(片岡)丹波点差は3点ある。
お前に任せるぞ。
(結城)いくぞ!
(みんな)おっしゃあ!
(栄純)あとアウト3つ。
最終回皆さんよろしくお願いしやす!
(槙原)いこうぜ丹波!
(金丸)丹波さん頼みます!丹波さん!一つひとつとっていきましょう!
(轟)3点差か…。
ひっくり返すにはちょうどいい点差じゃねえか。
観客も喜んでくれると思うぜ。
(轟)とりあえずランナーためて雷市に回さねえとな。
お前らだって雷市に回せばなんとかなると思ってんだろ?俺はこの試合負けるだなんて1ミリも思っちゃいねえぜ。
〜
(三島)っしゃあ!
(秋葉)抜けるぞ。
アウト!
(歓声)
(倉持)2アウト!
(伊佐敷)2アウト!2アウト。
2アウト。
あと1つ。
あと1つ。
(みんな)あと1つあと1つ!球走ってますよ丹波さん。
(春市)集中していきましょう!9番センター大田君。
(大田)しゃあ!〜
(御幸)丹波さん。
《御幸:あとアウト1つ…。
ここで決めれば轟には回りませんよ》
(大田)終わらせてたまるか!《絶対出てやる絶対…》〜ふしっ!よし!
(御幸)サード!うがら〜!ら〜!
(前園)バウンドが変わった!
(大和田)サード正面のゴロがまさかのイレギュラー!?
(増子)うが!突っ込め大田!
(歓声)ギリッギリつないだ!《ぶちかませよ雷市。
野球の神さんもお前の打席を見たがってんぜ…》
(大和田)2アウトランナー1塁…。
点差は3点ありますがいちばん嫌なバッターに回りましたね。
(峰)ああこの男が打てば間違いなく試合は動く…。
轟!すげえの打て!雷市!
(大前)続く2番3番も侮れない打者だし長打だけは避けておきたいな。
(平川)けっ…3点差もあるんだ。
真っ向勝負でねじ伏せりゃいいんだよ。
ビビんじゃねえぞ丹波!《勝負にいきますよ丹波さん。
どのみちこの男を打ち取らなければ薬師の勢いを止めることはできない》
(心音)《真中:勝負するな…》《真中:そいつとは勝負するな光一郎》丹波!雷市!青道!薬師!
(声援)青道!青道!青道!
(三島)雷市!ぶちかませ!
(山内)打たねえとバナナ食わせねえぞ!
(福田)打て!!《ここまでの4打席こいつに打たれたのは2本。
降谷のストレートに沢村の高めのつり球。
徹底的に低めを攻めますよ》
(丹波)ふしっ!ボール!オーケーオーケーナイスボール。
いいコースですよ。
《ピクリともしねえか…》
(前園)攻めようぜ!
(金丸)決めろ丹波さん!ふしっ!ボール!
(金丸)ああ惜しい!いいコース!
(前園)ボールに力ありますよ!
(金丸)丹波さんのストレート走ってますよ!カーブの次はストレート。
外2球に対して微動だにせずか。
これまでくさいコースにも手を出してきただけに不気味だな。
インコース待ってんじゃねえか?
(心音)《御幸:どっちかに手を出してくれたら助かったんだけどな。
ここまできたらとことん厳しいところ攻めていくしかねえ》ぶっ飛ばせ!
(山内)雷市!
(福田)見えてる見えてる!狙え!雷市!〜《雷市:打つ絶対打つ。
どんなかたちでも塁に出る。
自分が打つことでチームの期待に応えられるのなら…》ふしっ!《甘い!やられる!》《甘い!やられる!》ファール!《打ち損じた!?》どうした雷市!力んでんのか?
(雷市)打つ…打つ…。
《こいつ…。
力のあるストレートをお願いします丹波さん!》《御幸:この夏初めて上がるマウンドにカーブとストレートしか投げていないこれまでの投球。
こちらにはまだ向こうのベンチが知ることのない切り札がある》ふしっ!ファール!《3人:追い込んだ!》《スイングにいつものノリがねえ!あのバカもしかして…》雷市!よけいなことを考えるな!お前はお前のバッティングをすればいいんだ!ピッチャーとの勝負を楽しめ!打つ打つ。
《みんなの期待に絶対応える》《ダメだ届いちゃいねえ!》《決めましょう丹波さん。
こいつで!》
(峰)9回表2アウトランナー1塁。
カウントは2エンド2。
(大和田)勝ったほうが準決勝進出。
丹波さん!打たせてこい丹波!ヒャハ決めましょう!うがら!
(亮介)追い込んでるよ!うらあ!ぶっ殺せおら〜!《丹波:これまで…これまでチームに迷惑をかけてきたんだ》《ここで決める!》〜《決める!》
(みんな)雷市!《さっきと同じコース。
まっすぐ!今度こそ…》《ぶっ飛ばす!》《バ…フォークボールだと!?そんな情報どこにも…》《いや追い込まれた時点で…。
勝負はついていた》ストライクバッターアウト!うわ〜!ゲームセット!〜
(歓声)最後の球…。
ああ。
(大前)丹波の奴いつの間に。
ナイスボールですよ丹波さん。
おお!ヒャハハ!ナイスピッチ!うが!《クリス:丹波…》光一郎…。
(大和田)と…轟君が空振り三振…。
ああまさか切り札にフォークをとっておいたとは。
でも最後の打席轟君のスイングが鈍く感じたのは…。
恐らくプレッシャーだな。
え!?
(峰)いつだって彼は投手との勝負を楽しんでいるように見えた。
そんな彼が最後の打席になって初めてチームのためにバットを振ろうとした。
自分のためじゃなくチームのために。
《そうか彼は小中と野球部には所属せずずっと1人でバットを…》みんなの気持に応えたい。
(峰)皮肉にもそれがプレッシャーとなって彼のバットに重くのしかかってきたんだろうな。
整列!
(拍手)礼!
(みんな)したあ!よく戦ったぞ!来年頑張れ!もう泣くなよ雷市。
(小林)お前が打てなかったんなら諦めがつく。
誰も責めやしねえよ。
(山内)監督!指導してもらった1年半本当にありがとうございました!
(みんな)したっ!厳しいことも難しいことも結構言われたけどほんと毎日が充実してたし…。
人に頼るな自分で考えろ。
自分のプレーに責任を持て。
(小林)監督に教わったことです。
(小林)他にも…。
(轟)フン。
負けちまったら終わりだぜ…勝負っつうのは負けちまったらよ…。
(山内)それでも監督に野球を教われてよかったです!
(福田)毎日毎日がほんとに新鮮で!
(大田)あっという間の1年半でした!
(山内)轟監督ありがとうございました。
(3年生たち)した〜っ!!
(山内)真田!来年は監督を甲子園に連れてってやれよ!!
(真田)ウッス!
(大田)秋葉三島お前らだって俺たちから見れば十分怪物なんだ。
頑張れよ!
(小林)雷市。
俺たちは待ってるからな。
(福田)お前の名前が全国に轟くときを。
《一から出直しだな。
俺もお前も…。
まだまだこいつらに教えられてばっかりだ…》《轟:強くなろうぜ雷市…。
このチームでみんなと一緒に…》御幸!哲!ナイスゲーム!ナイスピッチ丹波!ボス〜!片岡さ〜ん!あと2つ!今年こそ絶対甲子園行こうぜ!このチームならいけるぞ!青道最強!哲さん!降谷君!伊佐敷!ん…どうしたの?栄純君。
あっいや…。
礼!
(みんな)したあ!轟!次は負けねえからな!ちょっ栄純君!あん!?勝ったのはてめえらだろうが!イヤミかコラ!ごごめん…。
この人バカだから…。
絶対勝つ!!手出せよほら!握…あいつの手岩みてえに硬かった…。
《どれだけバットを振ればあんな手になるんだよ。
どれだけ…》絶対負けたくねえ。
お前らも大変だな。
あんな怪物と3年間同じブロックとはよ。
(亮介)あのチームはまだまだ強くなるね。
(御幸)まっその前にまず今日の反省会だけどな。
(クリス)特に沢村はたっぷりとな。
たっぷり!?
(御幸)ひと事じゃねえぞ降谷。
(降谷)うっ。
(大和田)これで青道はベスト4。
甲子園まであと2勝ですか。
4番結城君を中心とした強力打線に4人の投手による攻撃的継投。
何よりエース丹波君の復活。
薬師の勢いをはねのけましたからね。
もしかして稲実よりも…。
(峰)周りの期待をプレッシャーに感じてしまった1年生と周りの期待を力に変えることができた3年生。
最後の打席の勝負を分けたのはチームメイトとともに過ごしてきた時間の差かな。
《峰:高校でプレーできる時間はわずか2年半。
しかしそのわずかな時間のなかでも人は大きく成長することができる》かっちゃん俺青道に行くよ。
え?いっいつまでもかっちゃんの背中ばかり追いかけていたらダメなんだ。
俺かっちゃんと肩を並べられるような投手になりたい。
青道で自分を変えたいんだあの丹波がフォークか。
いいボールだったよな。
あぁいいボールだった。
認めたかねえけどよ。
今年の青道は強えぜ。
(島津)1年の投手2人が加入したことで投手陣に厚みができたよな。
(大島)それぞれのタイプも違うしよ。
だ〜!チクショウ!ますます野球がしたくなったじゃねえか!明日グラウンドに顔を出すか。
監督も喜ぶぞ。
俺は勉強が忙しいんだよ。
それに海にだって行きてえしよ。
(大前)勉強なんかしてねえだろ。
(平川)うるせえ!じゃあ明日12時集合だな。
(平川)勝手に決めんなよ!どうせ来るんだろ?
(平川)はぁ?
(大島)他のメンバーにも声かけようぜ。
《ここまで来たら…行けよ。
甲子園行けよ光一郎》2014/07/20(日) 08:30〜09:00
テレビ大阪1
ダイヤのA「ウィニングショット」[字]
9回表・薬師最後の攻撃でついに雷市に打順が回る。「チームに応えたい」雷市の気持ちが変化する。3球目が甘いコースに入り、青道ナインは雷市の強打を覚悟した…。
詳細情報
番組内容
薬師戦もいよいよ大詰め。9回表・薬師最後の攻撃。ツーアウトランナー1塁で雷市に打順が回る。強打者・雷市への期待で熱くなる薬師ベンチ。3球目が甘いコースに入り、青道ナインの誰もが雷市の強打を覚悟した——が、まさかのファール!雷市が初めて感じるプレッシャー。御幸は雷市の変化を見逃さず、丹波の切り札で勝負に出る。「チームの期待に応えたい」雷市のスイングに新しい感情が込められる!丹波も決め球に魂を込める!
声の出演1
沢村栄純:逢坂良太、降谷暁:島