NHKニュース おはよう日本 2014.07.20

おはようございます。
7月20日日曜日朝7時になりました。
NHKニュースおはよう日本です。
行方不明だった女の子が、無事に保護されました。
岡山県倉敷市で、小学5年生の女子児童が行方不明になっていた事件。
警察は昨夜、岡山市内の住宅で、女子児童を5日ぶりに無事保護するとともに、一緒にいた49歳の男を、監禁の疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは、岡山市北区の無職、藤原武容疑者です。
警察の調べに対して藤原容疑者は、女の子を自宅に監禁したと、容疑を認めているということです。
女子児童の行方が分からなくなったのは今月14日。
午後4時ごろ、女の子が学校を出る姿が目撃されていました。
その1時間半後、母親が自宅に戻りましたが、女の子は帰宅していませんでした。
このため、母親が、女子児童が持っていた、GPS機能付きの携帯電話の位置情報を調べたところ、自宅から北東の方角およそ2キロの地点を指し示したということです。
警察は、この日、女子児童と見られる女の子が、自宅近くで男に話しかけられ、そばにシルバーの車が止まっていたことや、ことし4月下旬以降、特徴がよく似た不審な車が目撃されていたことから、女の子の母親や近所の人が覚えていた車のナンバーを手がかりに、捜査を進めました。
その結果、ナンバーと一致する車の持ち主である、藤原容疑者が事件に関わっていた疑いが強まったということです。
その藤原容疑者の自宅。
女子児童の自宅から、およそ8キロの距離にあります。
昨夜10時10分、岡山県警の捜査員が、藤原容疑者の自宅で、藤原容疑者を呼び出しましたが、出てこなかったということです。
その10分後、捜査員は窓ガラスを割って室内に踏み込み、午後10時21分に藤原容疑者と女子児童を見つけたということです。
女子児童は1階の洋室のテレビでアニメを見ていて、藤原容疑者は近くにいましたが、特に抵抗する様子はなかったということです。
藤原容疑者の近所の人たちは。
女子児童にけがはなく、女子児童の祖父はほっとした表情を浮かべていました。
また、女子児童が通っている小学校の校長が記者会見しました。
監禁の疑いで逮捕された藤原容疑者。
下校途中の女の子に声をかけ、誘って自分の車に乗せて連れ去ったと供述しているということです。
警察は、犯行に使われたと見られる車を押収して、裏付け捜査を進めるとともに、女の子を監禁した詳しい経緯について調べ、未成年者誘拐の疑いでも捜査を進めることにしています。
では、女子児童が保護された現場から中継です。
女子児童が保護された岡山市北区の、藤原容疑者の自宅近くです。
女子児童は、私の後ろに見える、青いシートがかけられた住宅の1階で、昨夜10時過ぎ、無事保護されました。
こちらが1階の間取りです。
警察によりますと、突入した際、女子児童はこちら、広さが4畳半ほどある洋間で、テレビのアニメを見ていたということです。
警察官が名前を呼ぶと、女子児童ははいと答え、同じ部屋にいた藤原容疑者は、特に抵抗する様子はなかったということです。
この場所は、JR岡山駅からおよそ4キロ離れた住宅地で、女子児童の自宅からは、8キロほど北東にあります。
近くに住む人は、ふだんから物音は聞こえないが、ここ数日間も変わりはなく、女の子がいたとは知らなかった。
無事保護されて、本当によかったですと話していました。
女子児童が保護された現場からお伝えしました。
続いて、倉敷警察署から中継でお伝えします。
捜査本部が置かれている倉敷警察署です。
警察は今月15日に公開捜査に踏み切り、延べ700人の捜査員を投入して、捜査を進めてきました。
逮捕された藤原容疑者は、昨夜、いったんこちらの警察署に入ったあと、岡山市内の別の警察施設に移されました。
また女子児童は、無事保護されたおよそ30分後に、倉敷市内の病院で母親と対面したということです。
けがはなく、落ち着いた様子だということです。
調べに対し、藤原容疑者は容疑を認め、女子児童を自分の車で連れ去ったことについても、認める供述をしているということです。
一方で、警察は、連れ去って監禁した動機については、今のところ詳しく分かっていないとしています。
警察はきょうから本格的に藤原容疑者の取り調べを始め、監禁したいきさつや動機について、詳しく調べることにしています。
以上、倉敷警察署でした。
では次です。
北陸では、昨夜から雨が強まり、局地的に猛烈な雨が降っています。
きょうは本州の広い範囲で大気の不安定な状態が続き、雷を伴って、非常に激しい雨が降るおそれがあります。
福井市の午前5時ごろの様子です。
雷を伴って、たたきつけるような雨が降っています。
大気の状態が不安定になっているため、北陸では昨夜から局地的に雨雲が発達しています。
午前6時までの1時間には、福井市と福井県の坂井市三国で、いずれも52ミリの非常に激しい雨が降りました。
また午前5時までの1時間には、福井県が坂井市の山久保に設置した雨量計で、102ミリの猛烈な雨を観測しました。
また気象庁のレーダーによる解析で、福井県あわら市付近でおよそ120ミリ、坂井市付近でおよそ100ミリの猛烈な雨が降ったと見られます。
さらに、富山県魚津市では、昨夜11時50分過ぎまでの1時間に、気象庁が統計を取り始めてから最も多い、83ミリの猛烈な雨を観測し、きょう未明までの24時間の雨量も250ミリを超えて、過去最も多くなり、平年の7月1か月分の雨量に匹敵する大雨となりました。
雨による被害が出ています。
魚津市などによりますと、市内を流れる鴨川では、一時、避難判断水位を超え、周辺の住宅や老人福祉施設などの床下が水につかり、中心部では床上まで水につかった住宅があるといった情報も入ってきているということです。
また消防によりますと、滑川市でも住宅3棟と納屋で床下が水につかったということです。
さらに、魚津市や黒部市など、山沿いの地域で土砂崩れが起きているということです。
これまでの雨で、富山県と石川県、それに福井県では、土砂災害の危険性が非常に高くなっている地域があります。
きょうは東日本と東北を中心に本州の広い範囲で、大気の不安定な状態が続く見込みで、局地的に雷を伴って、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。
朝は晴れている地域でも、天気が急変して激しい雷雨となり、ひょうが降ったり、竜巻などの突風が発生したりすることがあります。
気象庁は、低い土地の浸水や土砂災害、川の増水に警戒するとともに、落雷や竜巻などの突風にも十分注意するよう呼びかけています。
ではここからは、気象情報担当の南さんとお伝えします。
おはようございます。
南さん、きょうも大気の不安定な状態、続いていますね。
そうですね、雷を伴った激しい雨には注意が必要です。
現在の雨雲の様子ですが、現在のところ、北陸からそして東北の沿岸などで雨が降っています。
特に発達した雨雲が福井市、そして福井県と石川県の県境付近にありまして、この地域では1時間に50ミリ前後の非常に激しい雨が降っています。
もうしばらく雷を伴った激しい雨の降りやすい状態続きますので、雨の降り方に注意、警戒をしてください。
きょうは、この地域だけではなくて、ほかの所でも雷を伴った激しい雨が降る見込みです。
きょうの雨の移り変わりです。
きょうは非常に大気の状態が不安定で、九州から、そして北海道にかけて、雨の降る所が多く、特に雷を伴った激しい雨が、関東甲信付近、それから西日本の山沿いなどを中心に雨が降って、一時的には、かなり激しく降るような所も出てきそうです。
1時間に50ミリを超えるような、そんな雨も降りそうなんですけども、そうすると、このようなことに注意が必要です。
雷雲ですので、雷、それから突風が発生します。
川が急に増水することもありますし、もうすでに地盤の緩んでいる所もありますので、土砂災害、起きる可能性もあります。
山沿いだけではなくて、都市部でも降る可能性がありますので、このようなアンダーパスですね、こういう所に水がたまる可能性もありますので、低い土地の浸水などに、十分、きょうは警戒をしてください。
雨の激しい地域では、引き続き、注意必要ですけれども、あすは海の日ですし、この時期、もう一つ、気をつけなければいけないのが、海に出かけたときの波の高さですよね。
そうですね。
きょうの波の高さの予報ですが、こんな予報になっています。
50センチから2メートル、東北の沿岸ではきょうは2メートルぐらいの波の高さの予報です。
これから海のレジャーが本格的な季節ですから、改めて、まずこの波、予報1メートル、1メートル50センチというのは、どこからどこまでが1メートルなのか、改めて説明してもらえますか?
そうですね。
東北の沿岸、2メートルですけれども、2メートルというのは、この波の谷の所から、波の山の所まで、この高さが2メートルですよっていうことなんですね。
よくね、間違えるのが、平均的な海水面がありますけれども、ここから飛び出た部分が2メートルじゃないかなと思ってる方もいらっしゃるんですが、そうじゃなくて、この波の谷の所から山の所までが2メートルということなんですね。
ただ、この2メートル、海を見てみると、2メートルの波が、均一にざぼん、ざぼんと来てるわけじゃなくて、海は大波小波で、ちっちゃい波もあれば高い波もあります。
どこが2メートル、どの部分が2メートルかと。
ちょっと問題を作りました。
波の予報で、どういう波を予報してるでしょうか。
100回、波がやって来たとして、その中で2メートルっていうのは、一番高い波が2メートルなのか、それとも100回やって来た平均が2メートル、真ん中の波が2メートルか、それとも、高い波33回を平均すると、2メートルになるのか。
どうでしょう?全部の平均、100回の平均かなと思うんですけれど。
私もそうかなと。
切りがいいので。
そうですよね。
答えは、高い波33回を選んできて、それを平均すると2メートルですよということなんです。
高い波だけを選び出すんですか?どうしてですか?
100回やって来た中でも、高い波33回を選んで平均すると。
めんどくさいことしてますよね。
わざわざ。
中途半端ですよね。
これ、どういうことかというと、船乗りさんとか、漁師さんみたいに、海に出て仕事をしている人が、きょうの波の高さは2メートルですよといった波は、こういうことをすると、そうなるんです。
ん?
分かりづらい。
目で見た波?
目視、目で見た波がきょうは2メートルですよという波は、高い波33回を平均するとその2メートルになるってことですよ。
そういう計算をするとね、2メートルになる。
だから漁師さんとか船乗りさんの目に合わせた予報をしてますよということなんですね。
うーん、難しいですけれど。
だから、比較的高い波を予報はしてるってことなんですね。
100分の33が、漁師さんたちから見た、いわゆる予報の波の高さになると?
そういうことです。
そういう経験則が、現代の気象予報に生きているということっていうことなんですか?
そういうことなんですね。
ただね、これ、33というのは、平均ということは、それよりも上があるということで、あのね、2倍ぐらいの波もやって来ることがあるんです。
2メートルだったり4メートルぐらいの波がありますよということは、ちょっと頭の中に入れておいていただきたいと思います。
なるほど。
そしてね、ちょっとこの映像をご覧ください。
波には、いろんな波が含まれてて、ざわざわっとした波もあれば、このように、ザボーン、ザボーンとやって来る、こういう大きな波もあります。
この大きな波をうねりと言ったり、土用波と言ったりします。
土用波っていうのは、どういうことかっていいますと、夏の土用、ことしは7月20日、きょうが土用の日です。
8月の6日までを言うんですけれども、このときにやって来る大きな波、その波、土用波といって、うねりのことをいいます。
特に南の海上に台風があるときなどは、こういう波がやって来て、7月20日から8月6日っていうと、梅雨明けのころですが、よく晴れるんです。
よく晴れるんだけども、波が高いっていうことがあって、その波のことを土用波、またはうねりというふうにいいます。
うねりというのは、これはちょっと危ない波でして、で、このような大きさになります。
うねりはですね、長くて高いうねりがやって来ることがあって、それは高さは4メートル、幅にすると200メートル以上、波がやって来る。
結構な距離というか、ありますね。
そうそう。
あるんですね。
ということは、この波の固まりが大きいということで、力が強い。
速さも相当速いんですね。
時速にすると、500キロから100キロぐらいになることもあって、ドーンと大きな波がね、押し寄せてくることがありますので、予報の中でうねりを伴いますよという予報があったら、ちょっとね、大きな波がやって来ますので、海水浴とか行かれる方は、ちょっと十分注意をしていただきたいと思います。
そして今、沖合のほうに台風があります。
台風10号が、かなり南の海上にあるんですけれども、この台風がこのあと北上してきますので、これからね、南西諸島とか西日本の太平洋沿岸、うねりを伴った波が高くなってきますので、うねりには十分注意をしてください。
そして、きょうの外の様子ですね。
仙台の様子、ご覧ください。
仙台、雨が降ってまして、きょうの日中は雨が降ったりやんだりの天気が続く見込みです。
一時的には雷を伴いながら、激しく降るおそれもありますので、きょうは雨の降り方にご注意ください。
午前3時の天気図です。
上空に寒気を伴った低気圧があります。
この寒気を伴った低気圧の影響で、大気の状態が不安定になっています。
きょうは雷を伴いながら、非常に激しく降る所がありますので、雨の降り方にはご注意ください。
ではきょうの各地の予報です。
ウクライナ東部で起きたマレーシア航空機の撃墜では、乗客・乗員298人全員が亡くなったと見られています。
しかし、遺体の収容を巡ってウクライナ政府と親ロシア派が対立しているほか、原因究明に向けた国際的な調査が始まる見通しも立っていません。
ウクライナ政府は、東部最大の都市ハリコフに、新たに危機対策センターを立ち上げ、遺体の収容や身元の確認を行うとしています。
そのハリコフに入った北村記者に聞きます。
北村さん、現地の状況はどうなっていますか?
今からおよそ7時間前に、こちら、ハリコフに到着しました。
これまで取材したかぎりでは、ここ、ハリコフに設置された危機対策センターでは、まだ本格的な活動は行われていません。
遺体がこちらに搬送されたという情報は、今のところ入っていませんでした。
ウクライナ政府がこちら、ハリコフにセンター設置を決めたのは、親ロシア派の武装組織と激しい戦闘が行われている、ウクライナ東部のほかの地域と比べれば、こちらはまだ治安が安定しているためでした。
しかし、マレーシア機が撃墜された現場からは、およそ300キロも離れています。
しかも墜落現場がある隣のドネツク州では、政府軍と親ロシア派の戦闘が続き、うかつに近づくこともできません。
さらに親ロシア派は、遺体の引き渡しに非協力的で、遺体を自分たちが実効支配している隣のドネツクに搬送し始めたとも伝えられています。
このため、仮に遺族がハリコフに到着しても、遺体とは対面できないのではないかという懸念が広がっています。
続いて、ウクライナの首都キエフには権平記者がいます。
権平さん、ウクライナ政府としては、自国で起きた撃墜の真相究明、進めることができるんでしょうか。
ウクライナのポロシェンコ政権は、すべての遺体を家族のもとに返すこと、そして国際的な調査団とともに、この撃墜事件の真相究明に向けて全力を尽くす覚悟を、事あるごとに強調しています。
こうした約束を実現するためには、まず親ロシア派の戦闘を停止し、協力を得なければなりません。
ただ現実には、親ロシア派との直接交渉は行われていません。
事態を好転させるための具体的な行動は取られていないんです。
こうした事態に、犠牲者が多く出ているオランダの外相は、いらだちをポロシェンコ大統領に直接、ぶつけています。
ウクライナ政府がロシアを非難し、国際社会に協力を求めるばかりで、当事者能力を発揮できないようでは、やがて国際社会からの厳しい目が、ウクライナ政府に向けられることになりかねません。
始まる見通しが立たない国際的な調査。
欧米各国とロシアの対立が、影を落としています。
オランダで。
そしてマレーシアで。
世界各地で、真相究明を求める声が高まっています。
その一方で、欧米とロシアが対立。
ロシアはこれに反論。
ロシア国営テレビは、ウクライナ内務省が公開した、ウクライナ東部からロシアとの国境に向けて運ばれているとされる地対空ミサイルの映像について、ねつ造と伝えました。
強気のロシア。
一方で、国際的な調査の必要性も呼びかけています。
プーチン大統領は、ドイツのメルケル首相と電話会談を行い、ICAO・国際民間航空機関が主導する国際的で独立した委員会が、調査を行うべきだという認識を示しました。
さらに、ロシア外務省によりますと、ロシアのラブロフ外相と、アメリカのケリー国務長官との電話会談では、調査に当たる専門家グループが墜落現場に入れるよう、関係する当事者に求めることで一致したなどとしています。
モスクワからは安間記者です。
安間さん、ロシアへの圧力が強まっています。
その中で、プーチン大統領はどのように応えるんでしょうか?
プーチン大統領は客観的な国際調査を行い、その調査団が速やかに現場に入れるようにすべきだという点では、ウクライナや欧米と一致する立場を示しています。
ただ、ロシアが求める客観的な国際調査というのは、ウクライナ政府や欧米の主張ばかりを組み入れたものではなく、ロシアや親ロシア派の主張を組み入れた一方的に悪者にされないという調査のことです。
さらに、根本的な原因は、ウクライナの内戦であり、混乱を収拾できなかったウクライナ政府に責任があるという立場も変えていません。
ここまでの事件にあたって、犠牲となった人たち、遺族のためには、人道的な観点からも、ロシアはいつにも増して、現場周辺を支配する親ロシア派に影響力を行使し、対立するウクライナや欧米と協力しなければならない局面です。
しかし、親ロシア派に強く出ようともせず、ウクライナや欧米への対抗意識も拭いきれないまま、関係各国の要請に応えられず、防戦に立たされています。
一方、日本政府はG7・先進7か国との緊密な連携を維持しながら、北方領土問題の解決に向けて対ロシア外交をどう進展させるかという難しい対応を迫られています。
今回の撃墜について日本政府は、早急な原因究明が重要だとしており、国際的な調査が行われれば、日本から専門家を派遣することも含めて、協力していくことにしています。
こうした中、岸田外務大臣は、今週23日にアメリカを訪れて、ケリー国務長官と会談する方向で調整を進めています。
政府は、アメリカなどと歩調を合わせざるをえないとして、ロシアに対するさらなる制裁に、アメリカなどが踏み切れば、対応を検討する方針です。
一方で政府は、北方領土問題の解決に向けて、対ロシア外交を停滞させたくないとしています。
日ロ両政府は、ことし秋のプーチン大統領の日本訪問を調整していますが、政府内からは、今回の旅客機撃墜で困難になったという見方も出ており、政府としては、G7・先進7か国との緊密な連携を維持しながら、対ロシア外交をどう進展させるかという、難しい対応を迫られています。
次は、障害者の就労を支援する国の事業を巡って、国や自治体からの給付金を不正に請求する事業者などが相次いでいる問題についてです。
全国の障害者関連団体などが加盟するNPOは、障害者福祉を食い物にする大きな問題だとして、近く、厚生労働省に是正を求める要望書を提出することを決めました。
障害者の就労を支援する事業は、自治体の指定を受けた事業所が、障害者に作業や訓練を提供して、一般企業などへの就労を後押しするもので、事業所には、国や自治体から1日1人当たり数千円の給付金が支給されます。
しかし、事業所が障害者の人数や利用日数を水増しして、給付金を不正に請求した額が、5年間で5億1000万円余りに上ることが、NHKの取材で分かったほか、制度を悪用して利用者の労働時間を短くし、給付金と賃金との差額を稼ごうというケースも出ています。
この問題で、全国100余りの障害者関連団体などが加盟するNPO法人共同連は、障害者福祉を食い物にする悪質な貧困ビジネスと言わざるをえないとして、給付金と賃金との差額を稼いでいる事業所の実態調査や、給付金制度の効果的な見直しを求めて、近く、厚生労働省に是正を求める要望書を提出することを決めました。
厚生労働省は、来年4月の障害福祉サービスの報酬改定で、さらに報酬を減らすなど、対応を検討することにしています。
イスラエル軍が地上部隊による作戦を続ける、パレスチナ暫定自治区のガザ地区。
犠牲者が増え続けています。
一連の戦闘で、これまでに300人以上が死亡しました。
自宅などから避難している人は6万人を超え、市民への影響が深刻さを増しています。
ガザ地区に侵攻したイスラエル軍の地上部隊は、19日も北部や東部の境界線を中心に、イスラム原理主義組織ハマスが軍事目的で建設した地下トンネルを重点的に捜索し、空軍が空からの攻撃も続けています。
ガザの保健当局によりますと、17日に地上作戦が始まって以降、ガザ地区では97人が死亡し、一連の戦闘による死者は市民を中心に329人に上っています。
またけがをした人もおよそ2500人に上っています。
国連機関は、自宅を逃れて学校などに避難している人が6万人を超え、前回、イスラエル軍の地上部隊がガザ地区に侵攻した2009年を上回ったと発表し、市民への影響が深刻さを増しています。
一方、ハマスもイスラエルに対する攻撃を強め、イスラエル南部ではロケット弾の攻撃を受けて、32歳の男性1人が死亡したほか、武装グループが地下トンネルを通って、イスラエル側に侵入して銃撃戦となり、ハマスの兵士1人とイスラエル軍の兵士2人が死亡しました。
犠牲者が急増する中、国連は、パン・ギムン事務総長が近く、中東を訪問することを明らかにし、各国の要人と会談するなど、事態の打開を図るものと見られます。
今のニュースの中で字幕がガザであるべきところが、一部、ガサになっていました。
失礼いたしました。
では次です。
ベネッセコーポレーションの顧客の個人情報が流出した事件。
逮捕されたシステムエンジニアから情報を買った名簿業者が、警視庁の事情聴取に対し、1つの企業におよそ100万件を転売したほか、学習塾などにも、100件から1000件単位で売ったと説明していることが、警視庁への取材で分かりました。
顧客情報は、名簿業者などを通じて広く拡散していると見られ、警視庁が詳しい実態を調べています。
この事件は、ベネッセコーポレーションの通信教育サービスの顧客の情報が大量に流出したもので、外部業者のシステムエンジニアの松崎正臣容疑者が、個人情報1000万件余りを名簿業者に売却する目的で、記憶媒体にコピーしたとして、不正競争防止法違反の営業秘密の複製の疑いで、警視庁に逮捕されました。
警視庁によりますと、松崎容疑者は延べ1億件の個人情報を持ち出し、東京・千代田区の名簿業者に繰り返し売り渡していたということですが、この業者が任意の事情聴取に対し、1つの企業におよそ100万件の情報を転売したと説明していることが、警視庁への取材で分かりました。
さらに、住所の地域を限定して個人情報を求めてきた学習塾など数十社にも、100件から1000件単位で売ったと話しているということです。
流出した顧客情報は、名簿業者などを通じて広く拡散したと見られ、警視庁は詳しい実態を調べています。
まあ、ボールですね。
ストライクです。
ストライクですか。
スポーツは筒井アナウンサーです。
おはようございます。
プロ野球、きのうのオールスターゲーム、見どころの多い試合になりましたね。
いや、本当にすごかったですね。
その第2戦ですが、先発した、こちらの2人の若手投手の投げ合いに注目が集まりました。
オールセントラルの先発、阪神、藤浪。
1回、先頭のソフトバンク、柳田への初球。
153キロ。
3球目、自己最速に並ぶ156キロをマークします。
1点を失い、バッターはオリックスのペーニャ。
今までで一番とばされたと、特大3ランを浴び、2回4失点でした。
さすがに苦笑いですね。
一方、オールパシフィックの先発は、日本ハムの大谷。
1番、阪神、鳥谷への初球。
いきなり自己最速の161キロ。
満員のスタンドがどよめきます。
さらに2球目。
プロ野球最速に並ぶ162キロ。
いやー、すごいですね。
大谷は1回1失点、23球中、変化球は2球だけでした。
MVPには、4安打2打点の柳田が選ばれ、オールパシフィックが第1戦の雪辱を果たしました。
この162キロ、平成20年、当時、巨人のクルーン投手が出したプロ野球最速に並びました。
日本サッカー協会は、次の監督の最有力候補、アギーレ氏について、今月中の合意を目指してコーチの人選や住宅探しなど、交渉が最終段階に入っていることが分かりました。
日本代表の次の監督について、サッカー協会は、メキシコ代表を監督としてワールドカップで、2回ベスト16に進めた、アギーレ氏を最有力候補として交渉を進めています。
サッカー協会では、リオデジャネイロオリンピックを目指す、21歳以下の日本代表の手倉森誠監督のコーチ陣に加えるよう交渉し、アギーレ氏側にも希望するコーチがいるということです。
関係者によりますと、交渉はコーチ陣の人選のほか、日本での住宅探しや、家族の生活環境面の調整など、最終段階に入っているということです。
サッカー協会は、9月の強化試合は新しい監督で臨みたいとしていて、今月中の合意を目指して詰めの交渉を進めています。
スポーツをお伝えしました。
けさお伝えしているニュースです。
岡山県倉敷市で、小学5年生の女子児童が行方不明になっていた事件。
女子児童は昨夜、無事保護され、警察は一緒にいた男を、監禁の疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは、岡山市北区の無職、藤原武容疑者です。
岡山県倉敷市の小学5年生の女子児童は今月14日、下校途中に行方が分からなくなり、警察は目撃情報をもとに捜査を進めていました。
調べに対して、藤原容疑者は容疑を認め、下校途中の女の子に声をかけ、誘って自分の車に乗せて連れ去ったと供述しているということです。
北陸では、昨夜からけさにかけて雨が強まり、局地的に猛烈な雨が降りました。
きょうは、本州の広い範囲で大気の不安定な状態が続き、雷を伴って非常に激しい雨が降るおそれがあります。
気象庁は、低い土地の浸水や土砂災害、急な川の増水に警戒するとともに、落雷や竜巻などの突風にも十分注意するよう呼びかけています。
では、詳しい気象情報について、南さん、お願いします。
先ほど私、うねりの速さですけれども、時速500キロから100キロとお伝えしましたが、正式には時速50キロから100キロでした。
失礼いたしました。
さて、きょうは雷を伴った、激しい雨の降る所が出てきそうです。
日本海に低気圧があって、上空に寒気を伴っています。
このため、大気の状態が不安定になって、現在も、ところどころで雷を伴った激しい雨が降っています。
現在の雨雲の様子です。
北陸から東北の太平洋の沿岸などに雨雲があって、北陸、福井県付近には発達した雨雲が多く見られます。
このあと、もうしばらく激しい雨の降りやすい状態、続きますので、ご注意ください。
きょうの雨の移り変わりです。
きょうは午後になると、雨雲がかなり多くなる見込みです。
新たに発生する雨雲が多く、九州から関東、そして東北など、山沿いなどを中心に雷を伴いながら、激しく降る所が出てくる見込みです。
きょうも落雷や突風、低い土地の浸水、土砂災害など、警戒をしてください。
ではきょうの各地の予報です。
きょうも雨の降る所が多い見込みです。
西日本も天気は変わりやすく、山沿いを中心に、にわか雨や雷雨、また関東甲信越や東北なども、雨の降りやすい天気が続き、雷を伴った激しい雨の降る所があるでしょう。
きょう日中の予想最高気温です。
2014/07/20(日) 07:00〜07:45
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岡山・倉敷で行方不明になっていた女子児童が無事保護されたニュースから。監禁の疑いで49歳の男が逮捕されました。警察署からの中継を交えて最新の情報をお伝えします。

詳細情報
番組内容
岡山・倉敷で行方不明になっていた女子児童が無事保護されたニュースから。監禁の疑いで49歳の男が逮捕されました。突入時の詳しい状況や警察署からの中継を交えて最新の情報をお伝えします。北陸では昨夜から急激に雨が強まり、局地的に猛烈な雨が降っています。住宅への浸水被害や土砂崩れも相次ぎ、気象庁は警戒を呼びかけています。関東甲信でも局地的に雷を伴って非常に激しい雨が降るおそれがあります。
出演者
【キャスター】近田雄一,和久田麻由子,【スポーツキャスター】筒井亮太郎,【気象キャスター】南利幸

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ニュース/報道 – 定時・総合
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スポーツ – スポーツニュース

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