山口さんちのツトムくん」や「おしりかじり虫」などのヒット曲がある。その時代の空気感も反映してきた曲の数々を振り返る
詳細情報
番組内容
【ゲスト】中川翔子,元NHKプロデューサー…川崎龍彦,【キャスター】桜井洋子
出演者
【ゲスト】中川翔子,元NHKプロデューサー…川崎龍彦,【キャスター】桜井洋子
ジャンル :
音楽 – 童謡・キッズ
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
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