12回シリーズでお届けする「夏を楽しむトロピカルプランツ」。
次回は「南国コーナーでウェルカム」。
テキストも是非参考にして下さい。
(三上真史)
青い海白い砂浜降り注ぐ太陽。
「趣味の園芸」7月のテーマは…
2週にわたってバカンス気分を味わえる花をお届けします
おはようございます。
三上真史です。
今日のテーマは南国ムードいっぱいの花という事なんですが本日の講師の方がまだいらっしゃってないんですよね。
アロハアロハアロハアロハ!ちょっと待って下さい…。
ハーイ!ハーイ!小笠原誓さんですよね?ハーイ!メガネにメガネですか?もうノリノリじゃないですか。
ノリノリバカンスバカンス!ウキウキウキウキウキウキ!何で片言なんですか。
それより今日の花をご紹介頂きたいんですよ。
まあ暑いからさこれ飲んで下さいよ。
ありがとうございます…。
ちょっと待って下さい!もしかして…今日の花はこちらの?そうなんです!
(2人)せ〜の!
(テーマ音楽)本日の講師はおなじみ…夏といえばハイビスカス!という誓さん。
その魅力をたっぷり語って頂きましょう。
本日のラインナップはこちら。
より育てやすく入手しやすい品種が多く登場。
皆さんのお気に入りは?え?ハイビスカスって猛暑が苦手なの?この夏楽しむための管理方法!そして夏以降も長く楽しむためのテクニックをお伝えします。
後半のミニコーナー「寄せ植えアプリ」はシラサギカヤツリをナチュラルに飾ります。
というわけで改めて誓さんよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
よかった誓さんが帰ってきましたね。
ノリノリでしたからね。
さあというわけでそんなノリノリの花南国ムード満点の今日はハイビスカスという事なんですけど。
あのねハイビスカスって夏になると花屋さんの店頭に並ぶじゃないですか。
私はねこのハイビスカスを見るとウキウキ感がすごく高まるんですよ。
それは十分伝わりました。
最初のウキウキ感すごかったですから。
一つの花からこれだけウキウキしてくるってそんなにないですよね。
見ているだけでも鮮やかさに元気をもらえる花ですよね。
誓さんといえばやっぱり園芸の歴史に詳しいという事で是非ハイビスカスが日本にいつやって来たのか知りたいんですが。
もともとねこのハイビスカス熱帯亜熱帯原産の植物で日本にはないんですがどうもね1500年代の初めにもう日本に来てるような文献が少しあるんですよ。
1500年代というと室町時代ですか?そうなんです。
今から500年以上前なんですが。
そんなに前から日本に!そして江戸時代中ごろになるとこんな文献が出てきます。
こちら1723年に出ました「地錦抄附録」という文献になるんですが扶桑花あるいは仏桑花という言葉が出てきます。
これ実はハイビスカスの事で…。
ハイビスカスを仏桑花というんですか?そうなんです。
そしてねここに「琉球より来る」。
あっ書いてますね。
こちらは今からおよそ250年前の植物の本。
当時ハイビスカスは豪華な紅の花から照殿紅とも呼ばれていました。
正直ハイビスカスってハイカラなイメージというか最近来たものなのかなと思ってたんですけどそんな事ないわけですね。
そうなんです。
以前から日本へ来ててそして日本人がこの花を見て非常にワクワクしながらね接していたんじゃないかなと思うとほんとにウキウキしてくるんです。
今日誓さん目キラキラしてますよ。
そんな昔の方も見て異国情緒を楽しんでいた花という事は種類もたくさんあるわけですかね?そうなんです非常に今このハイビスカスの仲間種類が増えてきまして今日はその中で比較的花屋さんで入手しやすい品種をご紹介したいと思います。
お願いします。
はい。
続いては…見た目が鮮やかで色や形のバリエーションが豊富なハイビスカス。
日本では中輪の花を次々と咲かせる中輪多花性タイプハワイアンタイプコーラルタイプの3つのグループに分けられています。
暑さに強い・弱いなどそれぞれの性質に合った育て方をしましょう。
皆さんから見て右側にあるのが中輪多花性タイプという事ですがどういった特徴があるんでしょうか?今この中輪多花性タイプというのは一番生産量も多くて入手しやすいという事なんですよね。
花の大きさが直径8〜15cmくらいのものが多くてそして次々と花が咲くという事でほとんど毎日のように花が咲き続ける。
毎日咲くわけですね。
ハイビスカスというのは朝咲いて夕方にはしぼんでしまうんですよ。
ただね最近ヨーロッパから入ってきた品種で1日花ではなくって2〜3日あるいは環境がよかったら4日間くらい咲き続ける品種も出てきまして。
ありがたいですねそれは。
そうなんですよ。
こちらはヨーロッパで改良された品種。
1つの花が3〜4日咲き続けます。
光が少ない場所でも花芽をつけるのが特徴です。
そしてこちらにあるのが?「ハワイアンタイプ」と呼んでおりまして。
名前がまさにですね。
そうなんですよ。
もうね花が大きいんですよ!一輪でこんな大きいんですか!そうなんです。
非常に豪華な花でそして花色が非常に豊富でほんとにトロピカルっていうイメージがね。
まさにハイビスカスという感じですね。
大きく華やかに咲くハワイアンタイプ。
花つきは控えめで暑さは苦手です。
暑さに強く丈夫なコーラルタイプ。
こちらは雄しべが花びらに進化した珍しい2段咲きの品種です。
ハイビスカスっていうのは基本的に葉っぱ一枚に対して花一輪つきますからこれ覚えて頂くとこれからお話しするハイビスカスの育て方にとても大事な事になりますのでできるだけ花をたくさん見るには葉っぱもたくさん出させて頂くといいよという事になります。
葉がたくさんあれば花がたくさん咲くという事ですね。
ほんとにどれも鮮やかできれいで色形性質もそれぞれタイプがいろいろ違うわけですね。
そうですね。
でねちょっと今日はね「ハイビスカスとはこんな花」という事でちょっとまとめてみました。
ありがたいです。
つまりお日様が大好きで日陰では花つきが悪くなってしまいますよ。
…という事になるわけですね。
ちょちょっと待って下さい!いやいやサラッといきましたけど。
どうした?ここが一番ポイントじゃないですか?さすが!気が付きましたか!気が付きますよ!猛暑が苦手で夏咲かなく…少なくなっちゃうんですか?ハイビスカス夏の花のイメージが非常に強くって。
皆さん夏に楽しみたいという方多いと思うんですけど。
ですが日本の夏これから猛暑と言われる時期になるわけです。
ほんと最近猛暑日ですよね。
暑いでしょ。
まあハイビスカスもねちょっとバカンスに行っちゃったかなという感じ。
ちょっと休むわけですね暑くて。
休んじゃうんですよ。
そうなんです。
ハイビスカスは梅雨明けぐらいまでは花が楽しめますが35℃を超える日本の猛暑はやや苦手。
花つきも悪くなります。
そこで猛暑を乗り切るテクニック。
温度管理をすれば真夏でも花が楽しめます。
手に入れた株が咲かな〜いそんな経験をお持ちの方いませんか?誓さん咲かない理由とその対策を教えて下さ〜い。
考えられる理由として3つほどあるんですけど1つはね日光不足。
ハイビスカスお日様大好きという事なんですがやはり日当たりの悪い所に置いたりあるいは室内の日陰に置いてしまったりするとそうすると次の花がなかなか咲かないという事が一つ原因として…。
しっかり日に当てる事ですね。
そして2つ目なんですが先ほどの「猛暑」これがねハイビスカスにはちょっとつらい時期。
温度って事ですね。
ハイビスカスの…ふだんは屋外の日当たりで育てます。
ただし35℃以上の猛暑の日が続く場合は午前中だけ日が当たる半日蔭に置きましょう。
そして夏の間は地面の熱が伝わったり株が蒸れないようにすのこなどを敷いて育てるとよいでしょう。
どうしても室内で楽しみたいという方は直射日光が半日以上当たる場所で育てましょう。
そして3つ目。
はい何でしょう?実はハイビスカスっていうのは肥料がとっても好きな植物で。
肥料重要なんですね。
はい肥料が切れるとやはり花が咲かない。
次から次と咲かせますもんね。
それは最初に申し上げた葉っぱ一枚に対して花一輪と言いましたよね。
ですからどんどん新しい葉っぱを出すという事が新しい花をつけるという事につながりますから是非ですねこういった化成肥料ですねこういったものを定期的に鉢の土の上に置いて頂いて絶対肥料切れをさせないという事が。
しっかり肥料やんないといけないわけですね。
ハイビスカスを長く楽しむ大事なコツになります。
葉をたくさん元気な葉をたくさんさせる事で花もいっぱい咲くと。
そういう事です。
そして水やりもハイビスカスにとって大切なポイント。
夏は特に水切れしやすいので注意しましょう。
また株の上から水をやると土に水が届きにくくなるので気を付けましょう。
ちょっとお世話をするだけでハイビスカスというのは次々と秋まで長く楽しめる花ですから是非ねこのウキウキ感をね長く楽しんで頂くといいと思います。
続いて夏以降も長く楽しむテクニック。
猛暑でお休みした株も少し涼しくなると次々と咲くようになります。
そのためには購入後の一手間がポイント。
さあこちらに中輪多花性の株をご用意しました。
まず何をやるべきなんでしょうか?実は今年購入した株というのは非常に株が良くできてましてね実は根っこを見て頂くと割と根がよく回っちゃってる株が多いんですよ。
結構張ってますね。
こういった株ですと例えばお水をかけてもうまく吸収できなくなったりあるいは肥料が吸収できなくなりますのでそこでやって頂きたい事があります。
こちらに植え替えてもらう。
要するに鉢増しという事をやって頂くと新しい土のところに根っこがグングン伸びていってそして肥料や水がそこからまたグングン吸収してそして更に株が大きくなるという事でこれをやるかやらないかでこのあとの生育が全然違ってきますから。
大きく変わってくるわけですね。
はい!鉢増しには購入した株の一回りから二回り大きな鉢鉢花用培養土鉢底網を用意しましょう。
鉢底網を敷き土を入れます。
株を入れる際のポイントは?鉢からそっと抜いて根鉢は今くずさないように。
くずさない?それはやっぱり開花中だからですか?そうです。
今成長しているしそしてこの暑い時期ですからね根を傷めてしまうと株が弱ってしまうのでですからそっと抜いてハイビスカスに気付かれないようにスッと入れます。
根鉢の上に2cmほどのウォータースペースができるくらい土を入れます。
割り箸などで軽く突き土を隙間に入れ込みます。
そして根鉢の表面に土の表面をそろえます。
このあとたっぷり水をやります。
こちら手に入れたらまず鉢増しはした方がいいという事ですね?そうですね。
特に4〜5号のちょっと小さめな鉢をお求めになった場合は是非この鉢増しをやって頂くともうこれから秋までずっと花が咲きますので一手間がとても大事だと思います。
さあというわけで誓さん今日はハイビスカスでワクワクしてきましたが本当にこの夏欠かせない花ですね。
そうですね。
歴史的にもこのハイビスカスが日本へ入ってから私たちをウキウキとさせてくれてそして夏休みパラダイスバケーションと!全てぴったりですもんね。
そうなんですよ。
そこでねひと言…出ました!誓さんの格言。
えっ?「ハイビスカスはワールドカップだ」?ちょっとよく分かんなかったですけどつまりあれですか?この夏盛り上がれるよと!そうなんですよ!
(2人)イエーイ!皆さんと盛り上がりましょう!今日の主役は…白くて細い姿がシラサギが飛んでいるように見える事から名付けられました。
今回はシラサギカヤツリを使ったナチュラルな寄せ植えに挑戦しましょう。
教えてくれるのはこの方。
今回は水辺の景色を再現したナチュラルな寄せ植えを作ります。
さあやってみましょう。
シラサギカヤツリは北アメリカ原産の水辺に自生する植物です。
へえ〜スラリとして夏にぴったりの涼しげな植物ね。
それでは早速ナチュラルに見せる器選びから。
ナチュラルに見せるにはこのような釉薬をかけずに焼いた焼き締めの鉢がおすすめです。
この土の素朴な味わいがより自然な感じを演出してくれます。
今回は低い方の鉢を選びました。
草丈の高いシラサギカヤツリを引き立ててくれます。
次は水辺の景色を作るには欠かせない脇役選びです。
シラサギカヤツリは湿地に自生している植物なんです。
ですから脇役もこのように湿地を好む植物を選びましょう。
イグサの仲間です。
うわ〜!茎がらせんのようにクルクルしてる!かわいい!広い葉が特徴の…今回使う小型の品種は寄せ植え向きです。
ピンク色の斑がいいアクセントになりそうだね。
それではいよいよ植えつけです。
初めに鉢底網を敷きます。
ここでワンポイント。
今回は小粒の赤玉土を使います。
赤玉土は粒状でとても水もちがいいんです。
今回使うのは湿地を好む植物です。
水もちがよく湿り気を保ってくれる赤玉土がおすすめ。
赤玉土には肥料分が入っていません。
あらかじめ緩効性化成肥料を加えておきましょう。
準備ができたら株の高さを調整するため器の底に少し土を入れます。
そして器の大きさに合わせて根鉢を小さくしたシラサギカヤツリを中央に配置します。
草丈の高いラセンイはシラサギカヤツリの後ろに配置。
草丈が低いギボウシとセリは手前に配置。
バランスがよくなりグッと引き締まります。
そして隙間を赤玉土で埋めていきます。
仕上げにこの白い化粧砂を敷きます。
この白い砂で水辺の水の雰囲気を演出してみました。
水辺の景色を再現した寄せ植え完成です。
個性的な湿地を好む植物とスラーッと伸びたシラサギカヤツリの組み合わせ。
水辺の景色そのものね。
今後は…土が乾燥するのを防ぎ美しい寄せ植えをより長く楽しめますよ。
皆さんも涼しげな夏の水辺の景色是非作ってみて下さいね。
来週はセロームを使ったエレガントな寄せ植えをご紹介します。
「花信〜わたしのメモリアル〜」。
今日は亡き人の面影を宿すかれんな花のお話です。
「今は亡き妹からもらった木に今年初めて花が咲きました。
7年ほども前になるでしょうか妹の家を訪ねた時に小さな苗木をもらって帰りました。
名前も知らずにただただ育てているだけでしたが6月のある朝庭に出てみると枝に小さな白いつぼみができているのに気付き私は『あっ』と声を上げてしまいました。
と同時にうれしくて涙があふれ思わず亡き妹に『やっと咲いたよ』と語りかけていました。
花の図鑑を見ると『銀梅花』と記されていました。
真っ白で無数の雌しべがとても長くかわいい花です。
妹が白い花になって会いに来てくれたのかなと色白だった彼女の事を懐かしくいとしく思いながら毎朝庭に出て花に見入っています」。
今日ご紹介した「ハイビスカス」「寄せ植えアプリ」は「趣味の園芸」テキスト7月号に掲載されています。
今後の放送内容と併せて参考になさって下さい。
次回の「趣味の園芸」は7月の特集「この花で南国パラダイス!」の第2弾…夏に花を楽しむポイントをお伝えします。
後半のミニコーナー「寄せ植えアプリ」はセロームをエレガントに飾ります。
2014/07/06(日) 08:30〜08:55
NHKEテレ1大阪
趣味の園芸「夏を満喫!ハイビスカス」[字]
7月特集“この花で南国パラダイス!”。第1弾はハイビスカス。購入後に花が咲かないお悩みについて。コーナー/寄せ植えアプリ【シラサギカヤツリ×ナチュラル風】、花信
詳細情報
番組内容
7月特集“この花で南国パラダイス!”。第一弾は人気花木ハイビスカス。購入後に花が咲かない悩みをよく聞く。原因は日照不足や夏の暑さによる影響など。気温35度以上の猛暑が続くと花つきが悪くなる。置き場や遮光、風通しなど対策を。開花には夏の管理も重要。水切れすると花芽が落ちるので要注意。【司会】三上真史(D−BOYS)<コーナー>寄せ植えアプリ【シラサギカヤツリ×ナチュラル風】花信〜わたしのメモリアル〜
出演者
【講師】園芸研究家・園芸会社経営…小笠原誓,園芸研究家…山口まり,【司会】三上真史,【語り】笠原留美,恒松あゆみ
ジャンル :
趣味/教育 – 園芸・ペット・手芸
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
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